ハートのシンクロニシティ by 市場トーショー

ハートのシンクロニシティ by トーショー
 
蓼科高原は、信州にあるリゾート地で、
一周を、30分ほどで散歩できる小さな湖、
蓼科湖を中心にして、天然温泉のホテルや
旅館が建っています。
 
昔々、少年漫画の「愛と誠」の主人公たち
が出会ったスキー場が、近くにあるそうです。
 
先日、その高原で、二泊三日のハート瞑想と
チャクラの探求のための、グループを行い
ました。
 
グループの会場は、OSHOサクシン瞑想セン
ターが運営する、インド料理店、ナタラジに
付属する宿泊施設で、ナタラジのオーガニック
で、とてもおいしいカレー料理が、おなかを
満たしてくれます。
 
理想的な環境の中、関東や関西から集まって
くれた人々に加えて、松本市からも、お二人の
方が参加してくださいました。
 
このグループで目指したことは、ハートの
シンクロニシティを体験し、理解してもらう
こと。そしてハートの、受け容れるはたらきを
基礎にして、下位のチャクラの性質を探求し、
できれば、参加者一人一人のテーマを取り上げ
て、チャクラの中にある「本質」それに「中心
の空」につながることで、問題が新しい光のも
とで照らされ、自然に解消していくように
することでした。
 
盛りだくさんの内容を、どのように、流れる
ように自然に体験していくことができるか、
そしてそれが楽しく、発見に満ちた時間になる
ことができるか、そのプロセスを、ファシリテ
ートする私にとっても、スリリングで喜びに
満ちた経験でした。
 
ここでは紙面の都合上、ハートのシンクロニ
シティの経験についてだけ、書きたいと思い
ます。
 
前半は、たっぷりと時間をとって、シンクロニ
シティを体験しました。
 
私たちの内側は、ちょうど同心円を、いくつも
描いたように、重層的になっていて、内側に
入ろうとするときには、まず表層の思考や感情
から入り、次第に深く強みや才能の層にたどり
着き、さらに本質が花園のように、たくさんの
美しい花を咲かせている層にいたります。最後
に、もう一歩内側に入ると、中心は、最初は
何もないように感じられる空間になっていま
す。
 
この空間は、外にある空間と同じように、誰の
ものということができません。
 
私たち自身を鏡で見たら、ひとりひとりがユニ
ークな形をもっています。この体には実質があ
るように感じます。

しかし内側に入るにつれ、エネルギーはより
微細になっていき、本質の層では、愛や喜び、
感謝や信頼など、本当に微細なエネルギーが
振動しているのです。そして中心は、空っぽ
です。
 
この空っぽの中心に入っていくとき、最初は独
りぼっちになるような気がするかもしれません。
 
しかし実際にはこの空間はみんなで共有してい
るのです。
 
OSHOは、「私たちは孤島のように見える。しか
し海に浮かぶ島がそうであるように、海底では
みなつながっているのだ」と言ったことがあり
ます。
 
数年前のことですが、ハート瞑想を、経験した
友人が、「内側に入ったら、私は一人ではなか
った」と言ったことが、とても印象に残ってい
ます。
 
中心の空間で私たちはひとつなのです。
 
気づきが広大になることで、中心でひとつであ
りながら、外側では一人一人がユニークな個人
であることに、同時に気づいている状態を、
ハートのシンクロニシティに入っている、
と言います。
 
このことを、参加者に経験してもらうために、
ハート瞑想で愛につながり、最初は与える方の
人は外からのエネルギーとして愛のエネルギー
を相手に送り、受け取る人は両手を開いてそれ
を受け取りました。
 
愛を受け取るのは気持ち良いものですが、面白
いことに、受け取る人は腕がびりびりとしびれ
るように感じたり、相手のエネルギーが外から
やってくるのを感じました。
 
次にそれとの対比として、ハート瞑想を通して
中心に入り、そこで相手と出会います。
 
相手のハートのエネルギーを、中心のスペース
の中に招待します。
 
そしてエネルギーを、自然の姿として、見てみ
ます。
 
不思議なことに、ハートの中心ではこれが誰に
でもできるのです。
 
初めて、相手のエネルギーを中心で感じた人も、
おどろくほど的確にその性質を自然のイメージ
としてとらえていました。
 
ある人は、空の色と白いエネルギーの柱を見た
のですが、それはまさにその人のオーラソーマ
でのソウル・カラーでした。
 
ある人は相手が地球を抱くように抱えている姿
を見たのですが、相手の人は地球の環境保護に
とても興味をもっていて、数日前に地球を抱く
女神の像を見てきたところでした。
 
このようにして参加者は、外側で人につながる
ときと、中心で人につながるときの違いについ
て経験しました。
 
グループは何度もハートに入り、中心で相手を
感じることをしながら進みました。
 
そして輪になって行う、最後のシェアリング
では、順番に感じていることをシェアしました。
そのとき参加者全員が、ハートの中心のスペース
の中に、その人の本質を招待しました。
 
そして、その人が話し終わると、残りの人たち
は、自分が感じているその人の本質を、言葉に
したのです。
 
初めてこのようなことをした人でも、何の問題
もなく、その人の本質を感じ、言葉にすること
ができました。
 
修験道の修行をしたことがある、たくましい男
性がいたのですが、ある人は彼の本質を「富士
山」と言い、別の人は「頼もしい」、また別の
人は「山を歩いている姿、しっかりとした足取
りで過去を後ろにしている」、また別の人は
「大きい」など、言葉は違ってもその人の大切
な性質のひとつを見事に言葉にしたのでした。
 
中心の空間で私たちはより深くつながることが
できます。
 
外側の世界で私たちは孤独を感じることがあり
ますが、人は深いところでひとつなのです。
 
トーショー


トーショーの今後の予定:
 
☆ 11月9日(金)14:00~
     11日(日)15:00
淡路島ハート瞑想とチャクラの探求
インテンシブ
場所:エトワール生石
〒656-2543
兵庫県洲本市由良町由良2605-1
電話0799-25-7033
お問い合わせ・お申し込みは
トーショーまで:
swtosho@gaia.eonet.ne.jp
080-3784-5551
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