「愛-理解-明晰性 with プラサード」神戸ウィークエンド瞑想レポート by 辻本ビジェイ

「愛-理解-明晰性 with プラサード」神戸ウィークエンド瞑想レポート by 辻本ビジェイ


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神戸ウィークエンド瞑想
瞑想のエッセンスが今年も
12月3日(土)より2日間、開催されました。

テーマは
「Love-Understanding-Clarity
 愛-理解-明晰性 with プラサード」
http://tinyurl.com/jjwkzsv

このプラサードの
神戸ウィークエンド瞑想に参加された
辻本ビジェイさんからのレポートです。

どうぞ、お楽しみください。


   ☆ ☆ ☆


プラサードのことを書こうとしたら
グルジェフ・ムーブメントのことを思いだした。

20世紀のロシアの神秘家
グルジェフの考案した超難しい複雑なダンス。

神聖舞踏と呼ぶ。

踊り手は、右手を回しながら
左手は別の動きをして

頭のなかでは違うカウントをとりながら
足はまた複雑なステップをとったりする。

ちょっとでも「今ここ」をはずれたら
できなくなる。

少しでも「今ここ」にいない状態
眠っている状態

つまり過去に起きたことや
未来に考えが行ったり
スペースアウトしている状態にいると

すぐに間違って踊れないよう設計されている。

そして踊り手が「意識」的に踊れば
見ている人たちにも「意識」が伝達される。

そんなもの見たことも
感じたこともない人たちは
初めてその踊りを見たときは驚愕したはずだ。


1900年初頭のパリやニューヨークで
初めて神聖舞踏にふれた人たちは

自らが機械的に反応する
ロボットのように条件づけられた存在であり

「意識」というものの可能性を
初めて感じたかもしれない。


グルジェフの自伝的著作に基づく映画
『注目すべき人々との出会い』の最後に
神聖舞踏の映像が収められている。

そしてまた
意識的であるということは
なんともいえず美しいことなのだ。


和尚とダイアモンドの日々を過ごした
『和尚と過ごしたダイアモンドの日々』の
著者シュンニョと話しているときに

彼女が僕の服についていた糸くずを
自分の手につまみ
ゴミ箱に入れてくれたことがある。

そのときの、手の動きの美しさを
僕は今も忘れられない。

意識がそこにあると
すべてが芸術のように美しい。


グルジェフは神聖舞踏を客観芸術と呼んだ。

OSHOによれば

「主観芸術は一種の嘔吐だ。

 自分のなかにくだらないことが
 いっぱいつまってしまい
 それを取り除きたい――。

 そして、それを取り除く唯一の方法は
 それをキャンバスに、楽器に吐きだすことだ。
 
 客観芸術は
 ひじょうに深い沈黙から生まれている・・・。
 
 それは表現
 この沈黙は誰のなかにもありうることを
 あなたに伝えるものといっていい。
 
 客観芸術にはメッセージがある。
 主観芸術には狂気がある 」
 
・・・という。


あのときのシュンニョの手の動きは
僕にとっては客観芸術だったし
グルジェフムーブメントもそれだし

そして
プラサードという人は、歩く客観芸術だ。

彼のワークショップは
「非常に深い沈黙から生まれている」アートだ。


そして、さっきの
OSHOの言葉を繰り返したら

「それは表現
 この沈黙は誰のなかにもありうることを
 あなたに伝えるものといっていい。
 客観芸術にはメッセージがある」

・・まさに彼方からのメッセージだ。

それは、くだらないもので
いっぱいつまった僕らのなかにも
沈黙があることを伝えてくれる。


シュンニョが僕の服についた
糸くずをつまんだ手の動きは

「目覚めなさい」というメッセージとして
今も僕に残っているように

プラサードという名前の意味は
神聖な贈り物というように
彼が、歩いて、立って、座ってるだけで
存在からのメッセージだ。


さらに彼は超一流の教師の才能がある。

愛や気づきや平和といった
ほんとうは言葉にならないものを
僕たちが感じ取れるようになれるように
もう40年間も忍耐強く教えつづけてくれる。

言葉と沈黙と振る舞いと気づきと愛で。


グルジェフが生きてたときに
彼の神聖舞踏に触れた人は、希有な人たちのように
プラサードから「人間に可能な進化の心理学」を
教えられる僕たちは、まだまだ少数だ。

多くの人がお寺に仏像を見に行ったり
神戸のルミナリエで
光を見に行ったりするのならば

生きて光ってる人を見に行くだけでもいいじゃないか。


一休さんの歌にこんなのがある。

本来の面目坊が立ち姿
 ひとめ見しより恋とこそなれ

 
・・・英語に翻訳すると

The figure of Real Man
 Standing there
 Just a glimpse of him,
 And We are in love」
とあるように

ひと目、プラサードを見るだけでも
伝わる人には伝わるだろう。


神戸のグループには
瞑想が初めての人たちも何人か参加したけれど
みんなプラサードのファンになっていた。

それぞれ「とってもやさしい」「静か」
「愛を感じる」と、いろいろな感想を聞いたけれど
「本来の面目坊 Real Man」に惚れたのだろう。

それは、僕たちもあんなふうに
意識を拡大して生きられるという
可能性へのあこがれだ。


グルジェフムーブメントを見た人が
一様に感じるのは、ダンスする人の

「身体から発するように感じられる
 特別な質を持った存在感かもしれない。

 それは普遍的な存在感であり
 山や川や海の持つ存在感とも比べられるが
 それは人間のみに可能な存在感だから
 じつはそれ以上のものである。

 それは、人間が内面の奥底に見いだす
 普遍的な存在のあらわれだという。
 それは、見る者をぞくっとさせる。

 そのとき一瞬、ある種のエネルギーが
 背骨をかけのぼるのが感じられるだろう。

 それは感情に訴え
 強い郷愁に似たものをハートにもたらす。
 Plavan N. Go」とある。

これは、このまま
プラサードを見た人が感じることかもしれない。


ブラサードが
家のキッチンからリビングへの通り道を
何も考えないで歩けるか練習した話をしてくれた。

最初は歩いている最中に思考がやってきたが
今はただ歩けるようになったと。

昔のことだろうけど、そうやって日々
今ここにいる練習をしてきたんだろうと思う。


今回の神戸の
プラサードのワークショップでのこと

瞑想中に、ふと目を開けると
椅子に座ってるはずのプラサードの姿が見えない。

「あれ。外に出ていったのかな?」と思って
目をつぶったけど、思い直して
眼鏡をかけてちゃんと見たら
ちゃんと彼は座っていた!

もうほとんど境界線は消滅してるから
彼の透明な存在からは
圧倒的な宇宙からの光りが注ぎ込まれるのだろう。

すばらしい至福の時間だった。

気づきが大きくなって
どんなときでも中心に気づいて
中心から生きれるようになったら
思考や感情や振る舞いも
透明になっていくのだろう。

だけど、彼の教えてくれることは
とても実際的だ。

今回も、ていねいにハート瞑想を繰り返し
それぞれの日常での課題に
アプローチする方法を教えてくれた。

瞑想を、リラクゼーションのピル(薬)を
 服用するように使ってる人が多い。
 リラックスはもちろんもたらすが
 瞑想によって実際の生活が
 変わっていくことを知ってほしい


とプラサードは言っていた。


初日に感情に気づきをもたらし
次の日は感情を生んでいる
思考に気づきをもたらし
ジベリッシュをした。

感情も思考も敵のように扱うのでなく
ハートと共にジベリッシュをして
その後、またハート瞑想と沈黙。

長い間苦しんでいた問題が解消したと
涙でシェアリングする人もいた。


私事だけど
今までは夏から続けている瞑想会で
チャクラジベリッシュ瞑想をしてから
ハート瞑想をしていたけれど

これからはハート瞑想をしてから
チャクラジベリッシュ瞑想をしようと思った。

「人間のなかにある感情であれ、思考であれ
 どんなものも敵ではありません。
 病気になっているかもしれないけれど
 悪いものではない」という言葉が心に残る。

あっちへ行けと、追いやるように
ジベリッシュをするのでなく

ハートから愛を持って表現して
それと一体になる機会として
取り組もうと思った。

宇宙と一体になる前に
まず自分自身と一体になる必要があるのだから。


長くなったけれど、最後にもう一度

プラサードのグループが
まさに客観芸術だったことに戻ってきたい。

和尚アートユニティのサイトに
以下のOSHOの言葉が載っている。
http://oshoart.com/JpnGallery/objective_art/

あらゆる芸術は
 客観芸術か主観芸術のいずれかとして説明できる。
 主観芸術は、至るところに見られるものだ。
 それはその人のフィーリングから
 その人のハートから
 その人のマインドから来ている。
 絵画にも、詩にも、音楽にもある。OSHO


それは、絵画や音楽や詩だけでなく
ワークショップやセラピーにだって
当てはまる言葉だと思う。

ほとんどのものは主観的だし
だが、プラサードのグループは違う。


OSHOは続けます。

だが、客観芸術は
 あなたのハートの空から来る。

 あなたはただ笛に、中空の竹になるだけで
 あなたを通じて歌うのは宇宙だ。

 あなたの唯一の手柄は
 何も邪魔しなかったということ
 宇宙が自分を通じて流れるのを
 ただ許したということだ。
 
 あなたが手放し状態になり
 宇宙が自分のなかを流れるのを
 許すことによって、客観芸術は創造される。

 世界に客観芸術はあまり多くない。
 それは客観芸術を創造しうるためには
 人が中空の竹にならなければならないからだ・・・。

 ところが、あなたはあまりにも固く
 あなたのエゴはあまりにも頑固だ。
 
 客観芸術が生まれるためには
 あなたは非常に謙虚に
 ほとんど存在しないに等しくならなければならない。
 
 あなたがいないとき、大いなる宇宙の氾濫が来る。
 
 その洪水が詩となり、絵画となり、音楽となり
 ダンスとなり、彫刻となるのだ。
 
 何千という領域が開け、あなたはただそれを許すだけだ


 OSHO
 Nansen: The Point of Departure, Chapter #9


辻本ビジェイ 記

エッセンシャルライフ・コンサルタント
サトルボディ・ヒーリングプラクティショナー
http://vijay.p2.weblife.me/cn24/pg353.html

神戸夙川/
ハート瞑想とチャクラジベリッシュ瞑想の会
毎週木曜日19時から21時

日程は、こちらをご覧ください。
http://tinyurl.com/gv3jjxj

個人宅のスタジオなので
参加希望者はメッセージを。
行き方詳細、お送りします。

お問合せ・お申込み
vijay1957@me.com


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