立春・絶え間ない命の息吹 Byブーティともこ

立春・絶え間ない命の息吹

よく散歩のときに、木や草花相手に〈見る瞑想〉
をします。
ハートから見たり、目を受容的にして全体を見る
ようにしたり、または木々が自分を見ているのを
許す、というように。

いつもは人間である自分が主となり、木々や草花
は対象物のようになりがちですが、こうした瞑想
のときには相手の存在がとても大きくなり、例え
ば向こうが自分を見ていることを感じると自ずと
受容的になり開いていることが容易になります。

大きな樹に抱きついて体重を預けてみるとしっか
りと受け止めてくれ、盛り上がった地表に出てい
る根に触れるとグラウンディングの力強さと安定
を感じることができます。
ちっぽけな自分のマインドに囚われて苦しい時も、
自然が助けてくれるのを感じます。
自然の中での瞑想は滋養をもたらし、とても自然
第一チャクラ を開いてくれるようです。


先日、「フラワーショウ」という映画のDVDを観
ました。
内容をよく知らないまま、何か気分転換にと思っ
て借りたDVDだったのですが、ハートにタッチす
る映画でした。

主人公のメアリーはアイルランドの女性で、ある
きっかけから名だたるガーデンデザイナーたちに
交じって、世界的に有名なチェルシーフラワーシ
ョウに出展することになります。

様々な人たちとの出会いと協力を得て自分の想い
描いたガーデンを造り、コンテストで優勝すると
いう実話をベースにしたストーリーです。

映画の冒頭に、少女だった彼女がストーンサーク
ルで遊ぶシーンがあります。
父親からはその場所に行ってはいけないと言われ
ているにも関わらず、惹きつけられて遊ぶそのス
トーンサークルの中で、光の妖精と戯れるシーン
はとても印象的です。

大人になった彼女は自然を愛し、できるだけ自然
に近いガーデンを造ろうとします。
フラワーショウに出展するガーデンに500種類以
上の野草と200年の年を経たサンザシの木を植え、
火や水、草や木や石といった自然のエレメント
を配しデザインします。

彼女にはアルジェリアで砂漠の緑化運動をしてい
るボーイフレンドがいるのですが、人々が集う広
場を作ろうとしている彼に、彼女はただ木を植え
るだけではダメだと言います。人がその場を大切
にし続けていけるようなデザインが必要なのだと
言って自らその広場のデザインをするのです。

自然の美自体がそこにあって、また自然を守るた
めに人が作り出す美・デザインがあるということ
――それは美しい調和だと思いました。

映画を観た後で、主人公のメアリーが執筆した本
があることを知り購入しました。

「The Garden Awakening」という本で、彼女がガ
ーデンデザインに携わる中で考えたことや気づい
たことなどが書かれています。


Garden Awakening


ガーデンを造ろうとするとき、そこにはある完成
形のようなイメージがあるわけですが、いったん
出来上がってからも自然は成長し続ける――その
とき、どのようにそこにある植物たちと関わるべ
きなのかという疑問からこの本の執筆が始まった
そうです。

私たち人間に身体や感情やあるように、大地もエ
ネルギー体としてケアする場合、感情体としてケ
アする場合、身体としてケアする場合など書かれ
ていて、これから読むのが楽しみです。

暖かくなってきたら、今年は庭を作ってみたいと
思っています。
今は2月、とても寒い日が続いていますが、庭の
隅にスノードロップが小さな白い頭を覗かせまし
た。
塀の向こうの梅の蕾が紅に膨らんでいます。

自然がそうであるように、私たちも常に新しく変
化し続けています。
思考の中にいるときには閉じた場所で堂々巡りし
ているけれど、今、ここに戻ってくると、絶え間
ないエネルギーの動きを感じます。
それは生命エネルギーです。

明日は節分、立春を迎えます。
私たちの周りの自然はすでに準備が整っています。
ハートに寛ぎセンタリングして、一つ一つのチャ
クラにブリージング瞑想をして、私も準備を整え
たいと思います。

https://essentiallifeconsulting.jimdo.com/

By ブーティともこ

尾崎智子ホームページ