表層、ハート、そしてセンターへ By Naropa

<第6チャクラのコースに参加して>


アルヴィナによる3日間の第6チャクラのコースで
は、中心のスペースの中で途方に暮れている自分
がいました。

終わってからもつかみどころのない霧の中にいる
ようで、なんとも中途半端な状態にいました。

そんな状態でラリートから第6チャクラのコース
について書いてくれませんかと依頼された時、何
が書けるのか迷っていましたが、何か書くことで
整理がつくかもしれないと引き受けました。

瞑想が好きで、何年もリゾートに滞在し、日本に
帰って来てからもセンター活動の中で、みんなと
一緒に瞑想をして過ごしていました。その中で自
分にとっての課題は、いつも気づいていることの
難しさでした。

「第6チャクラ-気づきのパワー」のコースでは、
スペースの中に置き去りにされたような感じで、
その後を過ごしていましたが、プラサードのイン
ターネットクラスを受けて、パズルが解けるよう
に各ピースが納まりクリアな視界が開けました。
その過程を書いてみたいと思います。

まず最初に、3日間のコースの中で自分が受け取
ったことを書いてみます。

各エクササイズは気づきに焦点を当てたもので、
自分がどこにいるかで気づきの質が変わってきま
す。

表層(マインド)にいる時の気づきは、たくさんの
ピースに分かれ相反する考えの中で、堂々巡りを
しています。一つ一つのピースは自分のマインド
で、どれも自分自身を表したものです。その中で
ひとつを選ぶと他の考えが反論し、またそれを選
ぶとまた他の反論が生まれます。そして永遠と続
く思考の中にいることになります。

今度は、気づきをハートのスペースに持って行き
ます。
すると鳥観図的に上から全体を見るように気づき
は広がってゆきます。すると今度は直観的なスペ
ースからマインドにとらわれない答えが現れて来
ます。

直観の声はただ突然現れます。それがなぜなのか
は分かりませんが、現れたメッセージは、力強く
クリアです。その中にいると心地よく楽しい気分
になれます。

次に、自分のセンターに入った時は、気づく対象
がなくなりスペースの中に取り残されていました。
それは今まで経験したことのない感覚でただ困り
果てていました。
対象のない気づき、それが何か分かりませんでし
た。

コースが終わり生活に戻って来てもしばらくは、
コースでの強力な体験が身体の中に残っていて、
気づきが研ぎ澄まされていました。

その感覚も薄れてきたころに、第6チャクラのイン
ターネットクラスが、プラサードのガイドで行わ
れました。

久しぶりに再び聞くプラサードの声、この間たく
さんのことがあったので心配していましたが、い
つもと変わらない彼の声を聴いて安心とうれしさ
を感じました。

彼の第6チャクラに入って行くガイドは、最初に
ハートのスぺ―スに入って、第3、第2、第1チャ
クラへと下がりながら各チャクラを活性化させて
ゆきます。

そしてそのエネルギーを上昇させて第4、第5を通
って第6チャクラへと導き、エネルギーはすべて
のチャクラを通って第7チャクラへと流れてゆき
ます。

OSHOが何年も講和の中で私たちに語ってきた瞑想
を、プラサードは自らの理解を通して私たちに分
かりやすく消化しやすい形でガイドしてくれます。

今までにない安心感の中で、第6チャクラのスペ
ースにいることができました。スペースが気づき
で満ちています。

今までの霧が一瞬に晴れてブルーの世界が現れて
いました。これを何と表現していいか分かりませ
んが、ふと蘇ったのはOSHOのエナジーダルシャン
の体験でした。

そのダルシャンの中で、OSHOを通して初めて第6
チャクラから見た世界は、驚きの光景でした。目
から入る世界はすべてがクリアで、立体的で輝い
ています。

身体中にエネルギーが満ちて目を閉じると身体は
消えエネルギーだけになっています。

この体験は、私をはるか遠くに連れていく瞑想の
道なのでしょう。

それから何十年か過ぎて、今この扉の前にいる
自分を感じます。

OSHOが何度も講和で話してくれたこと、何度も瞑
想をリードしてくれたこと、それがやっと自分の
中で形作られ視界が開けてゆきます。その過程を
プラサードたちはいつもサポートしてくれます。

OSHOが指し示してくれた体験を、たくさんの時間
をかけて歩いてきました。
これからもこの道を歩んでゆきたいと思います。

by Naropa