立春を過ぎて、
寒さの中にも春の兆しを感じるようになりました。
光は明るさを増して、
凍えていたような庭木にも新芽がちゃんと出ています。
そうした命の息吹を感じていると、
小さな木々や草花の、周りの大地の脈動が連動し、
大気の流れも一緒に調和を生み出しているように感じます。
そのようなエネルギーを知覚することは、愉しく心満たされる体験です。
私たちの内側にも、そのようなエネルギーの動きがあります。
チャクラのエネルギーを知覚するコツを掴むと、
私たちの内側に広がる宇宙の、
様々な移ろいもまた知覚することができるようになります。
肉体の臓器が固有の働きを担っているように、
私たちの主要なエネルギーセンターであるチャクラも
固有の働きを担っています。
そして臓器が連携して身体をつくっているように、
それぞれのチャクラも互いに連動して、
私たちをつくっています。
ですから個々のチャクラを知ることはもちろんのこと、
それらが互いにどう関係して、
どのように影響を与え合っているのかを知ることは、
とても興味深いし、役に立つことです。
チャクラのエネルギーは、
誰もが感じることができるものです。
ただ、細やかな感覚に開いていくことに
慣れる必要はありそうです。
普段、考える作業を優先しがちな私たちには、
感じる能力が十分に育っていないことが多々あるからです。
感じる能力を取り戻し、
個々のチャクラの状態を知り、
それぞれのチャクラの関連に気づき、
もっと自然で健康でいるために何が必要なのかを知る――
それは実際に可能なことなのです。
豊かな感覚でエネルギーを感じ、
直感的理解を自分に向け始めると、
最初は自分の感覚が正しいのかどうか、
自信が持てないことがあります。
ユニティインスティチュートの日本人講師たちは皆、
プラサードやアルヴィナ、そしてリーラ達から、
長年に渡って細やかな指導を受け、
リーディングやヒーリングの能力を深めてきました。
初めてワークショップに参加する人と同じように、
不確かさや疑問や揺らぎを体験してきました。
ですから、探究し始めた人が抱えがちな悩みや、
直面しがちな壁についてもよく分かります。
ワークショップを通して、自分を含めた誰もが、
本当の自分となって開花することを、私たちは願っています。
インスタントな知識を伝えることに、私たちの関心はありません。
その理解が私たちをより輝かせるものでない限り、
知識の蓄積には意味がないことを、私たちはよく知っているからです。
先にも書いたように、エネルギーを感じることは、
それ自体が躍動する愉しい体験です。
感じることを通して向けられた気づきが、
そこにある脈動を更に活性化してゆきます。
そう、チャクラを通して、
私たちは自分自身の命のエネルギーそのものに触れるのです。
そしてもう一つ、大切なことがあります。
それは、私たちはいつもハートのシンクロニシティの中で出会う、
ということです。
会場となる部屋の中で私たちが出会い、
そしてハートのシンクロニシティで出会うとき、
それまで閉じられていた扉が開きます。
それは個を包む、大いなる存在に向かって開かれた扉。
そのとき私たちは大いなる存在からたくさんのものを受け取り、
そしてまた与えるのです。
3月、神戸で黒田コマラと辻本恒がリードする
「チャクラを開く体験」でも、
それを確かに感じることでしょう。
再び庭に目をやると、桃色の梅の花がこちらを見ていました。
この小さな花が、
どれほどの歓びを人や鳥や世界に放っているのか、
驚くばかりです!
私たちがそれぞれに花ひらいてゆくこともまた、
世界への美しい貢献なのだと思います。
尾崎智子(ブーティー)
日 程 2019年3月16日(土)~17日(日)全2日間
時 間 10:00~18:00
会場 関西
費 用 54, 000円(税込)
※早割 48, 600円(税込)
(2月15日(金)までにお申込み・お振込み完了の場合)
講 師 黒田コマラ&辻本恒(ヴィジェイ)
https://unityinstitute.jp/opening_chakras_20190316.html
最近のコメント