<第一チャクラのバランス に気づく>
もう何年も前の話ですが、アメリカのセドナのプ
サードの自宅に呼んで頂いて、個人的にお話をし
てもらったことがあります。
その時プラサードはメモ書きに、3つの丸をささ
っと描いて、こう僕に教えてくれました。
「このひとつの丸は、アウェアネス(気づき)。
もうひとつの丸は、スペース。
そしてもうひとつの丸はエネルギーを表している。
この3つの丸の重なっているところが、
hear and now だし、意識のこと。」
と説明してくれました。そして、「悟りとか、エ
ンライトメントとか、抽象的な概念のことは忘れ
て、あなたのターゲットを、この3つの円の重な
った所に向けなさい。」と彼は言いました。
光明を得るなんて、わけのわからない抽象概念を
求めて、遠くアジアの極東の島国から、はるばる
やって来た僕に、リーラ、アルヴィナ、スボード
や、その他のそうそうたるチームによる、メタ・
フィジカル・サージェリー(形而上学的手術・サト
ルボディヒーリングの前身)を、施術してもらった
ときのことです。
そのチームのメイン執刀医だったプラサードが、
古いマインドセットの色々をひっぺがされてふら
ふらになってた僕に、手術後の面談として、語っ
てくれたことがこれでした。
他には、
「あなたは、ここセドナの私たちのワークに馴染
みがあるようだから、ここに引っ越して来たらど
うか?それから、そのためにも英語をもっと勉強
しなさい。昔のひとが、お経を読むために、中国
語を勉強して、海を渡ったように」
と言われましたが、幸いなことにその後プラサー
ドたちが日本に来てくれるようになり、僕は海を
渡らずにすんで、おかけで英語も上達してません。
それはさておき、その時に丸を書いて言ってくれ
たことは、
「あなたの場合は、エネルギーの円が弱い。だか
ら静かに座る瞑想などよりも、ダンスをしたり、
身体を動かしたりしたらいい。タントラなんかも
いいかもしれない。そうすればエネルギーがもっ
と動き出して、意識がもっと広がっていくだろう
。」
ということが強調ポイントでした。
僕のゾルバ or ブッダ のゾルバの時期だけを知っ
てる方は、エネルギーが弱いなんて思わないかも
しれませんが、瞑想ばかりしていた時には、キル
リアン写真が映らなくて、問題になったことがあ
ります。
だからキルリアン写真を撮らなくても、僕のエネ
ルギー領域が弱いことを見抜いたプラサードは、
すごいと思いました。
寝転んだ僕の頭のところに座り、第三の目や第五
チャクラに何やら細かい作業をしていたプラサー
ドだから、僕はエネルギーの部分が弱いことがわ
かったのでしょう。
それは過去生で「空」をターゲットにして修行ば
かりしていたからだ、と言われました。
それで今生は、「空」+「エネルギー」+「気づ
き」=「意識」をあなたの的にしろと教えてくれ
たのです。
これは僕にとってとても大切なガイダンスになり
ました。
その時に書いてくれたメモは今でも大事に持って
ます。
それから、タントラにも行ってみたし、その後に
出会ったヴィレッシュと彼のワークは、まさに僕の
エネルギーを動かしてくれました。(タントラの
ラーダも、ヴィレッシュも、この3つのマルの重
なっている部分の大きな人たちです)
3つの丸については、ひとりひとりのいろんな事
情で、アンバランスな偏りがあるでしょう。
僕にこの図を解説してくれたプラサード自身、自
分もエネルギーの部分が弱いから、「毎日、教室
に通ってダンスをしている」と言ってました。
ちょうど今の僕の年齢の頃かもしれない。今の僕
には、毎日ダンス教室に通う元気さはありません。
仕事に精出すこともエネルギーの領域ですが、座
ってカウンセリングや、Skypeでのセッションが
多くなって、気がついたら一日ずっと、家の中で
座りっぱなしなんてこともあります。
今年の冬は寒いので、家にこもりがちのひとも多
いかもしれません。
寒くて、本来流れているはずのフィーリングも、
凍りがちかもしれません。
こんな時は身体を動かして、生命エネルギーを燃
やさないと、ますます冷え込んできます。
エネルギーがないと、意識も冬の空のように、ど
んよりしてきます。
お風呂にでも浸かって温まったら、何か良いアイ
デアをひらめくかもしれませんが、
身体が軽く動かなかったら、それを現実化するパ
ワーがありません。
何もないのに転んだり、箪笥の角に身体をぶつけ
たりしたら要注意です。
身体とのつながりが失われてきているのです。
つまり第一チャクラの回転が鈍ってきたのです。
木の根っこのような安定と強さはなくなり、歩い
てても泳いでいるような感じになり、そうなると
、お金とか食べ物とか、人生の基本的な物質的必
要性が満たされなくなってきます。
人生への実用的なアプローチが難しくなり、自分
のことも他の人のことも実際的な面倒が見れなく
なってくるのです。
肉体の活力はなくなって、生活に安全や安心が失
われてきます。
まるでワーグナーのオペラ「さまよえるオランダ
人」のようになるのですが、物語は永遠の愛を受
けるまで、この世と煉獄をさまよい続ける幽霊船
のお話です。
永遠の愛=ハートによって、呪いは解かれる必要
があります。
エネルギーを動かして、身体を活き活きとさせる
ワークはたくさんありますが、ハートからの気づ
きをを持って、それにアプローチするのは、ユニ
ティ・インスティテュートのチャクラ・トレーニ
ング と、彼らに教えられたティチャーによる、
チャクラ・イベントだけでしょう。
エネルギーの部分だけでなく、スペースも気づき
も、つまり三つの丸のそれぞれが活き活きと広が
り、意識が拡大し、土台のしっかりした船になっ
て、大海原に船出できます。
辻本ビジェイ 記
ハート瞑想ティチャー
チャクラ・イベント・ティチャー
https://mysticunion.wixsite.com/chakra
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