ハート瞑想とチャクラの探求  Byトーショー

5月の中旬に東京でハート・イベントとチャクラ
・イベントを連続して行う機会がありました。

ハート・イベントはすでに各地でシェアされてい
て、たくさんの人たちが経験しています。

チャクラ・イベントはユニティ・インスティチュ
ートでそのトレーニングが行われ、卒業した人た
ちが、チャクラのはたらきを体験できるプログラ
ムとして各地でシェアし始めています。このイベ
ントの特徴は、チャクラを日常生活とのつながり
の中で理解するところにあります。

私は、一日でこのふたつを連続してシェアすると
いう形を試してみました。

今までシェアしてきたハート瞑想は続けていきた
いけれど、新しく日本にもたらされたチャクラ・
イベントもとても魅力があるので、それをどう両
立させようかと考えたときに、ふたつを一日で続
けて行うワンデイのプログラムにしてみることを
思い立ちました。

チャクラを理解しようとするとき、ハートのはた
らきを使うことがとても大切なので、そのふたつ
を組み合わせて行うとさらにチャクラを簡単に楽
しく扱うことができるのではと思ったのです。

そして実際にやってみると、ハート・イベントは
ハート瞑想の素晴らしさを存分に発揮したものに
なり、チャクラ・イベントは午前中のハート・イ
ベントでハートに深く入っていることでさらに充
実したリアルなものになりました。

その日は午前中に「ハートから見る」を行いまし
た。

その中では、ハートの中に存在する本質のエネル
ギーを花として見ることを行いますが、自分の花
だけではなく、自分にとって大切な人のハートも
花として見るという瞑想も行います。

自分以外の人のハートを見ることはとても大切で
す。

というのも、特にそれが家族や友人といった、普
段接している人であればあるほど、その人の表面
的な人格にとらわれてしまい、その人が本来もっ
ている美しさを忘れてしまいがちになるからです。

ハートから相手を見ることで、その人に対して抱
いている決まり切ったイメージではなく、深く本
質的な見方をすることができ、新鮮な目でその人
を見直すことができるようになります。

参加者のおひとりは、子どものハートの花を見よ
うとしましたが、それは花ではなく竹でした。

竹がすくすくと育っていく様子が絵に描かれてい
ました。

その方は、「子どもに対してどうしても口出しを
してしまうことが多いのだけれど、子どもをもっ
と信頼して、この子が伸びることができるように
スペースを提供してあげることが一番大切なのだ
と感じました」と話されました。

ハート瞑想をしていると、いろいろなことがシン
クロして、ある一人の理解がほかの人の理解の助
けになり、だれかが話したことが、次の人に光を
ともすようにヒントになる、ということが良く起
こります。

ハートのスペースの中ではみんながつながってい
て、それがハート瞑想の素晴らしさをつくりり出
します。

そのような親密な空間でハート・イベントを終え、
午後からのチャクラ・イベントでは、第3チャクラ
を扱いました。

第3チャクラは、自分の望むものを外に作り出す
ための行動と関係しています。

現代社会では、社会の中でどのように自分の能力
を発揮して自分のやりたいことを実現していける
かがたくさんの人のテーマになっています。

チャクラの前側は内側から外に向かってエネルギ
ーを表現します。第3チャクラの前側は、自分が
望むことを実現するために行動することや、リー
ダーとしてグループを率いたりして活動的に外の
世界と関わります。

チャクラの後ろ側はエネルギーを受け取ります。
第3チャクラの後ろ側は、自分が挙げた成果を味
わい楽しんだり、タイミングを見て待ったり、休
息して自分の中にくつろいでいくことと関係して
います。

この二つの間のバランスが取れていないとき、例
えば第3チャクラの前側ばかりが強くなると、休
息を忘れてひたすら走り続け、最後には起き上が
れないような無力感を生み出します。

イベントでは、このアンバランスを実際に経験し
てもらい、それを絵に描いてもらいました。普段
は経験したことのない第3チャクラのエネルギー
も、絵に描いてみるととても分かりやすく、それ
ぞれの人たちの状態が本人にも、ほかの人たちに
も本当によくわかりました。

最後にこのチャクラのエネルギーのバランスをと
った後で、それも絵に描いてもらうと、全員がそ
れぞれのバランスを見事に示す絵を描いてくれま
した。

このように自分の状態を絵に描くことで、深い理
解が生まれ、イベントの経験が日常生活でも活か
されるようになります。

チャクラを探求するときは、いつもハートのチャ
クラから始めます。なぜならば本来なら苦しみや
痛みを生み出すかもしれないチャクラのアンバラ
ンスも、ハートの本質である暖かい受容のスペー
スにまずつながることで、安心して探求すること
ができるからです。

そのため、チャクラ・イベントでもまずハート瞑
想から始めるのですが、今回は、第3チャクラの
激しいエネルギーを探求するのにハート・イベン
トから始めたことが、第3チャクラの経験に深く
入っていく助けになったように感じました。

これからもこのふたつのイベントを組み合わせて、
それぞれのチャクラの素晴らしさをさらに伝えて
いきたいと思っています。

トーショー

HP インナーブロッサミング

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