「ハートを開く」ということ  by VIJAY

ハートを開く
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瞑想プログラムの3つの柱です。

今回は、エッセンシャルライフ・コンサルティング(ELC)のコンサルタント、
辻本恒(VIJAY)さんに「ハートを開く」ということについてレポートしていただきました。

では、お楽しみください。

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「ハートを開く」ということ

ハートを開くというタイトルで原稿依頼があったのですが、
さて「ハートを開く」というのはどういうことでしょうか?
ハートも含めてチャクラというのは、
閉じたり開いたりしているので、
例えばドラックなどで突然ガバッとチャクラが開くと、
今度は急激に閉じて、
今度開くときに、
ギギギッと開くことになって無理がかかる・・
とリーラが言っていたのを聞いたことがあります。

自然なリズムで開いたり、
閉じたりするものなのですね。

何かイソギンチャクのようなイメージがあります。

またチャクラというのは、
ヒンズー語の車輪という意味だから、
チャクラが開くという意味は、
チャクラがよく回転しているという意味だとも聞いたことあります。

チャクラが回転して、
各チャクラと関係するサトルボディを作り出すとも聞いたことあります。

ということはチャクラがしっかり回転していないと、
サトルボディもしっかりしていないということです。

チャクラが中心になって、
サトルボティを作り出すというのは、
肉体の外側にサトルボディが広がっていく、
オーラが広がっていくイメージですが、
ハワイでのサトルボディヒーリング(SBH)
トレーニングの合宿のときにプラサードが、
サトルボディは外側にも内側にもあると説明してくれたことを記憶しています。

ロシアのマトリョーシカ人形のように、
内側にも各サトルボディがあるイメージ。

例えば、外側の第三身体(パワーチャクラが作り出すパワーの身体)
が強くしっかりしているひとは外向きに力強いが、
内側の第三身体が強いひとは、
外にはチカラ強さが現れないが、
内側でしっかりと芯がある、
意志強固な感じの人・・・といった説明だったと思います。

この外にも内にもあるというのは、
僕には目からうろこの感覚でした。

さらにサトルボディヒーリングを学んでいくと、
チャクラには身体の前と後ろがあって、
前のチャクラはエネルギーを与え、
後ろのチャクラはエネルギーを受け取る・・・
例えば、第三チャクラは前でチカラを与え、
後ろでチカラを受け取る。

あるいは、ハートチャクラは前で愛を与え、
後ろで愛を受け取るということも体験しながら理解しました。

実際にボディに触れると、
エネルギーが前に傾いているか、
後ろに傾いているかわかったりしますし、
さらに遠隔でも
それを感じ取れるようになったりするとは
思ってもみませんでした。

残念ながら、
僕は感じ取るタイプの人間らしく、
チャクラがはっきりと見えるわけではありません。

だからハートが閉じたり、
開いたりしているのが見えるわけではありません。

もう二十年近くユニティインスティテュートの先生たちから学び、
ハート瞑想も続けていますが、
そういうのが見えるようになったわけではありません。

ただし感じることは昔より強くなったと思います。

僕にかかわらず、
はっきりとチャクラやオーラが見えない人にとって、
図解して説明があったりするととても助かります。

例えば、
エッセンシャルライフ・プログラムやコンサルティングで
おなじみの意識の多重構造の円の図は、
ここ何年間も僕をほんとうに助けてくれました。


この人間の意識が層になっているという
地図を自分自身や他者を見るときに当てはめたら、
例えばどんなストレスがあって悩んでいるときも、
ストレスのある思考や感情、
体の感覚は意識の表層にあって、
もっと深くに気づけたら、
どんな時にも強みや本質、
そして中心のスペースがあることを思い出せます。

この地図が自分の血肉に徐々になってくることで、
僕自身への感じ方や、
人への感じ方、
そしてワークの仕方も変わってきました。

しかし地図があって、
それを言葉で説明することによって、
誤解も生まれます。

例えば身体のどっか真ん中のほうに中心があるような気がしたりもしますが、
中心というのは身体の真ん中という意味ではありません。

あるいは内側に行くと言う言葉自体が、
どこかに行くことだと誤解してしまう。

外側のことは行為があって成り立つが、
内側に入っていくことはアクションではない。

アクションしても入れない。
ただただ受け取っていくことだ・・とプラサードが言っていて、
とても納得しました。

ハート瞑想では、ただ感覚を受け取って、
胸においてる手の暖かさを受け取って、
聞こえてくる音を受け取っていくと、
ハートの扉が開いてきます。

ハートの中心に入っていこうとしても、
入れない。

ただ感じてるくこと。

その気づきを受け取り、
感情を受け取っていく。

そして受け取ったものをそのままにしておく。

そうすればどんどん中心に入っていく。

どんどん層になっていることに気づく・・
気づきが広がっていく。

そして、中心のスペースがあることに気づく。

と言葉で書くと、
またまたどこか違った場所にそれがあるように思えますが、
そのスペースは実はすべてのものに存在していると僕は感じます。

中心の源のスペースが、
中心から広がって、
本質や強みや感情や思考や身体にも広がって、
それらを変容していく・・とセッションで僕もガイドしたりしますが、
僕の感覚では、
実は本質にも強みにも思考にも感情にも身体にもスペースがあって、
それを思い出すことをガイドしているつもりです。

思い出せば、
その思い出したスペースの中で、
エネルギーは自然に動き出して、
変容する。

だから僕にとっては、
ハートの本質がスペースだとしたら、
ハートを開くという言い方よりも、
ハートを思い出す。

スペースが既に在ることを思い出す・・と言った方がしっくりきます。

気づきが大きくなっていって、
スペースがあることにも気づく・・と言ってもいいし、
気づきが深くなっていくとか、
気づきが広がるとも言えます。

誰もが腕や足を持ってるんだけど、
持ってることを忘れて使ってなかったら、
筋肉が弱くなるみたいに、
ハートは誰でも持ってるんだけど、
持ってることを忘れてたら弱くなる・・・
そんな説明もしたりします。

いずれにしても見えない世界のことを
言葉で説明するのは難しいです。

見える世界だって言葉で説明するのは難しい。

その難しいことを何年間も何年間も、
あの手この手で試みてくれている
リーラ、プラサード、アルヴィナたちには、
本当に頭が下がります。

そして、
言葉にはできない体験を言葉にする試みだけでなく、
言葉にできないことだから、
エネルギーを伝達して、
相手のエネルギーが目覚めて、
そのひとが少しでも体験できるための
トランスミッションのテクニックを
教えてもらったことも本当に感謝します。

大事なことは、
エネルギーの伝達だから、
言葉にはあまりこだわらず、
その時々の感じで自由に
「さあハートを思い出してください」
と言ったり
「ハートを開いてください」
と言ったりしています。

どちらの言い方でも、
エネルギーがなかったら、
単なる言葉の指示でしかありません。

ハートを開くということでとりとめもなく書きました。
さあ、胸の中心に手を置いて、
手の暖かさ、呼吸を感じ、音を聞いて、気づきを広げてみてください。
中心はすぐそこにあります。

VIJAY(辻本ビジェイ)
http://vijay.p2.weblife.me/index.html


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VIJAYさん、ありがとうございました。

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