「愛と恐れは同じスペースに存在できない」by黒田コマラ

今日は一日雨が降っています。
日本は梅雨でカラフルな傘のシーズンの
到来ですね。

イギリスもよく雨が降る国ですが、多少の雨では
傘をさしている人はあまり見かけません。

雨が降っても、傘をささずに歩いている男の人は
結構いますね。

ちなみに、私のパートナーもイギリス人なのです
が、小雨では傘をさしません。

傘のことを聞いてみると、日本に来てコンビニで
傘を売ってるのに驚いたって言ってました。笑

英国紳士は傘を持っているという、
勝手なイメージがあったので、調べてみると、
もともとイギリス人には「傘」を使うという概念
がなかったのだとか。

1824年にマッキントッシュという
レインコートが作られてイギリス全土で大流行。

その後バーバリーの創始者が農民の外套から
着想を得たトレンチコートを開発して、
それが大当たりしたのだそうで、
「雨→外套」という概念が固定化したとか。

また「傘は婦人用」という考えがあったそうで、
英国紳士に傘を持たせるために、
「ステッキ」のようにお洒落に見える傘を作った
ところ、それがヒットして今では紳士淑女も傘を
さすようになったとか。

前置きで書こうと思った雨の話題が、
思いもよらず長くなってしまいましたが、
物知りになるのも楽しいですよね。笑


今回の英国滞在中には、イギリス国内でテロが
起こりました。

日本の友人から無事の確認の連絡をいただいたり
しましたが、
日本で目にする地震後の安否を知らせるSNSが
テロ後の安否確認でも使われていることを
初めて知りました。

このところ、恐れの感情が刺激されるような
出来事が世界で多発しています。

オーラソーマの創始者のヴィッキー・ウォール
さんは
「愛と恐怖は同じスペースに存在できない」
と教えていたことを思い出します。

外側で起こることに恐れを感じて、
それにとらわれると恐れから行動をしてしまい、
そこからまた次の恐れが生まれます。

原始時代には、サバイバルのためには
闘争逃走反応はもっと必要だったでしょう。

人間の意識が進化しようとしている今、
私たちが

「恐怖に意識をもたらすか、
          愛に意識をもたらすか」

それによって、私たちが創り出す世界に違いを
もたらせるはずです。

これは外側の世界を見るあり方だけでなく、
自分自身についても言えます。


愛から自分を見ることもできれば、
恐れから自分を見ることもできます。

それによって、私たちが創り出す自分という世界
も違うはずです。

何かが起こって「怖くなったとき」
その感情を変えようとするかわりに、
自分の内側にある「愛」を思い出してみます。

「愛」につながる入り口は「ハート」です。


何かを怖がっている自分に気づいたら、
「愛」につながるための「お知らせ」だと思って
みる。

「愛」という本質につながるほど、
 そこに「恐れ」が存在しなくなる。
「愛」と「恐れ」は同じスペースに共存しない。

「愛」はつながりをもたらし、
「恐怖」は分離感をもたらします。
「愛」は私たちを今ここにもたらし、
「恐怖」は私たちを過去と未来に連れて行きます。


7月に神戸で、9月には鎌倉で
「本質の目覚め」のコースが、
ユニティインスティチュートで開催されます。

このコースでは、私たちの内側深くにある本質に
気づきをもたらします。

「愛」もまた、本質のひとつです。

外側で起こる変化の中で
恐れにとらわれた生き方ではなく、

私たちの中にある「本質」につながることで、
ここに戻って来る、今を生きる、
それが私たちを「瞑想」に導きます。


チャレンジを伴った変化の時代を生き抜いていく
ためには私たちの中にすでにある「本質」が
生み出す力に目覚めるときかもしれません。

黒田コマラ記


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■ ユニティインスティチュートスケジュール
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Essential Living (E.L) 
「本質の目覚め」in神戸
日程 2017年7月28日(金)~30日(日)全3日間
講師 黒田コマラ
※早割期限 2017年6月27日(火)
http://tinyurl.com/y7hd2ul5

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Essential Living (E.L) 
「本質の目覚め」in鎌倉
日程 2017年9月1日(金)~3日(日)全3日間
講師 黒田コマラ
※早割期限 2017年7月31日(月)
http://tinyurl.com/yajmadun