女性性に開くに参加して

女性性に開くに参加して

昨年の年末に、日本で初めて行われた、
アルヴィナの女性性に開く、のコース参加し
て、何かが軽くなりました。

女性のみのコースという特別な感じに、
ワクワクしながら参加しました。

女性として生まれてきたことから、
成長の過程で、たくさんの条件付けが、
知らぬ間に自分を制限してきていることは、
あまり意識することなく生きていました。

そんな私が、大人になり、幸運にも、
本質に生きる、のコースを学び、
初めてELCのセッションを、Aさんから受けた
時、それは本当にすばらしいものでした。

それは、何年も前で、少し曖昧なところもあ
りますが、良い意味であっても、目立つこと
への恐れ、自分のままでは価値がない、
というような、言葉が出てきたのを覚えてい
ます。

その時、Skypeを通したハート瞑想の中で、
手がハートに置かれたまま、自然に涙が溢れ
て、止まりませんでした。あたたかな受容を
感じながら、解放感というか、    
軽くなったような、心地よさがありました。


女性性に開く― 女性であることのパワー ―
というコースの中で、再び自分の中の女性性
にも、やはり似たテーマが残っていたことに、
あらためて気付くことができました。

自分自身は、女らしくしなさいなどと、
いわれたこともなく、サッカーをしたりして、
伸び伸びと育ったと思っていたのに。

例えば学校の中でも、社会でも、
女性は、目立ち過ぎたら損をする、とか、
女性は、子供を産んで一人前、とか、
女性は、笑顔がきれいでないととか、
女性は家庭にはいるもの、など、
けして信じていたつもりはないけれど、
様々な刷り込みは残っていて、
自分を責めるような感覚、が、存在していま
した。

それらは、意識にあがってくると、
それだけでも、なにか解放されるような感じ
もあり、思い込みと共にいて、そしてそれは
悪い意味でなく、感謝し、ハートで包み、
ゆるしのワークは、今の自分に、スペースと
心地よさをもたらしてくれました。

ハートから、男性性と、女性性の
それぞれを感じてゆく、という瞑想のワーク
は、とてもわかりやすいものでした。
アルヴィナのガイドと、コマラの通訳の声と
共に、自然に女性性、男性性もどちらもを
再発見し、統合してゆく、というワークです。

自分の中の女性性と男性性とを表す、
自分の内側からでてきたそれぞれのイメージ
が、感じられたことで、変化がもたらされる
感じがありました。

それは、確かに自分の中には、男性性の感覚
も、女性性の感覚も、どちらもあって、片方
だけが大事だということではなく、どちらも
大切なのだ、と実感する体験でした。

ワークの中で、男性もまた、様々な条件付け
に、つらい思いをすることもあるのかもしれ
ない、などという思いも、ふとよぎりました。

私は女性として生まれてきたけれど、ハート
から内側を感じていったときに、男性性も、
女性性も確かに両方があるということを
体験できるような機会は、貴重でした。

そして、連綿と受け継がれてきた、女性で
あること、母から、おばあちゃんから、叔母
から、それらの長い歴史、命のつながりの
おおきさに気付き、感謝を味わう時間でも
ありました。

コースを受けて、自然に母への慈しみが、
沸き上がってきて、心配症過ぎる母に、自然
に感謝を伝えることができました。

そして、自分が頑張りすぎているとき、内側
の女性性をおざなりにしていること、にも、
気付きやすくなったように思います。

このコースは、講師も、通訳も、参加者も
女性のみの、受容的な、あたたかな安全な
雰囲気の中で行われました。

女性として、あまり見たくないものには、
日常の中では上手に、内側の深い井戸に沈め
ていたものが、溶けてかるくなるような、
体験だったと思います。


今年も、11月30日から、12月2日の3日間で、
女性性に開く、のコースが開催されます。
今回は、愛のある関係というテーマです。

関係性の中に愛をもたらすことに、フォーカ
スすることにより、どのような変化がもたら
されるのでしょう。

今から、とても楽しみです。

by ラリート