「女性性に開く」を体験して By 黒田 コマラ
女性だけで集い、
自分の中にある女性性と男性性のエネルギーに
気づきを向けていくことは、興味深い体験でした。
ユニティインスティチュートのコースは
参加者に女性が多いのは常なので、
一見外からはその様子は何も普段と
「女性性に開く」というテーマで
女性だけが集うことで生まれる雰囲気は、
あえて言葉にするなら、最初からその空気に
「くつろぎ」が漂っていました。
男と女が一緒にいると
陽と陰の間をエネルギーが流れ、
男と女の間にホルモンの刺激があり
ある種の緊張や反応があるかもしれません。
その「くつろぎ」の中で、
このコースの素晴らしさだと思います。
女同士で集まって、男性への不満を発散するよう
なこともあるからか、
女性だけの集まりというと、周りの男性が
ちょっと引く感じを持つのかもしれませんが、
いろんなエクササイズを通して、
私たちはあらゆるところから受け取っています。
おばあちゃんから
「直毛は女の子、大人の女性はパーマをかけるもの」
おばあちゃんは明治生まれの強い女性だったから、
その時代を生きた彼女の価値観がその表現に反映
されていたのでしょう。
同時に親族の中では「賢い女は嫌われる」という
雰囲気もありました。
私たちの中には女性性のエネルギーと同様に
男性性のエネルギーもあって、子供の頃に様々な
条件付けを受け取っています。
ることに気づきが生まれます。
ありのままの人として見えれるようになることは、
だから、この女性のコースに、男性は緊張するこ
とはないのです。笑
条件付けに意識的になっていくプロセスの中で、
慈愛の気持ちにつながり、痛みを癒して、過去を
手放していくことで捕らわれから自由になり、
女性性と男性性の本来の資質に開き、さらに、
それを超えたスペースにつながっていきます。
私たちはその両方のエネルギーを、自分なりのユ
ニークなあり方で表現しています。
そのバランスは半々ではりありません。
「べき」という縛りから自分を解放するとき、
この二つのエネルギーの自分なりのバランスの表
現が見つかっていきます。
それが 全体性を生きる New woman であり
New man の始まりですね。
Much love to all the sisters and brothers
黒田コマラ
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