一日一生　「ここ、今」に目覚める

「一日一生」

この頃は禅語が多くの人の心に触れるようですね。

昨年は、「日日是好日」という映画が話題になりました。

日日是好日
「こだわりやとらわれを手放して、
その日一日をただありのままに生きる、
清々しい境地。

嵐の日であろうと、
何か大切なものを失った日であろうと、
ただひたすら、ありのままに生きれば、
全てが好日(こうにち)。」


映画をご覧になった方は、
茶の世界で「今この瞬間にあること」の
美しさを楽しまれたかもしれません。

禅の叡智は、私たちを
「ここ、今」に目覚めさせてくれます。

私たちがマインドにとらわれて、
「ここ、今」から遠く離れてしまっているとき
「一日一生」ということばが、
助けになるかもしれません。

禅の教えに由来することばだそうですが、
比叡山の千日回峰行を二度成し遂げた、
酒井雄哉師の著書で
多くの人の目に触れるようになったとも聞きます。

「一日一生」解釈はさまざまでしょう。

「一日を一生と思って生きる」と、
おそらく多くの人が
意識をもっと「ここ、今」に向けることが
起きるのではないでしょうか。


マインドは、過ぎてしまったことに
いつまでもこだわったり、

まだ来ぬ明日に、
期待したり不安を感じたりするものです。

それが、私たちにストレスや不安をもたらしています。

昨今めまぐるしい変化の中で、
現代人が安心を求めるとき

「今ここ」にあることは、
大きな鍵になるに違いありません。


ここ数年話題になっているマインドフルネスも
「今ここ」に気づきを向けるメソッドです。

ユニティインスティチュートの
プログラムの中では
ハート瞑想を使って「ここ、今」につながります。

ハート瞑想の中で、感覚がハートに繋がって
いくようガイドされると
自然に私たちはマインドから離れて、
「ここ」に戻ってきます。

そしてハートは「今」へと私たちを迎え入れます。


マインドを通して見ている「現実」は
幻想だとはなかなか信じがたいものです。
そして、その中でもがくほど、
ストーリーの泥沼にはまってしまいます。

ハートを通して「ここ、今」に開くと、
自分の考える現実ではなく、
「ありのまま」が見えてきます。

心の安堵は、もがくより、
ありのままをゆるすことから生まれます。


これはマインドには理解できませんが、
体験した人なら、誰もがうなずくはずです。

ユニティインスティチュートでは、
今年もイベントやワークショップを企画しています。

今回は、ユニティインスティチュート主催のワークショップが
関西で開催される耳よりニュースです。

３月１６、１７日に「チャクラを開く体験」が
芦屋で開催されます。

辻本恒（ヴィジェイ）と黒田コマラが担当します。


チャクラの働きやそのエネルギーを
実際に体験することは、
私たちの態度や行動に大きな変容をもたらします。

マインドによって、エネルギーが制限を受けている状態に
ハートをもたらすことで、その影響から解放されます。

チャクラのエネルギーが自然の流れに戻り、
バランスを取り戻すことは、
「ここ、今」を生きるあり方の大きなサポートになりえます。

この２日間のワークショップは、
瞑想を基盤として、
ハートチャクラから、第３、２、１チャクラの体験を通して
チャクラがお互いに調和をもって働くときの
体験を実感できる機会です。

どなたでも参加できます。

ヴィジェイの探求の深みと、コマラの軽やかさが
絶妙なバランスをつくりだすワークショップになることを
楽しみにしています。

コースに関する詳細、申込は以下のサイトをご覧ください。

Much love