リーラの旅立ちによせて  byブーティともこ

すでに多くの方がご存知のことと思いますが、ユ

ニティインスティチュートのディレクターの一人

であるリーラが旅立ちました。

 

世界中で数えきれない人々に愛を分かち合い、成

長を助け、ハートを伝え続けたリーラ・・・。

 

原稿を書こうとしても他のことはみんなどこかに

行ってしまって、でもリーラのことを整理して書

くこともできません。

 

それでもやはり頭の中も心も他のことは考えられ

ず、それならばとにかく何か書いてみるしかない

ように思います。

 

ユニティインスティチュートでは様々なプログラ

ムを受講した後、さらに学びを深めてくれるイン

ターネットクラスを任意で受講することができる

ようになっています。

 

この数年、リーラは来日せずにインターネットク

ラスで私たちをサポートしてくれていました。

 

ハートの人として広く知られているリーラの声

、優しくも力強く明晰で、とろとろとしたまどろ

みをバサリと斬り捨てるような、ハラからの徹底

した妥協なさを含むように聞こえたものでした。

 

そのすべての後ろにある愛ゆえに。

 

 

彼女は私が瞑想に出会った頃に、ハートというも

のを教えてくれた最初の人でした。

 

ハートを知ること、それがどれほど大きなギフト

だったか!

私と同じように感じている人がどれだけたくさん

いることでしょうか。

 

 

20代の頃のある日、当時のボーイフレンドと喧嘩

して泣きはらした目でグループルームに入ってい

って(それはリーラがリードするOpening to the

 Heartのヘルパーをしていた時ですが)リーラの

顔を見てまた泣き笑いしたことを思い出し、

限りない受容性でもって私の自信のなさのすべて

をそのまま受け止めてくれ、

そして成長へのトータルな情熱をトランスミッシ

ョンしてくれ、

愛というもの、感謝というものを教えてくれ、

痛みに満ちた日々に深い瞑想に導いてくれ、

どんなジャッジもなくただただそこにあるものを

見ることを教えてくれ・・・

 

ああ、そうしたことがとめどもなく思い出されて

いるのだけれど、

まだ私はちゃんとリーラが旅立ってしまったこと

を受け止めていないのです。

 

喉の上の方でジップロックをピタリと閉めている

みたいに、まだ飲み込んでいないのです。

 

 

島に住んでいる私は広島市内に仕事に出るときに

車で行くことがあります。

市内まで片道1時間半から2時間かかるのですが、

車の運転はきらいではありません。

 

好きな音楽を聴きながら車を走らせたり、一人の

空間では周りを気にすることなしに感慨に耽るこ

とができることもあって、心に何かが溢れてくる

ときに遠慮なく好きなだけ涙を流して走ることも

あります。

 

10日も経っていないと思うのですが、夜、ハート

に触れる繊細な感覚を感じながら車を走らせてい

た時突然、内側から声がしました。

それはリーラの声、私の名前を呼ぶのを聞きまし

た。

不意打ちを食らって、その時もただただ涙が溢れ

るまま、暗くて静かな島の山道を走っていました

 

意識はしていなくてもずっとリーラのことを想っ

ていたから聞こえたのでしょう、その声ははっき

りと大きく内側からバイブレーションを伴ってや

ってきました。

 

今、ユニティインスティチュートでハート瞑想テ

ィーチャートレーニングコースを終了した多くの

仲間が、ハート瞑想を全国各地でシェアしていま

す。

 

このトレーニングの時に、リーラが語っていた言

葉を思い出しています。

 

リーラは瞑想の師であるOSHOにハートのワークを

するようにと言われました。

そしてそれをずっと続けてきて、そして、今では

多くのハート瞑想ティーチャーたちによってたく

さんの人々に分かち合われています。

 

きっとこれをお読みになっている方も、どこかで

開催されているハート瞑想会に参加したことがあ

ったり、また参加したいと思っておられることで

しょう。

ハート瞑想、それはそんなに優しいのに大きなパ

ワーを秘めていて、そんなに当たり前なのにパラ

ダイムシフトをもたらし、人生を変えるほどの力

を持っています。

 

 

リーラという花が実を結び、そのたくさんの種が

広く運ばれて大地に落ち、今芽を出していること

―それはどんなにか勇気づけられることでしょう

か。

 

今も耳に残っているリーラの声、それは各地でハ

ートをシェアしている多くの人々とともに、これ

からもハートを分かち合ってゆくことを促してく

れる声です。

 

まだ受け止めきれていないリーラの旅立ち、きっ

とひとり車の中でそれは受け止めることができる

かもしれません。

 

どんなにしてもしきれない限りない感謝とともに

、今はこれを記しています。

 

リーラが分かち合ってきてくれたもの、伝えてき

てくれたもの、それはいつもハートのシンクロニ

シティの中で受け取ることができるのだから。

 

静かな愛と感謝とともに

 

Bhuti Tomoko

 

尾崎智子のホームページ

https://essentiallifeconsulting.jimdo.com/

 

リーラのガイド瞑想はこちらから聞くことができます。

https://www.youtube.com/watch?v=f5ISXdx_4t0

 

リーラとのセレブレーションのお申し込みはこちらです。

http://unityinstitute.jp/heart_celebration.html