「悟りのシンクロニシティ1Dayシリーズ~愛をもって未来を創り出す」レポート

9月27日と10月4日に、「悟りのシンクロニシティ1Dayシリーズ~愛をもって過去を振り返る」「愛をもって未来を創り出す」を、市場義人さん(トーショー)と一緒にオンライン開催しました。

「愛をもって過去を振り返る」のレポートを、トーショーが書いてくれますが、ひと足先に「愛をもって未来を創り出す」のレポートをさせていただこうと思います。

オンラインであっても、参加してくださっている皆さんが、ハートのシンクロニシティの中で繋がっているのが、強く感じられました。
その場にいる人がつくるエネルギーフィールドが、ひとりひとりが深く内側に繋がることを容易にしてくれました。

私たちが生きている、今このときは、歴史的にみても、時代の大きな転換期にあると思います。
気候変動とパンデミックなど、「これまでのようには暮らせない」と、ほとんどの人が感じている今、これらのワンディワークショップが、新しい明日をつくるにはどうしたらいいのか、どんな可能性があるのかということを、立ち止まって見つめる機会になればと思い、開催しました。

「悟りのシンクロニシティ」は、リーラ・ラブガーデン、プラサード・ディビッド・ワンドレス、アルヴィナ・ワンドレスによって書かれた本のタイトルで、原題は「あなたの愛する人生を生きる(Living the Life you Love)」といいます。そのタイトルの通り、自分の愛する人生を、どうしたら築いていけるのかが、詳しく分かりやすく記されています。

ワンディワークショップでは、本にある〈意識の多重構造マップ〉にある、それぞれの意識の層に参加者の皆さんをガイドし、皆さんはそこで、自分自身の内側の、それぞれの層に繋がります。
その内側はどんな場所なのか、そこには何があってどんなふうに感じられるのか、そして、その場所に繋がっているとき、自分や周りや世界はどんなふうに見えるのかを体験しました。

内側深く繋がることで、ものごとを新しい目で見ることが出来るようになったという方が、多くいらっしゃいました。
それまで自分を制限していたマインドセットを開放することで、これからやろうとしていることに、信頼と安心をもって臨めそうだという方や、自分がしたかったことが、もっとはっきりと見えてきたという方、内なる本質のエネルギーを全身に感じ、古くからのブロックが変容し、自分の存在を全面的に肯定できるようになったという方…本当に、たくさんのフィードバックを頂きました。ありがとうございます!

この文章を書いている今日は、私たちのNPO法人が運営担当にあたっている、広島の平和公園での水辺のコンサートの日でした。

毎年、春と秋に、平和公園内の原爆ドームの対岸の親水テラスで、広島市主催の水辺のコンサートが開催されているのですが、その運営団体に加わっているのです。今日は6組のアーティストの皆さんが、それぞれの歌やダンスを届けてくださったのですが、それぞれの表現の個性、豊かさが、しみじみと感じられました。コロナ禍の中、ライブなどのパフォーマンスの機会が失われていること、それはとても寂しいことなのだとも痛感しました。そうしたときに、尚更のように、ただただ、その人が自分の内側にある大事なものを表現する時、そこには大きな力があって、とても大切なことが起きていると感じました。

平和公園の中の野外でのコンサート、公園を散歩している人がふと足を止めて音楽に耳を傾け、そしてまた歩き去って行ったりします。
歌は、そこにいる人たちだけではなくて、公園の上に広がる空に、樹々や建物や、流れゆく川の水や雲に、届いていること。
そこにある存在の全てに届いていること。

誰もが、自分の深い質から自分の生を生きるとき、表現するとき、それは、一切の意味づけを必要としない、ただクリアで自由なエネルギーとして、存在に解き放たれていくのだと、はっきりと感じたのでした。

ワンディに参加された皆さんが創り出す未来(それは〈今〉の中に秘められているのですが)もまたそのように、存在へ架かる虹のようであると思います。

ご参加くださりありがとうございました。
深い感謝とともに、このレポートとさせていただきます。

尾崎智子(ブーティー)