恩寵としての生を生きるとき

2021年になりました。

今年が、どうぞ平和で穏やかな年になりますように。

 

ちょうど1年ほど前に広がっていった、新型コロナウィルスの影響が、これほどの変化を、世界中に引き起こすことなど、そのときには思いもよりませんでした。

もう、それ以前の社会には戻れない、と誰もが感じているこの時代に、どんなふうに生きたらいいのかを、真剣に考えるのは至極当然なことです。

 

白鳥哲監督の「リーディング」という映画をご覧になった方も多いかと思いますが、お正月休みに、初めてこの映画を観て、思うところがありました。

エドガー・ケーシーは、催眠状態に入って多くの人々の病気の原因や治療法を述べています。その膨大な記録は14000件にも上ります。

それは「リーディング」と呼ばれ、ケイシーはアカシックレコードから読み取っていたと言っています。

現代医学の治療で手の施しようがなくなった多くの人が、ケイシーの治療法によって救われていて、その具体的な治療法が記録として残されていることが素晴らしいと思いました。

 

映画では、病気の原因が過去生にあることについてもふれていました。

キリスト教徒であるケイシー自身が、催眠下での自分の言葉に当惑をしたということですが、そこでこのようなことが語られていました。

 

私たちがリアクションを起こすときには、そうした過去のカルマが働いている。その過去を意識下に顕在化させることで、カルマが解消されるとき、それは恩寵となる――

 

私はエドガー・ケイシーのことはよく知らなくて、この映画を観ただけなのですが、彼がどのような意味でこれを語ったのか、そのバックグラウンドは分からないけれど、この言葉はリーラやプラサードやアルヴィナがデザインしたコースの中に入っているものだ、と思いながら聞いたのでした。

 

エッセンシャルライフ・コンサルティングはレベル3の提供が始まっています。

 

レベル3は〈あなたの人生に責任を持つ〉というものですが、この中で前半には、リアクションを扱います。

レベル1にはマインドセットからの解放がありますが、ここレベル3では、より深く、まさに中心を体験することによって、リアクションのエネルギーの大きな変容が起きるのです。

そうして、外で起きている状況に対して、リアクションからではなく、クリエイティブに応答することを学び、私たちが経験する美しくて満ち足りた感覚の真の源泉が、自分の内側にあることを学んでゆきます。

 

レベル1、レベル2を通して気づきが深められ、〈中心〉の体験が深められ、リアクションの大いなる変容の鍵を受け取り、恩寵としての生を生きる――その極意がELC(エッセンシャルライフ・コンサルティング)にはあるのです。

 

サトルボディ・ヒーリングでは、セッションギバーは、本来のあなたの自然なエネルギーの流れを妨げていることがらに働きかけます。

過去に受けた傷(それは幼少期のこともあるし、生まれる前に遡ることもありますが)に起因するエネルギーを解放し、変容します。

サトルボディ・ヒーリングの中で、こうしたエネルギーへの働きかけはすべて、ハートから、ハートのシンクロニシティの中で起こります。

シンクロニシティにあることの美しさは、クライアントにヒーリングが起きるとき、その同じヒーリングが、セッションギバーであるヒーラーにも起きるということです。

 

エッセンシャルライフ・コンサルティングにおいても、このシンクロニシティは深まります。

誰かが自分の生に責任をもつとき、恩寵としての生を生きるとき、そのときに、その誰かとシンクロニシティで繋がるあらゆる人、動物や植物、自然、存在にも、その恩恵が降り注ぐことになるのだと思います。

 

多くの人が言っているように、時代は動いていて、土の時代から風の時代へと移行しているそうです。

これまでの物質主義や権威主義の時代から、より非物質的なことに価値を置く時代になると聞きました。

それは、確かに、この気候変動やパンデミックがもたらしている、日常のあり方の変化にも感じ取ることができます。

 

これまでの大きなカルマを終わらせて、人類が―つまりは、このわたしたちひとりひとりが、本質を生きる時代を迎えること…その大きな流れの中で、今年もより一層、自分の瞑想を深めたり、一緒に瞑想をする仲間とともに成長を続け、リーラやプラサードやアルヴィナが伝えてくれた素晴らしいワークをシェアしてゆきたいと、新たな気持ちで思いました。

 

尾崎智子HP    https://essentiallifeconsulting.jimdofree.com/

FB ゴールデンフラワー~The Golden Flower