桜の慈愛をチャレンジにもたらす by黒田コマラ

桜のピンクで心が和む春は
一年の中でも
多くの人が自然の美しさに
感謝する時期かもしれませんね。
 
桜のピンクを見ていると、
自然と優しい気持ちになります。
 
私たちの中にある
優しさ、暖かさ、愛、慈愛がピンクの色を通して
共鳴しているのでしょう。
 
先日、奈良の明日香村にある岡寺を訪ねました。
このお寺は日本で最初の厄払いのお寺なのだそう
です。
 
桜やシャクナゲのピンクに覆われた静かな境内の
中には、池があって、
むかし龍を池の中に閉じ込め蓋をしたという伝説
があるそうです。
 
厄払いというと、人生がもたらすチャレンジや
困難さを取り除くというイメージがあります。
 
龍をどのように解釈するかはいろいろあると思い
ますが、
 
お寺の境内で、静けさの中でピンクの光に包まれ
ていると、
 
人生にチャレンジがやって来るときこそ、慈愛の
心につながることが大切なのだと感じました。
 
 
境内に静かにおられる観音菩薩は、
すでに私たちの中にある本質(慈愛)を思い起こ
させてくれます。
 
そこにつながれば、人生のどんなチャレンジにも
クリエイティブに応答することができることを
教えてくれているのではないでしょうか。
 
 
春は、多くの人たちがいろんな新しいスタートを
きるときです。
 
新しい状況の中で、いろんなチャレンジに出会う
こともあると思いますが、
 
「思うようにうまくできなかったりする自分」
にたくさんの慈愛の気持ちを向けましょう。
 
 
自分をジャッジしたり、責めたり、
人のせいにすることは、助けになりません。
 
そんなときは、桜のピンクを思い出して
まずは自分に「慈愛」を感じてみましょう。
 
 
黒田コマラ記
 
 
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本質を生きる~エッセンシャル・リビング~
「本質の目覚め」
日程 2017年7月28日(金)~30日(日)全3日間
講師 黒田コマラ
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