新プログラム「チャクラを開く体験」の旅

新プログラム「チャクラを開く体験」の旅

私、市場義人（トーショー）は、ユニティ・
インスティチュートの新講師陣の一人として、
11月17、18日に新しいプログラム「チャク
ラを開く体験」を、黒田コマラさんと二人で
ファシリテートしました。

プログラムはユニティ・インスティチュート
の創始者、プラサードとアルヴィナがクリエ
イトしたもので、それを私たち二人が、二日間
のコースとして提供したのです。

新講師陣は、
黒田コマラ、
辻本恒（ヴィジェイ）、
尾崎智子（ブーティ）、
それに私の４人で、辻本さんも尾崎さんも、
これからこのプログラムを提供していきます。

このプログラムを実際にファシリテートして
みた感想は、なんと「見事」につくられている
か、ということでした！

チャクラとはどのようなものか、それに気づ
きを向けることで、どのように自分への気づ
きが深まり、どのように生活を変える可能性
があるのかということについて、たった二日
間で、チャクラに対する初心者でも、経験者
でも、それぞれに応じて、豊かな経験と気づ
きを得ることができるように作られています
。

しかもチャクラ本来のはたらきについては、
少しも妥協していません。

チャクラはエネルギーのセンターなのですが、
それはまた内側への入り口でもあります。

瞑想とは内側へ入り、そこに意識の光を当て
ることだと言えます。

それがなぜ必要なのか？

それは、私たちが表層で生きている限り、外
側の世界に翻弄されるようにできているから
です。

ちょうど海の表面はいつでも波があり、その
動きはやむことがないのと似ています。自分
たちが小舟に乗っていると想像すると、表面
ではいつでも波に翻弄されています。

ところが、海の中に潜ってみると、そこは静
かでおだやかな世界です。

人間の内側も似たところがあります。

深く入れば入るほど、人間が本質的な存在で
あることに気づきます。

本質とは、「愛」「喜び」「感謝」「慈愛」
「親密さ」「信頼」「勇気」「忍耐」などの
性質で、それは外側の波には影響されません。

外側には、思考や感情がうずまき（それをマ
インドと呼ぶことがあります）、その中で私
たちはさまざまな感情に翻弄され、欲望に突
き動かされ、条件付けや信念にしばられてい
ます。

チャクラの中でも、同じことが起こっていま
す。

例えば第3チャクラを取り上げましょう。

第3チャクラの表面、特に前の部分は行動と関
係しています。
外の世界に飛び出して、行動し、自分が望む
ことをこの世界の中で実現する働きがありま
す。

しかしそれが行き過ぎると、いつ止まれば良
いのかがわからなくなります。
動きの中に飲み込まれて、働きすぎたり、力
を得ようとして人を支配したり、競争やコン
トロールに明け暮れます。

そしてある日突然、燃え尽きて、暗闇の中に
落ちていきます。

表面にいる限り、この二つの極性の間を行っ
たり来たりすることになります。

そのとき、内側に入ることができると想像し
てください。

彼らの著書「悟りのシンクロニシティ」でも
紹介されているように、内側で本質の層に触
れれば、私たち本来の強さ、美しさ、素晴ら
しさが輝き始めます。そしてそこには物陰に
隠れている反対の極性は存在しないのです。

チャクラを入り口として内側に入ると、その
ような場所にたどり着きます。

このクラスでは、チャクラの外側から内側に、
初めての方でも簡単に入ることができました。

表層の荒波を、調和へと変容するもうひとつの
方法があります。

それはハートのはたらきを使うことです。

ハートは愛とスペースでできています。

ハートはどのようなネガティブなエネルギー
でも、そのスペースの中で受け入れ、愛しま
す。

すると変容が起こります。

ネガティブなエネルギーは、本来の美しいエ
ネルギーへと変容します。

エネルギーを変容させる二つの方法：

（１）本質に触れること。
（２）ハートの愛とスペースで受け入れること。

難しそうに聞こえるかもしれませんが、この
「チャクラを開く体験」のコースでは、これ
をチャクラの中で起こることとして経験しま
した。

コマラと私の二人が、プログラムにそって
みなさんをチャクラの中へと案内し、そのエネ
ルギーの乱れを経験してもらい、ハートの愛
と、本質の力で変容する体験をしてもらいま
した。

言葉でいうのは簡単ですが、これを体験する
のは全く違った次元の出来事です。

二日間という短いコースの中で、それができ
るためには、チャクラや変容の原理について
深い理解が必要ですが、それがすべてこのプ
ログラムに妥協なく詰まっています。

またプログラムの見事さに加えて、ファシリ
テーターであるコマラと私がその経験を自分
の中で実感しながらリードすることで、でき
たことでもあります。

このように書くと、二日間、ぎっちりと隙間
なく、プログラムが進められたように聞こえ
るかもしれません。

プログラムはしっかりと構成されていますが、
その中に笑いあり、踊りあり、コマラのク
リアでありながら、深刻でなく遊びに満ちた
リードにより参加者は楽しみながら自分の深
みを発見しました。

また私、トーショーの体験談も交えた面白ト
ークは、知的にもテーマを理解する助けにな
りました。

例えば第1チャクラは、肉体の健康を司ります
が、その中には肉体を維持するための実際的
な活動も入ります。お金を稼ぐこともそのひ
とつです。

何年か前にユニティ・インスティチュートで
サトルボディ・ヒーリングを学んだ仲間が集
まって開いた練習会で、全員がいっせいに私
の第1チャクラに手を置いて、このチャクラを
感じたことがありました。

すると、一人ではなく2、3人の人が口々に
「トーショーの第1チャクラは、海に浮いてい
る！」と言ったのです。それを経験した一人が、
今回サポートのために入ってくれていた辻本
（ヴィジェイ）さんです。私は、軽快にヴィ
ジェイに「あのとき、ヴィジェイもいたよね
！」と言いました。

第1チャクラはしっかりと大地に根差している
必要がありますが、このときの私はその部分
をもっと意識して根付かせる必要があったの
でした。

このように体験談も交えながら、チャクラの
仕組みについて分かりやすく話すことができ
たのではないかと思います。

二人のコンビはなかなか楽しいものでした。

そして最後にハートとすべてのチャクラをつ
なぐ瞑想により、私たちが本来求めている自
分の内側での調和とバランスが自然に生み出
されていく様子には感動しました。

最後のシェアリングで、一人の参加者は、自
分のチャクラが全部まっすぐにつながって、
エネルギーが自然に上昇し始めた、と言いま
した。

チャクラには人間が幸せを得て輝くために必
要な性質がすべてそろっています。

二日間で、その可能性を垣間見ることができ
るこのプログラムは、リーラ、プラサード、
アルヴィナが40年にわたるチャクラの研究の
末にたどり着いた、深い理解に基づいてクリ
エイトされたものだけに、私の感想は「お見
事！」という他なかったのです。

また彼らは、その理解をなんと惜しみなく与
えてくれていることか！

それをファシリテートするチャンスを与えて
もらい、感謝するとともに、私たち4人が提供
させていただく、ユニティ・インスティチュ
ートの定番のプログラムとして、多くの人に
貴重な経験をもたらすものになると確信して
います。

市場義人（トーショー）記

＜チャクラを開くとは？＞