チャクラという花が開く体験

リーラとの約束


リーラとは、1987年に初めて会いました。
31年前のこと。インドでのことです。

僕は、カウンセラー・トレーニングと言う
長期間のコースを受けていて、その先生の
ひとりがリーラでした。

サイキック・マッサージのサガプリアや、
プライマル・セラピーのスッダなど、そう
そうたるセラピストが勢揃いで教えてくれ

ましたが、
 
リーラは、そのなかでブレス・セラピーについてと、
後半では、ボディワークのひとと組んで、
ハート瞑想を色々と教えてくれました。


リーラは僕を気にいってくれて、その後に
日本に行った時に、「もうすぐ日本人のセ
ラピストが誕生する」と言ってくれてました。

そんなこともあって、3ヶ月のコースを受
けたばかりの僕が、日本に帰ってすぐに瞑
想センターで、ワークショップを開けまし
た。

その頃から毎年、来日するリーラのグルー
プのオーガナイズも行いました。

またインドでは、リーラのグループのヘル
パーとしても働きました。

いつも混沌としていた僕は、リーラに会う
たびに、個人セッションをお願いしてました。

だいたい通訳してくれたのは、コマラでした。

プラサードとは、少し遅れて、たぶん90年代に、
やはりインドで会いました。


パワー・グループというのを初めて受けて、
何のことでだったかもう忘れましたが、
部屋中に鳴り響くような声を叫んで、自分
のパワーにつながる経験をしました。

ものすごく強烈なグループでした。

その勢いに乗って、大きなセレブレーションを発案して、
350人以上もひとを集めました。


たくさんのひとに手伝ってもらいましたが、
誰よりも協力してくれたのは、当時はインド
と日本を行き来していたコマラでした。

そのセレブレーションの直後に神戸で大地

震が起こったので、プラサードに会ったのは、
1994年のことかもしれません。


その後、リーラに相談して、日本で変容の
ための学校を創ろうと企画して、講師に、
リーラとプラサード、そしてサガプリアと
スッダを招くことを考えました。

「その4人は、OSHOのセラピストのなかで
も特別だ。その四人の共通点は何か?」と

リーラに質問されて、
 
「うーん、アクセプタンス(受容)かなあ?」と答えた僕に、
リーラは「コンシャシネンス(意識)に直接に働きかけるのよ」
と教えてくれました。

 

サガプリアやスッダに打診したら、2人とも
その4人なら素晴らしいと答えました。

 

「他のセラピストを入れないように」と
サガプリアには注意されました。

 

リーラは、「もうひとり、ビレッシュを招いたら良い。
ビレッシュは多くの人に愛されるから、
ビレッシュがいたら、そのスクールは成功する」と言いました。

 

プラサードは「なぜセラピストの養成にこだわるのか? 
世界にはたくさんの苦しんでいるひとたちが無数にいる。
もっと多くの人たちのためのスクールを企画したらいい」
との意見をもらいました。

 

もし実現していたら、すごく良質の学校を
創ることができましたが、その話はいつの

間にか立ち消えになってしまいました。

ひとつはリーラやプラサードたちが、アメリカの
セドナに移住して、そちらで忙しくなったこともあります。


そして、僕もセドナに通うようになり、
アルヴィナにもお世話になりました。

セドナに行った日本人が各地にちらほらといて、
ハートのテレクラスが始りました。

 

最初は、電話会議の形式でした。
たぶん90年の最期くらいからです。

 

その間にもリーラの来日、スッダが亡くなり、
リーラのお勧めのセラピストのビレッシュの来日と
オーガナイズなど、本当に色んなことをやって来ました。

 

トランスフォーメーション・スクールという
名前だけつけた幻の企画は幻になりましたが、
トランスフォーメーション(変容)の役に立つことなら
なんでもやってきた30年です。

 

そのまま約十年前のSBH(サトルボディヒーリング)の
トレーニングの一期生としてのハワイの合宿、
インテューティブ・トレーニング、
ELC(エッセンシャル・ライフ・コンサルティング)トレーニング、
ハート瞑想ティチャー・トレーニング、
チャクラ・イベント・ティチャー・トレーニングと、

すべて一期卒業生です。

ずっとプラサード、アルヴィナ、そしてリーラが先生だし、
そして二年前にリーラは亡くなりました。

 

今日はテレクラスがリーラで、ひとりひとりに
質門をしてくれるから、一体何を喋ろうかな?と考えてたら、
突然、リーラは急病で、プラサードに代わって、
それから数日後にリーラは肉体を離れました。

 

なんかリーラには似合わない不吉な話ですが、
ハイキングをしていて、川の向こうに彼岸花が咲いていて、
あっちは彼岸なんだなあ・・と感じてたら、
友人から電話がかかって、リーラが亡くなったと聞きました。

 

そんな話はぜんぜん似合わない、リーラの明るい笑顔を
いつも思い出します。

 

それから二年経って、
来年にはユニティインスティテュートの講師として、
「チャクラを開く体験」をコマラとリードします。


僕の旅のすぐ側には、いつもコマラがいてくれました。

コマラは、オーラソーマのティチャーとして、
世界で活躍している人気者ですが、僕にとっては、
リーラより前から知っている親友です。

 

コマラとトーショーがこの冬に
「チャクラを開く体験」をリードしました。
 
プラサードとアルヴィナの創ったプログラムに沿って、
コマラとトーショーがそれぞれの持ち味を活かして、
素晴らしいグループでした。

 

二人の語りには自然にトランスミッションがあり、
チャクラのエネルギーを伝達されます。

 

コマラがハートと言えばハートが、
トーショーがチャクラを語れば、
僕らのチャクラが自然に目覚めます。

 

「ハートのシンクロニシティ」が
ユニティインスティテュートの鍵だ・・
と語っていたリーラの言葉を思い出しますが、
二人の創り出す場には、それが自然にありました。


長い間、変容に関わって来たこの僕にも、
それが備わっていることを願います。

「私は長い間、VIJAYがどんなふうに花開くのかを
見守って来ました」と、リーラはよく言ってくれてました。

 

残念ながら、生きてる間には、花開いてる姿は
見せられなかったけれど、
今度はそれができるかもしれない。

 

春も三月だし、
もうそろそろ僕の花を咲かせる頃だろうと思います。

 

それは僕の花で、
コマラの花ともトーショーの花とも違うけれど、
でも中心ではひとつなことも知っています。


中心では、プラサードとも、アルヴィナとも
そしてリーラともひとつの花・・・

チャクラというお花が開く体験を、ぜひ多
くの皆さんとご一緒したいと思います。


辻本恒(ヴィジェイ)記

https://mysticunion.wixsite.com/chakra/blank-9
 
□「チャクラを開く体験」Chakra Opening Experience
日 程 2019年3月16日(土)~17日(日)全2日間
時 間 10:00~18:00
会場  関西
               会場の詳細未定
費 用 54, 000円(税込)
※早割 48, 600円(税込)
   (2月15日(金)までにお申込み・お振込み完了の場合)
講 師 黒田コマラ&辻本恒(ヴィジェイ)
https://unityinstitute.jp/opening_chakras_20190316.html