栃木でサロン「Lilyyarn(リリアン)」を
通して、愛と気づきをわかちあってこられた
熊谷みどり(Dasi)さんに
「ハートの慈愛にふれたとき」を語って
いただきました。
どうそお楽しみください。
☆ ☆ ☆
20年近く前、リーラのハート瞑想を初めて体験
した時、何かとても大切なことにつながった感動
を今もよく覚えています。
探究を続けながら、その後サトルボディヒーリン
グ(SBH)1期生として学び始め、
エッセンシャルライフ・コンサルティング(ELC)
ハート瞑想ティーチャートレーニング(HMTT)、
現在はチャクライベントティーチャートレーニン
グ(CETT)に参加しています。
秋から新しく瞑想教室を始める準備の中、瞑想で
自分の人生がどう変化したのか、
体験を言葉にする練習から様々なことが思い起こ
されています。
セッションギヴァーから離れたこの数年、
末期がんだった夫に寄り添った日々や自宅で看取
った体験が宝物のように感じられ、生前より強い
夫との繋がりが人生を勇気づけてくれています。
エネルギーに気づくこと、ハートから生きること
は日常に何をもたらすのか?
思わぬ流れで家を訪ねてきた親戚の女性から受け
取ったたくさんのことを書きます。
私と同年代の彼女とは電話でたまに近況を話す仲
、数年前から嫁ぎ先の自営業を手伝っていますが
家族と折り合いが悪く、家を出てきたのでした。
温かく迎えながら様子を見ると、身体のエネルギ
ーが枯渇して生気がなく、全体に細くガサガサし
ていました。
この時、私は自分を取り巻く外側の現実に触れ
ながら、内側やエネルギーに気づくことに、
よりくつろいでいると感じました。
夫との最期の時間が、その在り方を学ばせてくれ
たのかもしれません。
・・・書きながら、感謝し、自分にも価値を与え
ます。
座るなり、どんなに辛い体験をしているか彼女の
話は怒りとともに終わりなく続き、様子を察した
私はただ耳を傾けていました。
同時に厄介だという思いにも気づき、たまに
深呼吸しながらエネルギーの変化を感じつつ、
単純に訪問者を喜びお茶を楽しんでもいました。
彼女に身体の具合を聞くと
たくさんの不調を抱えていて、得意なスキルを
活かして働き甲斐もあると言っていた仕事も、
嫁の立場を気にして無理をしているのがわかりま
した。
自分の不調に気づいて労わる様子は、
深みでは民衆の優しいリーダーのようで、
それを感じると温かい気持ちが広がりました。
最初ガサガサしていた彼女のエネルギーが水を
含んだように少しふっくらし、
私の中にもポッと優しい光が灯りました。
ハートと共にいて受容し本質を感じるだけで調和
される、その信頼さえ自然に感じます。
時には彼女を鼓舞したり、嫁ぎ先が問題だと
ジャッジしたり、マインドの働きが調和をもたら
さないと知っていても、そんな会話を繰り返して
は居心地悪くなったり良くなったりします。
それに気づいたら、またいつでもハートに戻れば
いいのだと知っていれば、何を選んでも楽にここ
にいられます。
長く学んできたことが、普通に生きることの中で
自由に働くのは軽やかな感動です。
これからいったいどうすべきか考えが止まない
彼女に、聴くのを止めるタイミングを感じた私は
少し横になるかどこかへ外出する?
あるいは「ハート瞑想してみる?」
と提案しました。
「瞑想!」即答でした。
内側の質につながるのは厳かで、何度出会っても
美しい瞬間です。
気軽に始めた瞑想が忘れられない時となりました。
涙ながらにシェアしてくれた信頼、
その本質はいつもここにある、
とどこにいても思い出せるようハートの体験を
メモしてもらいました。
後で何度かメモを見てそれを実感できることに
驚いていましたが、その都度私の中にもその質が
新たに育つようでした。
さっきまで考えていた複雑なことは
何だったのか!
大切なのは弱さを見せられるスペース、愛、
考えていたこととは全く違う。
純粋無垢な表情で彼女がそう言った後、
少しの間「沈黙」がありました。
数日後、身体のメンテナンスに行き、子どもの
アパートや実家で静養しながら、
嫁ぎ先には改善点の提案を文章にしたので戻って
話し合うつもりだ!と、
しっかりしたお礼の連絡がきました。
20年前の私のように、瞑想は何か大切なことに
つながると充分に感じてもらえたようで嬉しかっ
たです。
一人一人のユニークな存在に価値を与え、
ひとつの中でくつろぎ愛を分かち合う。
大切にしたいことをますますシェアしていきたい
と思います。
瞑想教室が整いましたらまたお知らせさせて
くださいね。
お読みくださりどうもありがとうございました。
熊谷みどり(Dasi)
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