チャクラジベリッシュ瞑想とハートの気づき By辻本ビジェ

アーティストの人たちがたくさんいる場所で、
瞑想のガイドをしました。
 
チャクラジべリッシュ瞑想を紹介したら、
普段からヨガなどもやっているのか、
 
皆さんチャクラの位置も知っていて、
つまり最近の意識高い系の若者達と自然の中で、
合宿して、瞑想する集まりです。
 
そこで興味深いことがありました。
 
 
第五チャクラのエネルギーを感じてのジベリッシ
ュが、とっても激しいのです。
 
一般の人たちを相手に、この1年の間、チャクラ
ジべリッシュ瞑想とハート瞑想の会を続けてきま
した。
 
毎週木曜日の夜に、お正月も欠かさず雨の日も
風の日もやってきたので、
約50回位(瞑想会では下から上のチャクラまで
一巡することを二回するので約100回位)
チャクラジべリッシュ瞑想を体験してきたことに
なります。
 
ふつうは、音楽も激しい感じなので、
第一チャクラ、第二チャクラ、そして特に
第三チャクラが、激しい感じになります。
 
完全防音の個人のスタジオを借りているので、
二重扉を閉めたら、
とても大きな声でジベリッシュをできます。
 
いろんな時がありますが、たいていは第三チャク
ラのエネルギーを感じてのジべリッシュが激しく
なります。
 
 
世間で生きると、自分の中のキラメキイメージを
押し出し、影のイメージを抑圧し、
そうやってある役割を維持するためか、
第三チャクラにストレスがかかります。
 
ところが、そのアーティスト系の人たちは、
自然の中で暮らしており、自分の好きなことを
したりしているので、
 
第三チャクラにストレスがあまりないのかも?
と感じるくらい、第三チャクラのジベリッシュの
声が特に大きくなりませんでした。
 
前の日の夜は、瞑想のあと、夜中まで
家屋の外の草はらで、大音響でダンスをして、
みんなくたくたになるまでひたすら踊って、
「ナチュラルハイ サイコー」とノリノリでした。
 
満月の下のダンスパーティです。 
 
それで、すでに第一、第二、第三のチャクラの
もやもやは、充分発散されていたのかもしれま
せん。
 
特に目立ったパワートリップもなく、ゆるゆると
流れるように、二日間が進行しました。
 
自由気ままな集まりのなかで、真面目に「瞑想」
や「正しいハグの仕方」を教える僕は、
センセとか、ハート博士とか、チャクラ毒ター
とか、軽く敬愛されて、居心地は多少悪かった
が、楽しかったです。
 
みんな朝からダイナミック瞑想もやったし、
日頃からあまりストレスを感じてなさそうだから、
チャクラジベリッシュ瞑想はやることなかったか
なあ、と一瞬思いましたが、
第五チャクラで激しくなったから、なるほど、
と思いました。
 
ナチュラル志向、アーティスト、新しい生き方を
してるとはいえ、それにこだわって生きてる限り、
負荷はかかるのだなあ、と。
 
普通の人たちより余程クリエイティブに生きて
いても、新しい生き方の模索が信念になり、
探求が確信となり、自己同一化してしまうと、
自由でなくなってしまうのだなあと感じました。
 
 
江戸時代からの古民家を素敵に改装して、
アーティスティックに陶芸なんかもしながらの
場所のオーナーも、クラブで音楽パーティを仕掛
ける音響のプロも、帰農して百姓やってるミュー
ジシャンも、無農薬野菜の八百屋してる若者も、
 
みんな第五チャクラのジベリッシュになると、
急に大きな声で表現してましたから、
そこにたくさんのもやもやしたエネルギーがある
ということではないかと推測できます。
 
新しい生き方であれ、古い生き方であれ、
型にはまるとしんどいだなと感じました。
 
サトルボディーヒーリングの本の中にこういった
一説があります。
 
「面白いことに、芸術家や、役者や芸能人と
 いった、普通は創造的と思われている人たちは、
 名声と信望を得るとすぐに、
 しばしば危険を犯すのをやめてしまいます。
 
 このことはアートギャラリーになり、画集を見
 たりするとわかります。いかに画家たちが、
 評価を受けた偏狭なスタイルにとどまっている
 のかわかるでしょう。
 現代芸術家たちは特にそうです。
 あるいはテレビや映画の俳優の経歴を表にして
 みると、いかに限られたタイプの役柄のままで
 いるかがわかります。
 
 これらの人々の多くが、真の創造的可能性を捨
 てて、自身の成功の囚人になってしまったので
 す。というのも、特定のイメージを保っている
 ことや、特定のタイプの作品を作っていること
 に対して、大衆が報いてくれるからです。
 
 こうして彼らは外側の極に、既知なるものにし
 がみついて、未知なるものを避けることを選ぶ
 のです」p207
 
幸い瞑想キャンプに集まったアーティストの若者
たちは、まだそんなに社会的に成功してるわけで
はありませんし、ここで瞑想にもふれたので、
創造的可能性に開かれています。
 
瞑想ガイドをしている僕の方が、たいした成功は
してませんが、長年のキャリアがあるから、
古いやり方にしがみついて、未知なるものに飛び
込むのに躊躇しました。
 
二日目のジベリッシュの後は、どうしたものかと
一瞬悩みましたが、手放して、自分の中に入って
いったら、
 
何十年前にリーラに教えてもらったエクササイズ
をひょんと思い出して、そのひらめきを信頼して
シェアーしたら、思いがけない展開となり、
素晴らしい雰囲気で、その日を終えることになり
ました。
 
セッションやグループをやっていると、
毎回行き詰まる時があって、そこにとどまれば、
ひらめきがやってきて、内側にある引き出しが
開いて、その時必要な道具がみつかります。
 
僕にとっては、既知から未知へジャンプする機会
となり、信頼につながってやってみると、
だいたいうまく行くし、押してもだめだったら
切り替えて、引いてみます。失敗にこだわらなく
なったのも、ハートのおかげです。
 
 
次回の第六回サトルボディ(ヒーリング)研究会は、
「第7章 第五身体 創造性」がテーマです。
 
読書会とエクササイズ体験会と瞑想会の合体した
新しいワークの形を毎回模索しています。
 
前回の報告をと書き出したのですが、
次回のテーマ「創造性」の話になってしまいまし
た。
 
 
サトルボディヒーリング研究会
(SBHの本の読書会+エクササイズ体験会+瞑想会)
 
辻本ビジェイ 記
 
エッセンシャルライフ・コンサルタント
サトルボディ・ヒーリングプラクティショナー
http://vijay.p2.weblife.me/cn24/pg353.html