第三チャクラと第三身体について by Vijay

第三チャクラと第三身体について
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サトルボディヒーリング、エッセンシャルライフプログラム、瞑想プログラムの3つの柱です。
今回はエッセンシャルライフ・コンサルタントのヴィジェイ(辻本恒)さんが「第三チャクラと第三身体について」レポートしてくださいます。

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第三チャクラと第三身体について
「自己呈示」という社会心理学の用語があります。 ある部分を押し出して、ある部分を隠すことで、印象を操作することを言います。
例えば、面接などのときには、誰でもありのままの姿を見せるのではなく、有能なところを差し出して見せて、無能なところは隠します。そうやって相手をコントロールしようとするのですが、自分のなかのエネルギーを同時にコントロールしているわけです。
こういった態度は政治的です。 表と裏の顔があって、状況と人びとを操ろうとして画策し、策略を用い、自分の欲しいものを手に入れようすることが、政治的なパワーです。
それはパワーの誤用であり、間違った使い方をすることで、パワーを漏らしていると言えます。
第三チャクラと第三身体の個人であるところのパワーは、こうした政治的な態度によって不健全なものになってしまいます。
しかし誰もが誤ったパワーの使い方をして、本来のパワーにつながっていません。
子供のころから、「べき」と「べからず」の条件付けによって、表と裏のイメージ操作が起こってくることを、サトルボディヒーリングの本のなかでは、キラメキ・イメージとシャドウサイドとして名づけています。
128ページに紹介されている「キラメキ・イメージ」を絵に描くことと「シャドウ・サイドを絵に描く」というエクササイズを、著者のリーラのワークショップで体験したことがあります。「エンパワーメント・グループ」という名前のものでした。たぶん二十五年以上前の話です。
主催者だった僕は、大きなロールペーパーを探して文房具屋さんを巡ったことを覚えています。 白ではなくて薄茶色い紙をなんとか探し当てて会場に用意しました。
その紙をくるくると広げて、参加者が寝転んだ等身大の大きさに切り、二枚ずつ渡していきます。
その紙の上に寝転んで、人の形を描いてもらい、その人型の中にキラメキ・イメージとシャドウサイドの絵を描いていきます。
例えば、ハートフルに見られたいなら、胸の辺りにハートを大きく描いたり、頭が良く見られたいなら、頭を大きく描いたり。
「シャドウ・サイド」のほうには、自分の中の隠しておきたいもの描きます。暴力があったら、手にナイフを持たせたり、ハートに傷がついていたり。
第三身体を見たら、「実際にこんなふうに見える」とリーラは言ってました。 言葉でなくて、絵のイメージで描くことがみそです。
一枚に一時間以上かけて、ゆっくり時間をかけて描きましたが、みんなふらふらになっていました。絵を描くだけなのに、ものすごくエネルギーが動きます。
それから壁にその絵を貼り出して、会場はまるで天使と悪魔の絵の展覧会のようになりました。その絵の前に立つと圧迫感があって、部屋が狭くなったように感じました。
そして、その絵の前でクンダリーニ瞑想をしました。目を開けて、二つの絵を眺めながら、キラメキ・イメージとシャドウサイドを振り落とすようにシェイクするのです。全身全霊でシェイクしてから、どちらでもない本来のパワーにつながってダンスをしました。目を閉じて座ると、裸になったような爽快感でした。これは強烈な体験でした。
もうひとつ「エンパワーメント・グループ」での強烈な思い出といえば、これはもうひとりの著者のプラサードのリードする同じ名前のワークショップでのことでしたが、五日間のグループの最終日に僕は一人立ち上がって、腹の底から絶叫したことがあります。
あれはなんで叫んだのかどうしても思いだせません。 シェアリングをして、プラサードとやり取りをして、たぶん「叫べ」と励まされて、叫んだのでしょう。インドで、外国人ばかりのグループでのことでした。 腹の底から叫んだので、サムライだとみんなから呼ばれました。一声叫んで静かになって、プラサードに「座りなさい」と言われて座りました。ただそれだけの体験です。でも座ったら、パワーがふつふつと湧いてきたのを覚えています。
どちらのワークショップも、二十五年以上前の経験です。そんな昔のことなのに、感覚として思い出せば、今もリアルです。
リーラやプラサードは、手を変え品を変え、ひとびとのエンパワーメントを導いてくれています。
アメリカのセドナでは、何度もアルヴィナのガイドで、しんどいパワーの課題を観ていくようなエクササイズをやりました。だいたいそういうのは、夜の眠たくなる時間帯が多くて、マインドは抵抗するのですが、アルヴィナがあの優しい声で穏やかに、しかし力強くリードしてくれたので、深いところまで瞑想できました。一見そんな風に見えないけれど、彼女はとてもパワフルなひとです。
三人に育てられて、今や僕もいっぱしのセラピストなので(笑)時々、必要なクライアントがいたら、セッションでキラメキ・イメージとシャドウサイドの絵を描いてもらったりします。 本格的なときはやはりロールペーパーを使って。 もっと時間がないときは、普通の紙に描いてもらいます。
「キラメキ・イメージ」のほうは描けるのに、「シャドウ・サイド」の絵が描けない人がいます。 そのひとは霞がかかったようなもやのなかにいるように僕は感じます。 仕事や家族からの要求を一生懸命こなして、くたくたになっていて、それでも「キラメキ・イメージ」を演じていると、まだ承認と栄養がもらえるので、やめられません。 しかしそうやって政治的に得た栄養は、内側で腐っていくかのようです。 内側が分割していては真のパワーは出てこない。
ハートのジャジメントしない気づきが強く育たないと、キラメキ・イメージとシャドウサイドの絵を描くのは難しいのだと思います。 そういうひとには、ゆっくりとハート瞑想のイロハを教えることから始めます。 リーラもプラサードもアルヴィナも、忍耐強いことを思い出します。
秋に、プラサードとアルヴィナが、サトルボディヒーリング オープンクラス「第3チャクラ 真の個性」というワークショップをします。 https://unityinstitute.jp/schedule/booking.cgi?code=151121-23PrAlv_open_c1
僕の直感では、たぶん「キラメキ・イメージ」と「シャドウ・サイド」の絵を描くエクササイズといった怖ろしい(?)ものはしないのではないかと思っています。
それはサトルボディヒーリングの本の中で紹介されているくらい効き目のある強烈なものですが、毎年会うたびに進化して、洗練され、そしてシンプルになっていってる彼らのワークですから、もっと新しくすばらしいものが紹介されることでしょう。
二十五年前の「エンパワーメント」グループも、人格を変えるのでなく、個性を生きること=瞑想が彼らの教えてくれることのテーマでした。
しかし二十五年前は僕の気づきが狭かったからか、人格の歪みに気づくことが精一杯でした。 それでもそれは僕をエンパワーメントしてくれたから、それから進化し、深化し続けている彼らはどんな新しいワークを提供してくれるのでしょうか?
人格ではなく、真の個性につながって、「強みを表現する」というのは、昔のワークショップでは、教えられなかったと思います。 少なくとも「強み」という言葉は使われてなかったと思います。
彼らのワークの集大成のような『悟りのシンクロニシテイー』に書かれている知恵も提供されると予測できます。
第3チャクラの中にある本質的なもの、僕たちの個性に力を与えているエネルギーにつながり、真のパワーを生きるとは、強みを生きて「愛する人生を生きる」(『悟りのシンクロニシテイー』の原題)ということなのでしょう。
ヴィジェイ(辻本恒) http://vijay.p2.weblife.me/index.html
エッセンシャルライフ・コンサルタント サトルボディヒーリング ヒューマニバーシティ・ジャパン代表セラピスト
ビジェイのエッセンシャルライフコンサルティング 望む人生を創造するエッセンシャルライフコンサルティング。 セラピスト歴二十年以上のビジェイがスカイプ、電話セッションであなたをサポートします。
vijay.p2.weblife.me
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ヴィジェイさん、ありがとうございました。
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New 11月サトルボディヒーリング(SBH) オープンクラス 「第3チャクラ―真の個性」 2015年11月21日(土)~11月23日(日) https://unityinstitute.jp/schedule/booking.cgi?code=151121-23PrAlv_open_c1
まだ『サトルボディヒーリング』を読まれていない方は、一度手にとって見られることをお勧めします。 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4900612332/oshoartunity-22/ref=nosim
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