昔むかし、神さまが世界を創造していた時、
4人の天使が神さまに次のような質問をしました。
最初の天使が尋ねました。
「どのようなやり方で創造なさっているのですか?」
二番目の天使は、
「なぜそんなことをなさっているのですか?」と尋ねました。
三番目の天使は
「仕事が終わったら、その世界を私にいただけますでしょうか?」と尋ねました。
四番目の天使は、
「お手伝いいたしましょうか?」と言いました。
これらの天使の質問は、この世界に対する四つの見方を表しています。
最初の天使の問いは、科学者タイプの質問で、
二番目の質問は哲学者タイプ、
三番目の質問は政治家タイプ、
四番目の質問は宗教家的なタイプの人がするような質問です。
科学者はものごとを客観的に観察するやり方で探求します。
そのやり方だと、自分は巻き込まれないですみますが、
生命や存在について、表層的なことしか知ることができません。
それがマインドによる探求の方法です。
次の哲学者タイプの人はものごとについて考え、
憶測するだけで、実験しようとしません。
いつも「なぜか?」ということを問い続けるだけで、
どんな答えをしても、再び「それはなぜか?」と問い続けるだけで、
どんな結論にも至ることがありません。
それは不毛な問いに終わってしまいます。
政治家タイプの人は、世界を我がものにして、
世界を手に入れたいと思います。
政治家は生そのものには関心がなく、
それを手に入れることに関心があります。
それを手に入れるための権力に関心があります。
それは破壊的です。
それを手に入れるためなら何でもします。
宗教的なタイプの人というのは、
宗教の組織に属する人のことではなく、
「存在」といかに調和するか、
「存在」といかにひとつになるか、
ということの探求をしている人のことを言います。
あなたはどの天使のタイプですか?
この世界に対してどのような見方で接していますか?
科学は客観的な事物を対象として実験しますが、
宗教は主体そのものに働きかけます。
つまり「自分は誰か?」ということを探求します。
それを体験として知る方法が瞑想です。
瞑想はある意味で、自我を超えようとする試みです。
自分よりも高次なもの、自分よりも大いなるもの、
存在の一部としての自分を知るためのものです。
私たちが世俗的なものの中でのみ生きている限り、
この肉体とともにすべては終わってしまいます。
この肉体を超えた何か、目に見えないもの、
未知なるものを探求することによってのみ、
肉体を超えたものを見出すこともできるでしょう。
この世界の創造とは、物質的な世界だけではなく、
物質を超えた世界の創造、
自我を超えた自分自身を創造することをも含みます。
生きるアート、愛するアート、観るアート、在ることのアート。
アートとは、創作することであり、神の創造を助けることです。
四番目の天使の「お手伝いしましょうか?」という問いかけは、
創造することを手伝うこと、
それは自分は誰かを知り、
本来の自分自身を創造することのアートを知ることでもあるのです。
瞑想とは何か、ということは自分で探求し、
自分で体験することでしか得られないものですが、
そういう瞑想の可能性を探求されたい方は、
ラハシャの「瞑想に生きる」のワークショップは
その貴重な瞑想の体験の機会となるでしょう。
「瞑想に生きる」
人生の神秘に飛び込んでみたい方にオススメです。
https://oshoartunity.com/blog/post_lp/living_in_meditation
OAU
えたに
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◆ 自分らしく生きるための地図
ラハシャ・フリッチョフ・クラフト博士
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日程 2024年4月27日(土)
時間 午後2:00~4:00
会場 Zoom オンライン
費用 8,800円(参加費、通訳、税込)
※早割 7,700円 (4月20日(土)までにお申込・お振込完了の場合)
定員 50名
講師 ラハシャ・フリッチョフ・クラフト博士
※どなたでもご参加いただけます。
※こちらはインターネットを使ったオンライン開催です。
※参加者には録画をお渡しいたします。何度でも聞くことができます
(有効期限1か月)。
※当日参加できない方も、録画で参加することができます。
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