「第三の眼を開く」シリーズ 第一回:第三の目の特質
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ユニティインスティチュートのスクールには3つの部門があります。 http://unityinstitute.jp/
サトルボディヒーリング、エッセンシャルライフプログラム、瞑想プログラムの3つの柱です。
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今回は昨年の11月29日~12月1日に行われた瞑想の週末のコース「第三の目を開く」で瞑想について話されたことについてご紹介します。
ユニティインスティチュートでのコースはサトルボディヒーリング(SBH)や「本質を生きる」(EL)や、エッセンシャルライフコンサルティング(ELC)など、すべて瞑想を基礎にしています。
もともと、ユニティインスティチュートのディレクターであるプラサード、リーラ、アルヴィナは瞑想のティーチャーとしても経験が深く、SBHやEL, ELCなども瞑想を日常生活やヒーリング、その他の人生の状況のなかで実践していくためのものでもあります。
それでは、彼らが教えている瞑想の定義とはどういうものなのでしょうか?
一般に瞑想というと仏教での瞑想、ビパサナや止観や坐禅、チベット仏教での瞑想のように、様々な観相や儀式や何か特別の訓練などが必要のように思われがちです。
しかし、その瞑想の本質を理解すれば、その瞑想を人生に活かしていくことができるようになっていきますし、人生で実践していくことができるようにもなっていきます。
今回は「第三の目を開く」のコースの最初に話された言葉からその一部をを紹介します。 その話の中では、瞑想とは何か、そしてその大切さ。 それがどんな風に機能するのか 第三の目とは何か?その質とは? 第三の目を開くとはどういうことか。 瞑想とは気づきであり、気づきは脳を超えているということ。 気づきを広げるためのステップは何か。 瞑想を人生に活かすとはどういうことかについて話されました。
それでは、お楽しみください。
「瞑想は私たちの人生に大切なものです。 そして瞑想を分かち合うことは人生において大きな歓びになります。
それでは、最初に第三の目について話したいと思います。 第三の目は様々な特質と結びつけられていますが、その基本的な質は、意識、気づきです。 意識、気づきは瞑想においてとても大きなテーマになります。 「意識、気づき」と言っても普通はたいした事がないように思われがちです。 特に現代の心理学では、眠っているときに無意識があるということ、そして目覚めているときに意識があるというふうに見ています。現代の心理学ではその間のものがないのです。 東洋における伝統的な瞑想では「気づき」のいろんな特質を発見しています。 サンスクリット、ヨーガの世界では、意識と気づきに対して多くの発見をしています。 完全に眠っている無意識な状態、そして超意識といったふうに意識の異なる様々な質を見いだしています。 そして瞑想の伝統の中では、すべての人々は、生きることの目的として、意識を通してより進化していくということがあります。 過去生という概念は、「気づきを進化させて行く」という観点を含んだものです。 それぞれの過去生において、それぞれの人生における様々な目的があり、その様々な体験を通して私たちがますますいろんなことに気づくようになってきているのです。 ある時点で、それは悟り、光明を得た状態、それは意識が花開いた状態であることを指し示しています。そして私たちはそこへと戻っていきます。 気づきは広大ものであり、私たちの物質的なものをはるかに越えるものです。 多くの科学者達は脳のどの部分に「意識」や「気づき」に関連する場所があるのかを探し出そうという試みを繰り返しています。 そしていまだ誰一人としてそれらを脳の機能の中に具体的なポイントを見いだすができないままなのです。 なぜなら「気づき」は脳を超えているからです。 私たちの気づきを養っていくということ、大切だということに気づく事、そのことが今のわたしたちにとってとても重要なことだと言えるでしょう。 そして「気づき」を拡大していくことに対して実際的で具体的な体験をすることによって、「気づく」ことがより効果的であることがわかります。 気づきを広げていくことの結果として私たちの内なる本質に気づくようになります。 他のトレーニングでも伝えていますが、世界に存在する人々の中で平均してわずか5%の人が「自分は誰なのか?」ということに気づき、残りの95%の人々がそのことを見過ごしていると言われています。 なぜなら、そこに「気づき」がないため、ほんのわずかしか気づき使われてないためだということがわかります。 人間がどれだけのことに気づけるかという潜在能力からすると、私たちが日常に使っている気づきは非常に低いレベルだということがわかります。 現代の心理学では、私たちの無意識の中で気づいていないたくさんのことがあるということを発見しています。 フロイトは、はじめてそういうことを発見した心理学者でもあります。 私たちの中にある無意識にそった動機や力が存在するということを最初に言ったのがフロイトです。 現代の心理学では、気づいていないもの=ネガティブなものとしてとらえる傾向にあります。 しかしそこには私たちが驚くべき「美」が存在しています。 多くの宗教では、人間には慈愛、深い愛情などの美しい質があることを話しています。 これらの質は人生に大切な意味を与えてくれます。 そこで、こういった質をどうやって自分の人生で持つ事ができるのか?ということが次に問題になります。 そしてそれは瞑想を通して、すでに私たちの内側にあるのだということに気づくことができるのです。 ひとりひとりの人間ははかりしれない愛の美しい質を持ち、安らかさ、軽さ、信頼、慈悲、慈愛、たくさんの質のすべてをもっています。 それらが私たちが普段気づいていない95%の中に含まれているのです。
これまでの教育の中では、私たちはそれらの美しい質を実践するためには一生懸命に頑張らなくてはならないと教えられ、そう思い込んでいます。 そして多くの宗教がそのように考えています。 それらの質がすでにわたしたちの中に、すでにそれらがわたしたちの一部であることを本性の一部であることを知らないでいるのです。 それらの質を生きるために何が必要なのかというと、意識、気づきを広げるということが大切になってきます。 ですからこの3日間を通して「気づき」を広げて行くワークをしていきます。 それこそが本当の「瞑想」なのです。 最近では瞑想もとてもポピュラーなものになってきました。 それは人々がくつろぎのために、安らかに過ごすために、人生をいきいきと生きる事とつなげられています。 こういった質が起こるには、もっと私たちが気づくようになるそのことがとても大切です。 私たちの自然な質にはそれぞれ特質があり、なかでもこの第三の目を開いていくことで、より気づきが拡大することを助けてくれます。 そしてこの瞬間、今ここを感じられるようになります。 もっと気づくようになると、もっと今ここに存在することができるようになるのです。
もっと明晰でよりクリアにものごとを見ることができるようになります。 第三の目が開くようになると、まわりの人々のことをもっと理解できるようになり、仕事においてもいろんな面で成功できるようになります。 そして気づきは二つの方向へと向かうようになります。 それは自分の外側やまわりのことに気づけるようになるのと同時に、内側へも気づきが向かうようになります。 そうすることによって自分の強み、ユニークな質に気づけるようになります。 世界中の人々が「自分は誰なのか?」ということに興味を持ちはじめています。 自分は何ができるのか? 自分は何がしたいのか? それらを見つけるために様々なテストを試みたりもしています。
ですが、第三の目を開くこと、そのことが自分の本当の性質、本質を見つけるための一番の近道なのです。他の人の意見に従う必要がなくなります。 自分の強み、ユニークな質に自分自身で気づけるようになり、同時に外側の世界にも気づけるようになります。 この世界に自分の本質を生きるためのどんな素晴らしい機会があるのかということにも気づくようになります。 なぜなら、自分の内側にある本質に気づくと、それらを外側の世界にどのように表現するのかという機会に気づく必要がでてきます。 ですから、気づきは同時に二つの方向、内側と外側へと向かうことが大切になってきます。 さらに内側深くに入って行くことによって、そこにある私たちの美しい本質に出会っていくことができるようになります。
慈悲、慈愛、勇気、信頼がそこにあることに気づいて行くとより活性化されより力を感じるようになります。気づきはそこにある力を活性化させ成長させます。 そして本質にあるものを育てます。たとえば愛の質、それは私たちの本質でもありますが、そのことに気づくとそれはどんどん成長します。 そこにある本質それに気づく事が大切だということです。 気づけば広がりどんどん拡張されて行きます。 内側の愛の質に気づかなければ、それは種のままで留まってしまいます。 気づきは太陽の光や雨となりそれらに栄養を与えます。 そうすることで内にあるものが花開く事を助けるのです。 同時に気づきは外へも広がっていきます。 愛を表現するという機会にも気づけるようになります。 誰がどのようにそれを受けとりそしてどうして受け取れないのかに気づけるようになります。 気づきは驚くべき知性と感受性を与えてくれます。
気づきは知性の源であると言えるでしょう。 現代社会において知性とは本当に狭い認識でしかとらえられていません。 知的な分析力であるとかそれらはとても大切なことであり知性というのは人生において大切な役割を担っているものでもあります。 ですが、この知性だけにマインドだけを使って生きてしまうと残りの95%に対して盲目になってしまうことになります。 気づきが広がることは、知性が広がることをも意味します。 知性においては、すべての側面において広がりを見せることになります。 人間にとってとても重要な資源それは「気づき」であるということです。 私たちは、知性をはかるのにIQを用いますが、ここで言う「知性」とは自分たちがどれだけのことに気づいていられるかということを意味しています。 現代において私たちが個人的に直面する問題として物事に中毒的になってしまうことや頭の問題などあるいはこの世界でひとりひとりが集合無意識的にであっている問題も含めて、そこでは5%の気づきしか使われていないということがわかります。 自分の本質に気づけないことは、この5%の気づきしか使っていないことが自分の人生を地獄のようにしているということがわかります。 自分の本質から切り離されてしまうことが、天国にいるような幸せを得られないことの原因になっています。 ですから再び自分の本質とつながることがこの世に天国を作ることであり、そのためには、気づきを広げて行くことが大変助けになります。 また気づきの面白いところは、ネガティブなものを溶かして行き本質的なものを成長させていくというところにあります。」
以上、非常に長くなってしまいましたので、今回はここまでとさせていただきます。
機会があれば、またこの続きをお届けしたいと思います。
ユニティインスティチュート事務局 江谷 信壽
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エッセンシャルライフコンサルティング(ELC) コンサルタント養成コース 3期生募集 開催日時:平成26年8月1日(金)~3日(日)
お申し込み:お申込用紙に記載して、和尚アートユニティにお申し込みください。 電話受付:0467-23-5683 (和尚アートユニティ内:ユニティインスティチュート事務局
ELCコンサルタント養成コースレベル1 パート2は12月5日(金)~7日(日)を予定しています。 パート3は2015年3月に予定しています。
『悟りのシンクロニシテイー』はhttp://tinyurl.com/cf4awhlで入手できます。
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