12月7、8日に、広島でトーショーと一緒に「チャクラを開く体験」を開催します。
チャクラについての知識は、本などを通して、多かれ少なかれ持っている人は多いと思いますが、
この「チャクラを開く体験」では、そのタイトルにあるように、体験を通して知ることを目的としています。
チャクラは私たちのエネルギーの中枢です。
エネルギーと言うと、何か漠然とした感じがあるかもしれませんが、エネルギーを知覚する感性を高めてゆくと、自分に何が起きているのかを、正確に知ることができるようになります。
ここで少し、これまでの歴史の中での西洋と東洋の歩みの違いをみてみましょう。
西洋では科学的探究を外に発展させてきました。
外側の世界はどうなっているのか、どのように構成されているのか、そこでは何が起きているのか、その原因は何なのか、などです。
科学技術の発達は、その外側に向けた科学を究めるために発達してきました。
そうして、月に行き、火星に行こうとしている人類がいます。
医学も然り。
解剖生理学、薬学、外科手術の発達・・・病気や怪我を治し、病気にならないようにする試みが発達してきました。
一方の東洋では、科学的探究は内側に向けられてきました。
私たちの内側にある宇宙の仕組みがどうなっているのか、どのように構成され、そこでは何が起きているのか、その原因は何なのか、それを自然な状態に戻すには、どうしたらよいのか――
インドのヨガやアーユルヴェーダにも出て来るチャクラは、そうした内なる科学の発達によって見出されたエネルギー中枢です。
日本にいる私たちは、今では、西洋的な外に向けた科学を享受した暮らしを送っています。
しかし、東洋で発達してきた理(ことわり)は変わらずにここにあります。
おそらくは、中国で体系化された経絡やツボ、気功は、ほぼ自然なものとして受け入れているのではないでしょうか。
目に見えずとも、それらの存在に疑問を持つ人は少ないと思います。
鍼灸は治療としての位置づけを確立しています。
チャクラは、それよりも微細なエネルギーを含み、人が持つあらゆる領域を司ります。
私たちの思考、感情、振る舞い、意志も愛情も、全てです。
肉体を含め、人の全領域に関わるチャクラを知ることは、計り知れない恩恵をもたらしてくれる学びです。
チャクラの微細なエネルギーを感じることは、最初は難しく感じるかもしれません。
でも、繰り返すうちに、やがて感覚は敏感になります。
知覚する能力が伸びて広がるほど、私たちの気づきは大きくなります。
気づきが大きくなるほど、私たちは、自分によりよいものを選択し、それを生きることができるようになるのです。
人の本当の幸福はそこにあります。
チャクラの概念は、私たちの身近なところにも表れています。
仏像の眉間にある白毫だったり、天蓋であったり、天使の輪っかであったり―。
それに、日本はハラの文化の国ですが、このハラは、チャクラと重要な関連を持っています。
ハラはまさにエネルギーの源泉。
それを日本人は知っているから、「ハラキリ(切腹)」があった。
西洋だと、命を絶つのに、頭を撃ったり心臓を撃ったりするわけですが、日本はハラを切り、エネルギーを断つのです。
私たちの文化は、たいへんエネルギーに敏感な文化だといえます。
この二日間で私たちは、そのように昔から私たちのDNAに組み込まれていた、エネルギーを知覚し読み解く能力を取り戻します。
そして、何千年もの長いときをかけて、人類が築いてきた内なる科学に触れ、それを〈今〉を生きる自分の成長のために用います。
皆さんとご一緒できるのを楽しみにしています。
尾崎智子(ブーティ)
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