「ELC」シリーズ 第二回:伝達(トランスミッション)について

「エッセンシャルライフ・コンサルティング」シリーズ 第二回 (ユニティインスティチュートのニューズレターのご登録は https://unityinstitute.jp/mail/subscribe.cgi ) ユニティインスティチュートのスクール には3つの部門があります。 http://unityinstitute.jp/ サトルボディヒーリング、エッセンシャルライフプログラム、瞑想プログラムの3つの柱です。 前回に続いて、エッセンシャルライフ・コンサルティング(ELC)のコンサルタント、辻本恒(ビジェイ)さんによる、ELCの紹介のシリーズをお送りします。 今回は“ELCで使われる「伝達」(トランスミッション)”というものついて説明してくださっています。 どうやらELCで言うトランスミッションというのは、通常の“エネルギーを与える”という概念とは違うらしいですよ。(@_@)       ………○…………○…………○……… 前回はELCのレベル1のセッションについて、ハートを思い出すことの大切さと、『悟りのシンクロニシティー』の本が教えてくれていることについて書きましたが、今回は、実際のELCで使われる「伝達」(トランスミッション)の意義と、レベル2のセッションについて紹介します。 「悟りのシンクロニシティー」のエクササイズをやれば、エッセンシャルライフ・コンサルティングで伝える五つの鍵を自分で体得することができます。 それでもやっぱり専門的に訓練されたコンサルタントが、あなたの課題に集中してくれて、ふたりの意識の広がりなかで、「あなたの愛する人生を引き寄せる」特別な旅に同行してくれることは、とても助けになります。 コンサルタントの僕たちも、ときどきお互いに交換セッションしているのは、ひとりで瞑想するよりも、もうひとりの瞑想者と瞑想するほうが、意識が広がるからです。 意識が広がれば、表層にある思考や感情だけでなく、もっと深いところにある才能や本質、そして中心に気づくことができるし、中心からのシンクロニシテイーの未知のパワーも働きます。 それにコンサルタントは、エネルギーをトランスミッション(伝達)することを訓練しています。 そこのところが、本を読んで学習するのとは、大きく違うところ でしょう。 リーラ・アルビナ・プラサードのセミナーやトレーニングに出たらすばらしいのは、彼ら三人からエネルギーのトランスミッション(伝達)を受ける からです。 トランスミッションとは、遠隔ヒーリングの方法などのように、エネルギーを一方的に与えるやり方ではありません。 このために特別に研究されたトランスミッションという方法では、コンサルタントや講師がエネルギーを伝達すると、それが、相手のなかに既にある、眠っていたエネルギーに 共鳴して振動し、目覚めるのを助けることで起こります。 それは、自分のものでないエネルギーを、他の人から与えられ/受け取るといった依存関係が発生しま せん。 自分の中にある自分のエネルギーを発見し、それとつながることを助けるものです。 それから、あまり知られていないようですが、エッセ ンシャルライフ・コンサルティングには、レベル2「中心から生きる」というもうひとつの五回シリーズがあって、最初のレベル1.「望む人生を創造する五つ のステップ」を修了したひとは、任意で受けることができます。 セッションの順番は、それぞれのひとの個人的な必要にあわせて行うことができるものです。 このレベル2「中心から生きる」の五つのセッションは、すべて、人生のより大きな課題の中で、最初の五つの鍵を生かしていくようにデザインされています。 最初のコースを修了した希望者が受講できます。 とても深く、瞑想的なセッションなので、なぜこちらから先に教えてくれないのか?と言うひとまでいるのです が、最初の五つの鍵がベースになっているので、やはりこの順番が必要なのです。 レベル2「中心から生きる」の五つのセッションのうち一番目のセッション6では、意識の多重構造マップを体験的に理解するため、それぞれのサークルにガイドされ、それらのサークルが実際にどのように自分の人生に関わるのかを体験します。 自分の強みや本質や中心へより強くアク セスできるようになり、それらを自分の人生で表現する方法を学びます。 セッション7.では、人生で自分が直面するチャレンジを、自分の中心に定まるためのものとして利用することを学びます。 セッション8.では、中心に定まり、くつろぎ、自分の努力の結果を受けとりながら、的確で効果的な行動をとることを学びます。 セッション9.では、自分自身の内側の葛藤や他の人との葛藤を解消する方法を学びます。 セッション10.では、頑張って闘い、挫けてしまう在り方から、中心から生きてシンクロニシティーの流れに乗ることにシフトすることを学びます。 以上の五つのセッションの内容については、残念ながら『悟りのシンクロニシティー』の本のなかには詳しく書かれていません。 そういう意味では、本を読み終えた方も、本を読んでエクササイズをした方にとっても、レベル2.「中心から生きる」コースは、興味深いものでしょう。 例えば、『悟りのシンクロニシティー』の「第五章 エッセンス(本質)の鍵」のなかに、「決断を下す」という項目があります。(P230) 「決断することが難しかったり、つらい気持ちを伴う場合は、あなたの中のひとつの側面がひとつの決断を下したがっているのに、もう一方の側面が別の決断を行いたがっているときによく見られます。  例えば、こんな気持ちになったことはないですか?「これをするべきだろうか、それとも何か別のことをするべきだろう か?」  これはしばしばその背後に価値の衝突があるからです。  これが起こると混乱し、このような状態のまま決断を下すと、どちらを選んだとしても間違った決断を下したのではないかと感じるかもしれません。  これは自分のある部分が満足できなかったり、人生で大切なある部分が取り残されてしまう感覚です。  この次 に、決断を下さなければならないのに、自分の内側に二つの側面があり、その間で価値の葛藤が起こっているように感じたら、2つ目の鍵を使って、両方の側そ れぞれにある本質を見つけ出してみましょう。」 とありますが、これについて詳しく体験していのが、セッション9.の「葛藤を解消する」です。 先日、仕事を拡げてゆきたい気持ちと、休みたい気持ちが葛藤している方にセッション をしました。 結局、外側に出て行きたい気持ちと内側に入って行きたい気持ちが葛藤していたのですが、まさにエッセンシャルライフ・コンサルティングのテーマの内と外のバランスを取っていくということに関わる内容でした。 エッシャンライフ・コンサルティングのすばらしい特徴は、内なる世界と外側の物質的世界の豊かさの両方を大切にしていくことです。 瞑想やワークショップなどで良いことを経験しても、それを実際の生活や、人間関係の中で生かせないというフラストレーションの話をよく聞きます。 しかしハート瞑想によって、自分の内なる本質や強みとつながれば、それらを表現していくように自然になります。 強みを生きることで、人生はもっと楽しくなり、よりうまくいくようになります。 例えば先ほどの例の人は、くつろぎという本質につながって、なにごとも楽しめるという強みを使って、仕事をもっとくつろぎながら、強みを活かして、楽しんで拡げていくようになりました。 内側にある資質と、外側での行為に橋が架かったのです。       ………○…………○…………○……… ヴィジェイさん、ありがとうございました。 次回もよろしくお願いします。 『悟りのシンクロニシテイー』はhttp://tinyurl.com/cf4awhlで入手できます。