ニューズレターシリーズ 3回 「生の同心円」 ユニティインスティチュートのニューズレターより、その一部をお届けします。 (ニューズレターのご登録は https://unityinstitute.jp/mail/subscribe.cgi ) …………………………………………………………………………………………… ◆1.自分の生きたい人生を生きる (Living The Live You Love) その3 …………………………………………………………………………………………… 今年の春には、イタリアでユニティインスティチュートのディレクター、リー ラ、プラサードアルビナの共著による本が出版されます。(タイトルは仮題です) その本の第三章のさわりを少し紹介したいと思います。 ここで紹介している「生の同心円」については「本質を生きる」(エッセンシ ャルリヴィング)のシリーズのセミナーでも学ぶことができます。 エッセンシャルライフ・コンサルティングについては、こちらをご覧ください。 http://mpse.jp/unity/c.p?22caz8q7ls 実際のセッションは、こちらで受けることができます。 http://mpse.jp/unity/c.p?32caz8q7ls 「本質を生きる」(エッセンシャルリヴィング)の「恩寵の法則」のなかでも、 これらのなかの、いくつかの鍵について学ぶことができます。 http://mpse.jp/unity/c.p?42caz8q7ls また、5つの鍵を体験できるワンデイ体験セミナーもあります。 ☆エッセンシャルライフ・コンサルティング ~自分が本当に望むものを人生で創造する ワンデイ体験セミナー~ 講師 プラサード&アルヴィナ http://mpse.jp/unity/c.p?52caz8q7ls
。。。。。。。。。。。。。。。。。第三章 この章では、本当のあなたを発見するための地図をご紹介します。 また内側にあって隠されているたくさんの宝物も見つけることができる地図です。 ・・・ <外側のサークルの層だけで生きていると> 人生の同心円の、どのサークルで生きているかが、自分が誰かという答えを決めます。 ほとんどの時間、外側のサークルで過ごしているなら、自分とは誰か分かったつもりでいても、それは自分自身のほんの小さな部分かもしれず、しかも移ろいやすいものです。 外側のサークルでは、注意が向くところが表面だけに限られていて、意識は外を向き、自分の周りにあるものに焦点が合います。 外側のサークルだけに気づいていると、外を見て、自分が何者であるかを定義しようとするでしょう。 内側に向き、そこにあるサークルへとつながっていくにつれ、自分の本当の性質、自分の本当の正体を中心に置いて生きることができるようになります。 これは自然に起こり、安定性、安心、それに家に戻ったという深い感覚が得られます。 一方、内側のサークルと内側の中心につながっていなければ、本当の中心が与えてくれる安定性と安心のみせかけを手に入れるために、外側のサークルの層ににせの中心を創りだす必要がうまれます。 にせの中心を創りださなかった人は、大洋に漂う小さなボートに乗っていて、波が来るたびにあっちに投げ出され、こっちに投げ出されるように感じるかもしれません。 あるいは、方向性の感覚や人生の意味についての感覚が持てずに、道に迷ったように感じる可能性もあります。 不安定な人生を送るようになり、アイデンティティの問題が起こるかもしれません。 <にせの中心> にせの中心は、外側のサークルの層に形成されたアイデンティティで、自分が何者かという感覚を感じるために作られます。 にせの中心の創り方はさまざまで、人が自分をどのように取り扱うかとか、人が自分について抱いている意見、職業、住んでいる場所などによって創られます。 誰かに好かれると、自分のことを良い人だと思うかもしれません。 誰かの期待を満たし損ねると、自分が無能な人間であるかのように感じるかもしれません。 にせの中心は、幼少期に形作られはじめます。 そのころは、性格はまだ十分に結晶化しておらず、簡単に影響を受けます。 子供の心で、人があなたに対して抱いた考えや意見を自分のものにしはじめます。 ところが、両親から異なっているだけでなく、矛盾する意見を聞く可能性もあります。 たとえば、母親は、あなたのことをとても静かで良い子だと言うかもしれません。このように母親にほめられると、母親に愛されているように感じるかもしれません。それで、静かにしていることは良いことだし、自分はそんな人間だと考えはじめるかもしれません。 それから、父親が、「お前はもう少し、元気に、活発になった方が良いね。 そうしたら、人からも認められて、人生でうまくやっていくことができるのだよ」と言います。 それで活発で元気でなければ、必要なものやほしいものが手に入らないと考えはじめます。 そうなると、活発にしたくないときに活発に振る舞い、元気に動き回りたいときに、静かにするようになるかもしれません。 にせの中心に従って振る舞うと、自分独自の本性の本当の表現ではないことを行ったり、言ったりすることが多くなります。 ・・・ にせの中心は、他人の意見によって作られ、方向づけられるだけでなく、自分自身の経験によっても作られます。 たとえば、サンフランシスコ在住の会計士であるウィリアムは、仕事を失い、新しい職に就くことが難しいという状態で、私たちのところに助けを求めてやってきました。 今まですでに1年間も職を求めてきて、何の成果も得られず、無力感を抱き、あきらめていました。 この経験から、ウィリアムは、自分が落伍者であるというアイデンティティを引き受けました。 自分は落伍者で、仕事さえ見つけることができないというわけです。 ウィリアムは、拒絶されるたびに、自分のにせの中心が自分の本当のアイデンティティだという証拠として、それを使いました。 私たちはウィリアムに自分の強みへのつながり方、そして内側の本当の性質の中に中心を見出す方法を示しました。 するとウィリアムに新しい自信と活力が生まれ、また仕事を探しはじめました。 今回はそれほど簡単には勇気を失いませんでした。 そして、最後には自分が本当に気に入った仕事を見つけることができたのです。
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