こんにちは。
いよいよ今年も終わり。12月に入りましたね。
1年はあっという間です。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
最近は、風邪を引いたり、体調を崩している方が
多いようです。
季節の変わり目でぐっと寒くなってきたので、
暖かくしてお過ごしくださいね。
11月の最後の木曜日の夜に、
トーショーによるコンパッションの読書会が開催されました。
夜8時から行われた会では、瞑想もありました。
その静かなスペースからコンパッションについて深めていくことができたことで、
1日の終わりを感謝と共に終えることができました。
そして、
この夜はとても平和な気持ちで眠りにつけました。
コンパッションとつながることは、
忘れかけていた本来の人間の良さが思い出されて、
スピーディに過ぎていく生活の質そのものが
変わっていくことを実感しました。
ファシリテーターのトーショーから、
読書会についての報告が届きました。
「どんな会だったのかな?」
と思われた方は、ぜひお読みくださいね。
OAU
えつこ
11月28日、第一回目の読書会を開催しました。
夜8時の開始と少し遅い時間帯にもかかわらず、参加者の皆さんの熱意が感じられる充実した会となりました。
何よりも、その真摯な姿勢が心に残りましたその真摯な姿勢があったからこそ、一人一人が読書会で得るものがあったと思いますが、
主催側の私としては、その姿勢を生み出してくれているコンパッションという本質がどれほど大切なものかということ、
またそれが一人一人にそれぞれ違った側面で本当に意味のある働きをしてくれていることに驚きと畏敬の念を感じずにはいられませんでした。そして座を取りまとめる役目である私にとって、多くの学びの時間でもありました。
今回取り上げたのは「コンパッション」のパート2で、その中の最初の3章を扱いました。
パート2は「コンパッション育成トレーニング」について詳細が述べられていて、トレーニングで行う瞑想やエクササイズも入っているので、瞑想を私がリードすることから入りました。
このおかげで、マインドフルな雰囲気の中で深い対話ができたように感じます。その上で3つの章をひとつずつ私がまとめ、その後、参加者の皆さんが疑問や感想を共有する形で進行しました。お申し込みをされて欠席された方は、ビデオをご覧になると思いますが、ここでも各章の内容を超簡単にまとめます。
第4章:朝一番にその日一日のために行う「意図の設定」と、その成果を一日の終わりに生きとし生けるものに捧げる「献上」について。
第5章:コンパッションの基礎になる「今ここにいる」はたらきと「無私の」はたらきを生み出すマインドフルネス。
第6章:コンパッションの第一歩「愛する(大切な)相手」に対するコンパッション。コンパッションの自然なエネルギーを感じる。参加者の皆さんは、それぞれの体験からコンパッションの価値を感じており、学びを深めたいという思いで集まってくださいました。
私自身、皆さんの体験談から多くのことを学びました。皆さんのお話はすべて印象的でしたが、一人の方は、コンパッションの中で使われている自分に向けた祈りの言葉が、苦しいときに自分を救ってくれたという経験を話されました。
また別の方は、コンパッションについて語った南アフリカのデズモンド・ツツ大主教の言葉「我々のほとんどは、自らの弱さや傷つきやすさを通じて共感と慈しみの心を学び、みずからの魂を発見する」と言う言葉について、「これはハート瞑想と同じですね!」と言われました。
これを聞いたときには、ハート瞑想の意味を新しい光で照らしだしていただいた思いでした。1時間半という短い時間でしたが、皆さんの発言がこの会をユニークで意義深いものにしてくれました。
発言が苦手な方も、ただ耳を傾けるだけでも価値のある時間になると思います。この読書会は12月と1月にも開催予定です。
新規の方も大歓迎ですので、ぜひご参加ください。
次回お会いできるのを楽しみにしています。トーショー
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