サイキック能力を開発するためにできること

あっという間に、桜の季節になりましたね。

桜を見るたびに思い出す一休さんの道歌があります。

「年ごとに 咲くや吉野の 山桜 木を割りて見よ 花の在りかを」

これは歌として惹かれていたのですが、
これは歌の世界だけのことではなく、
実は本当のことだというのを知ったのは、

人間国宝の染織家、志村ふくみさんさんの「一色一生」
という本を読んだ時のことでした。



志村さんが桜の色を着物の中に咲かせたいと思って、
あの桜の色を出すことに苦心していたところ、
いろいろなことを試しました。

そしてついに、
ちょうど花を咲かせる前の桜の幹で染めたときに、
桜色に染まったというのです。

桜の幹から
あの桜のピンクの色が出せるってすごいですよね。

逆に、桜のピンク色の花弁で染めても
うす緑にしかならならなかったというのです。

桜の樹は、ちょうどその花を咲かす直前に、
その樹の中に桜の花の命を宿すのですね。

まさに、桜の花のありかは、
その桜の木の中に在ったのです。

一休さんの道歌には、
桜の花についての次のような歌もあります。

「桜木を 砕いて見れば 花もなし 花をば春の 空ぞ持ち来る」

桜の花という目に見える現象は、
春の「空」がもたらしたんだ
と見るのはさすが禅僧です。

でも、これは
実はすべてのことに言えるのだと思います。

この人間の身体だって、思考や感情だって、
空がもたらしたものです。

それらが見えるようになる前に、
エネルギーとして存在しているのです。

それが一般にチャクラとかオーラというふうに
言われているものです。

それらは見える人には見えるし、
感じることができる人には感じられるようになるものです。

そういう目に見えないものを感じる能力のことを
いわゆる「サイキック能力」と言っています。

誰にも、本来そのようなサイキックの能力はあるのですが、
左脳教育を重視する学校教育などによって
その能力が封印されてしまっているのが、
私たちの現状です。

サイキック能力を開発する第一歩は、
まずそのような社会や条件づけを通して
私たちに与えられてきた、
マインドを制限する信念構造に気づくことです。

そして、そのマインドの制限を超えて開く環境に
身を置くことです。

私にとっては、その環境を準備してくれたのが、
ユニティインスティチュート のリーラ、プラサード、アルヴィナでした。

私は一時期、ミステリースクールに所属していたことがありました。

それは最初はインドにあるOsho コミューンに開設されました。

Oshoが「ミステリースクール」をつくる、
と講話の中で何度か言及していたのですが、

あるときカヴィーシャをディレクターに指名して、
開設されたものです。

その後、1990年にOshoが肉体を離れ、
カヴィーシャがOshoコミューンを出た後、
そのミステリースクールのディレクターは
プラサードに引き継がれました。

1996年にカヴィーシャがセドナに移住した後、
リーラ、プラサードたちが後に続き、
セドナにOsho アカデミーが開設されました。

その後、Oshoコミューンにいた
ミステリースクールのメンバーの多くが
カヴィーシャや、リーラ、プラサードを慕って
セドナに移住することになりました。

そのセドナのOshoアカデミーには、
当時ミステリースクールに所属していた
オーラソーマのティーチャーが5、6人たむろしていました。

「たむろしていた」というのはちょっと変な表現ですが、

当時はまだ日本にはオーラソーマのティーチャーも存在していない時期で、
オーラソーマのコースも日本には存在していませんでした。

そういう時期に、
すでに5、6人もオーラソーマのティーチャーがいたのは驚きでした。

そういうティーチャーの人たちは、
別にオーラソーマを教えるでもなく、
ミステリースクールでの学びを深めるために、
そのセドナに集まっていてたのです。

1997年か98年ぐらいのことです。

それはどういうことを意味するかというと、
当時はまだオーラソーマの黎明期で、
まだオーラソーマコースなども十分に確立する以前のことでした。

そういうティーチャーの人たちは、
マイクからティーチャーコースに招待されて、
飛び級に近い形でティーチャーになった人たちでした。

その第1期のティーチャーの人たちの中に、
その後和尚アートユニティで
オーラソーマのコースを教えることになった、
ヌラやアンタール・コマラがいました。

私は当時のミステリースクールの人たちを
冗談で「魔女軍団」と呼んでいたのですが、
オーラやチャクラ、エネルギーリーディングなどを
普通に当たり前のように使いこなしていた人たちでした。

そういうサイキック能力の訓練を受けていた魔女軍団の人たちは、
オーラソーマを知ったとたんに、
それを使いこなしてしまえる人たちだったのです。

そういう人たちはオーラソーマを
あっという間にマスターしてティーチャーになっていたのです。

そこで、日本ではまだオーラソーマを学ぶことができない時代に、
オーラソーマティーチャーのいたセドナまで
オーラソーマのコースを学ぶツアーを組んで、
毎年セドナを訪れていたのです。

というわけで、
日本人が最初にオーラソーマのコースを学び始めたのは、
そのセドナでのコースが最初でした。

リーラ、プラサードはそのミステリースクールのボス的な存在で
(大ボスはカヴィーシャでしたが)
そこにいる「魔女軍団」の人たちに
サイキック能力なども教えていたのです。

実は、そのオーラソーマの存在を
初めて私に教えてくれたのはリーラで、

オーラソーマを日本に紹介するといいよ、
と勧めてくれたのもリーラでした。

彼らはすでにミステリースクールでオーラソーマを
実験的に使用していて、
その良さも知っていたのでした。

彼らがいいというのだから、
いいものに違いないと確信したので、
オーラソーマを日本に伝えることにした、
というのが私がオーラソーマを日本に紹介することになった
経緯でした。
(この経緯を話すと長くなるので、ここでは話しませんが)

それはともかく、

そのセドナで教えられていたミステリースクールの一部を
日本でも教えて欲しいと彼らにお願いして設立されたのが
「ユニティインスティチュート」(UI)なのです。

なので、UIでは、最初は「サトルボディヒーリング」を
メインに教えられていました。

今回引用する、
「サイキック能力とはなんですか?」という質問についての
リーラ、プラサード、アルヴィナのブログの回答は、
そのミステリースクールの考え方を表しています。

そのブログの中で彼らがアドバイスしているのは、

「自分のハートの直感的感覚をガイドにして、
あなたが信頼できる誠実だと感じられる人を見つけてください。」

ということです。

当時の私にとっては、それはリーラやプラサードのことでした。

もっと究極を言えば、
そのようにして私はマスターに出会ったのでした。

ものごと学ぶには、何を学ぶかという前に、
誰から学ぶのかがとても大切だと思います。

そういう、何かを学べる人に出会えるということは、
とても幸せなことです。

そういうことを学べる人に出会ったら、
その機会を逃さないことです。

そういう人は、いつまでもいてくれるとは限りません。

左脳教育しか受けてこなかった私は、
彼らと接することの中で、
それがどういうものかということを、頭での理解ではなく、
感覚として気づくことができました。

そういう機会がなければ、誰の中にもあるはずの、
その能力の存在に気づくことはなかったかもしれません。

「愛と信頼と誠実さの雰囲気のなかで、
あなたは自然にくつろぎ、
サイキック情報フィールドを感知することを可能にする受容性が
すでに自分に具わっていることを発見します。」

これがまさにリーラ、プラサード、アルヴィナたちが
サトルボディヒーリング」を教えるときに提供していたことです。

サイキック能力は教わることではなく、
「すでに自分に具わっていることを発見」することであり、
大切なのは、それに気づくことのできる環境なのです。




「このようにして、
あなたは自分の人生においてポジティブな変化を生み出し、
またまわりの人たちの人生にも貢献することができます。」

というのが、
ユニティインスティチュートのスクールで目指していることです。


「あなたの存在が、あなた自身と他の人たちにとっての喜びになります。」

この究極的な存在がOSHOの存在です。

OSHOというたったひとりの人の存在によって、
その存在に触れた周りの人たちにとっての喜びとなり、
セレブレーションとなる現象は、
初めて目の当たりしたときは驚きでした。

何よりもその人の存在に触れるだけで、喜びが湧き上がる、
そういう存在のあり方が可能なのだということを
教えてくれたのがOshoの存在だったのです。

そんな存在になることの学びの第一歩を提供するのが、
ミステリースクールであり、
ユニティインスティチュート です。

「存在とともにある」というのは
抽象的で、雲を掴むような話ですが、

でも、そういう人が実際に現存し、
そういう人の存在に触れたというのは、
人生において何事にも変えることのできない体験ですし、

それが可能だということを教えてくれたのは、
Oshoの存在です。

そんな存在に一歩でも近づきたい。

そんな思いが私にはあって、

みんなでそういう学びをしましょうよ、
っていうのが、UIの学びであり、
OAU が提供したいことです。

「アルヴィナ、プラサード、リーラは、
もしかしたらこういったことに興味を持つ人たちへ
新しい提案ができるかもしれないと考えています。」

その提案が、ユニティインスティチュート のスクールです。
https://unityinstitute.jp/

それでは、リーラ、プラサード、アルヴィナによる、
「サイキック能力とはなんですか?」をお楽しみください。
https://oshoartunity.com/blog/archives/13913