「サトルボディヒーリング」シリーズ 第五回

「サトルボディヒーリング」 ブログシリーズ  第五回 ユニティインスティチュートの今回のブログシリーズは、 ヒーリングスクール「サトルボディヒーリング」の案内として、「サトルボディヒーリング」の本からの紹介を連載しています。 (ユニティインスティチュートのニューズレターのご登録は https://unityinstitute.jp/mail/subscribe.cgi ) 今回は、 スピリチュアルハート 「受容」という質 というテーマでお送りします。 「ハート」というと英語では心臓という意味があります。肉体にとって最も欠かすことのできない器官です。 同様に、サトルボディにとっても欠かせない器官がハートです。同じハートでも、心臓とは区別するために「スピリチュアルハート」とも呼ばれています。 スピリチュアルハートは第四身体のサトルボディの神経中枢というべき存在です。 スピリチュアルハートにはさまざまな機能と役割がありますが、そのなかでも最も大切な機能の一つが「受容」ということです。 それでは、「サトルボディヒーリング」 スピリチュアルハート 「受容」という質  をお楽しみください。

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第二章より  スピリチュアルハート 「受容」 スピリチュアルハートは多くの資質、すなわち愛、慈悲、受容、英知などと結びついています。 もしハートについてもっともよく連想されるのはどの資質かと尋ねられたら、あなたはおそらく「愛」と言うでしょう。 それは正しいのですが、ご存知のように、愛という言葉には多くの経験が含まれていて、それらの多くはハートセンターやその機能とほとんど関係がありません。 この章では、あなたは受容(acceptance)という資質に焦点を合わせることになります。 というのもこの資質が、探求と変容のスピリットにとって必要不可欠な要素だからです。 受容は簡単なことのように思えます。 というのもそれは、すでに事実であることをただ認識して承認するだけのことですから。 にもかかわらず、それは驚くほどとらえがたい場合もあります。 受容がなぜそれほど重要なのかという理由を理解するのは簡単なことです。 もし、内なる探求の途上で、自分の人格の不愉快な側面――たとえば自分や周囲の人たちに隠してきた無価値感など――に出くわしたなら、あなたはその感じを否定して隠しつづけたいという誘惑に駆られるでしょう。 結局のところ、それがほとんどの人たちがしていることです。 というのも社会生活の中で私たちは、強くて有能で、自信に満ちているように見える人たちを尊重して、自分を疑って、ためらうような人たちを見下すものだということを、学んできているからです。 あるいは、あなたが探求している間に、ひとつ以上のサトルボディが病んだ状態にあることに気づくでしょう。 これらの病は、発端はエネルギー的であっても、罪の意識、羞恥心、恐怖心といったネガティブな感情として、あなたの人生に現れているかもしれません。 ここでもまたあなたは、反射的にその病や症状を隠そうとするでしょう。 この不愉快な事実に直面するのを避けようとする一般的な傾向は、自分が致命的な病に冒されているのではないかと怖れる人が、本当の容体がわかってしまうので医者に行くことを拒否して、病気を認めようとしない状態にとどまっているのに似ています。 もちろん、そんな態度をとっても病気がなくなるわけではありません。 実際には、本当に病気であれば、治療しなければ、病気は確実に悪化するでしょう。 この意味で、サトルボディの病と肉体の病には、まったく何の違いもありません。 それらは受容という雰囲気の中で、直面し検査する必要があるのです。 そうした病を不治の病として耐え忍んでいかなければならないということではありません。 まったく違います。 内なる探求者が問題を見分けて、その存在を認めるやいなや、その人はその病の癒しと変容への第一歩を、すでに踏み出しているのです。 肉体の病とサトルボディの病には重要な違いがひとつあります。 それは肉体には医学では治せない病がありますが、サトルボディの病はすべて癒すことができるということです。