自分をゆるす


【瞑想】 自分をゆるす。

自分が何か間違ったことをしたという考えを
手放します。

自分に対してハートを開きます。

【解説】
自分や他人に故意に不親切であったときや
自分が間違いを犯したと思うときに、
あなたが悲しみや後悔や罪の意識を感じるのは
自然なことです。

私たちはしばしば
恨みや後悔のかたちでその感情を持ち続ければ、
その間違いを二度と再び自分が犯さないための
戒めになるだろうと思い、
これらの不愉快な感情を手放さずに
持ち続けます。

しかし実際、
ほとんどの場合、
私たちは同じ間違いや
新しい間違いを犯し続けます。

それはエネルギーが恨みに閉じ込められて
もはや流れていないからです。
私たちの感情は固まり、
重くなります。

これが私たちの創造性や知性を滞らせて
間違いを防ぐどころか、
実際は間違いを減少させるより
かえって再び犯しやすくするのです。

自分をゆるしてみてください。
それはあなたが
「良い人」であろうとか
「立派」であろうしているからでも、
またあなたがゆるされるに値するからでもありません。

それらの感情を手放すことができるように
自分をゆるしてください。
そしてそうすることで
どんな感じがするかに気づいてください
そのつらい感情が和らぐのに気づいてください。

あなたのエネルギーは解放され
流れはじめます。

苦しみと罪の意識に閉じ込められていたエネルギーが
より大きな知性と可能性へと流れ込み
いわゆる「間違い」と呼ばれているものから
より創造的な解決策を見いだすようになります。

そのようになったところで、
あなたの「間違い」が起こった状況を
観察してみてください。
間違いを修正する方法があるかどうかを
よく考えます。

もしそれが見つかれば、
すばらしいです。

もし見つからなければ、
そのことからあなたは学び
将来、同じ間違いを犯すことを避ける方法を
熟考することができます。


【英文-English】
– Essential Living – Vol.10 Forgive Yourself

Meditation: Forgive yourself.
Let go of thinking you did something wrong.
Open your heart to yourself.

Comment:
It is natural that you feel sorrow, regret or guilt when you were intentionally unkind to yourself or another person or even if you think you made a mistake.

We often hold on to these uncomfortable feelings, thinking that if we hold the feeling in the form of a grudge or grievance, it will remind us to never make that mistake again.

But actually in most cases, we still go on and make either the same mistakes or new ones, because energy is trapped in the grudge and no longer flowing.

Our feeling becomes hard and heavy.
This inhibits our creativity and intelligence so that instead of preventing mistakes, we are actually more, not less, likely to make them again.

Try forgiving yourself, not because you are trying to be “good” or “nice”, and not only because you deserve to be forgiven.

Forgive yourself so that you can let go and simply notice how this feels.
Notice the hard feeling becomes softer; your energy is released and starts to flow. The energy that was trapped in grievance and guilt flows into greater intelligence and capability to find more creative solutions to what we call “mistakes”.

Now look at the situation where your “mistake” happened.
Consider if there are ways to correct the mistake, and if there are, that’s good.

If not, then perhaps you can learn from it and consider how to avoid the same mistake in the future.

Essential Living ―本質を生きる(エッセンシャル・リビング)―
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2010年8月13日