私たちは学校教育などでは、理性や考えること(マインド)ばかりが重視され、感じることや感受性(ハート)を開いて生きることを忘れがちです。
さらに過去に傷つけられた経験があり、心を閉ざしてしまっている人が多くいます。
心(ハート)を閉ざし、自己防衛が習慣になると、他者だけではなく、自分自身をも遠ざけることになります。
そうすると、他者とのつながりがなくなり、自分のこともわからなくなってしまいます。
その結果、自分の人生を生きることができなくなります。
それが現代の日本社会で、うつ病の患者などが増え、先進国の中でも自殺者が多くなっている原因にもなっていると考えられます。
私たちはハートを開くことで、他者や周りの世界に触れることができます。
感動する感受性を持ち、他者との絆を感じ、生きる意味や目的を見つけることができるようになります。
そこでコンパッションのトレーニングでは、心(ハート)を開くためのエクササイズ(スキル)を学びます。
他者を気づかう心(ハート)とつながるためのエクササイズ
1)愛する人への慈愛の心を育てるエクササイズ
2)慈悲のエクササイズ
ハート(心)を開く 開かれたハートを自分自身に向けることを学ぶ
(セルフコンパッション) 自分への思いやりのエクササイズ
など、さまざまなコンパッションを育成するガイド瞑想があります。
CCT(コンパッション育成トレーニング)では、スタンフォード大学での利他主義の研究に基づき、脳科学、神経科学、心理学などの知見をもとにそれらのエクササイズを実習していきます。
そのエクササイズを実習していく機会が
コンパッション実践会です(明日6月5日(水)開催です)。
https://compassioneducation.jp/schedule#practice
これに対して、ユニティインスティチュートやラハシャなどによって教えられている「ハート瞑想」では、そもそもハートは傷つかない、ハートが開いているとか閉じているとかということもない、ということを学びます。
傷つくのはエゴ(第3チャクラ)や感情(第2チャクラ)のエネルギーであって、ハート(第4チャクラ)そのものではないからです。
ハート瞑想では、直接第4チャクラのハートのエネルギーにアクセスすることで、傷ついたエゴや感情のエネルギーをヒーリングしていくことをしていきます。
そのために、ひたすら瞑想を深め、ハート瞑想を深めていくことをします。
わざわざコンパッション(慈悲や思いやり)を意識することはあまりありません。ハートにつながることができれば、それは自然に現れるものだからです。
なので、慈悲や思いやりを育成していくということは最初わからなかったのですが、やってみると、アプローチは違いますが、実は非常に良くできたプログラムであることがわかります。
OAU
えたに
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