ヴィジェイが語るチャクラシリーズ「第1チャクラ」
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今回ELCコンサルタントの辻本恒(VIJAY)さんが、独自のチャクラ論を語ってくださいました。 今回は「第1チャクラ」をお送りします。
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ヴィジェイが語るチャクラシリーズ「第1チャクラ」
今みたいに地震が頻発したり、火山が爆発したりするご時勢は、多くの人が不安になっている。 つまり足下がぐらぐらするのだが、そんな時は第一チャクラが緊張する。
しかしまた、生存について心配な出来事が実際にあっても、第一チャクラにスペースがあれば、その心配に巻き込まれることが少なくなる。
第一チャクラが萎縮してると、身体とのつながりがなくなる。 お腹が空いてることにも気づかずに、ボーと考え事をしたりする。 何もないところでつまづいたり、タンスの角に足をぶつけたりする。運動神経が鈍くなる。 つまり身体に意識がなくなるのだ。
というとそれはまるで子供のころからの僕ではないか。 しかしこれでは、あまりに精神が過剰でバランスが悪い。実際に長い僕の人生は、ほとんど精神のみで生きてきたようなものだ。
だから生きている意味とか意義とかをいつも探していた。
アウシュビッツ強制収容所を体験したフランクルの心理学の基本的な考え方は、「意味による癒し」である。 それは、人は自分の「なすべきこと」「満たすべき意味」を発見しそれに取り組んでいくことで、はじめて心が癒されていく、と考えていく心理学だ。
そしてこの「なすべきこと」「満たすべき意味」を発見するために、次のように、自問自答せよ、とフランクル心理学は説く。
意味 発見のための三つの問い
「わたしは、この人生で、今、何をすることを求められているのか?」
「わたしのことを、ほんとうに必要としている人は誰か?その人はどこにいるのか?」
「その誰かや何かのために、わたしにできることには、何があるのか?」
この三つの問いを絶えず念頭に置いて、毎日を生きること。 それが、自分の「なすべきこと」「満たすべき意味」を発見する手がかりになる、とフランクル心理学では考える。
フランクルを知らなかったが、子供のころから若いころの僕は(曲がりなりにもOSHOの身体を使うアクティブ瞑想に取り組むまでは)こういった質問を絶えず問うていたようにも思える。
ぐるぐる答えを探しながら、石につまづくのでもなく転んだり、考えて寝食を忘れてた。つまり身体にいなかった。
しかし、その時々の意味を発見して、その度に癒されてはきたとは思う。
強制収容所に暮らしていたわけでもない僕の場合は、なんでこんなに頭でっかちになったのかというと(しかし頭でっかちには頭でっかちなりの癒しの道があったのだ!)何の因果か意識の進化を誤解してきた長い過去生があったからだと推測できる。
意識に上昇していく時は、低いチャクラを超えていくべきだ、という間違った考え方がスピリチュアルの世界にはある。 スピリチュアルな解放への巡礼の旅路で、第1チャクラ(身体)は、超越される必要がある「低いバイブレーション」であり、しつこい性的衝動の源として、差別されてきた。 断食とか禁欲とかが推奨されてた歴史がある。
さて、アウシュビッツ強制収容所では、無理やり断食させられて、生存の危機にさらされ(第一チャクラを閉ざされ)感覚を抹殺され、感情も人間関係も失くされて(第二チャクラも閉ざされ)個の尊厳もチカラも奪われた(第三チャクラも封鎖された)、そんな人間になれば、人間は精神のみで生きざるを得ない。 だから、「精神性=生きる意味」があるかないかが、生きていく鍵になったのではないか?と僕は考える。
としたら逆に、こう考えることができないだろうか? 生存が満たされ、感覚や人間関係に喜びがあり、個人としての欲求を満たして生きれれば、人生にそんなに「哲学的な?精神的な?意味」を求めなくても、生きていくことが充実してくる。
つまり第一、第二、第三チャクラが健康なら、それだけでかなり幸福に生きていけるかもしれない。
それはもちろん不健康なときと比べるとかなり幸福になっただけで、実際はかなりではなく、それなりに幸福なだけだ。
だが、僕の場合、それなりに幸福には、たしかに身体を意識して、感覚を感じるようになることで、少しは近づいた。 しかめっつらをして人生の意味を探していた頃よりも、今、ここに充実するようにはなった。
そのためにダンスしたり、ボディワークをしたり、泣いたり笑ったり、食べたり飲んだりしながら、第一、第二、第三チャクラの健康を追求した数十年があり、それがまた僕の生きる意味になった。
結局のところハート瞑想に出会うまでは、そんなことをしていたようにも思える。 上に伸びていってたというより、下に降りていってた。 まずは凍っていたエネルギーを動かしたのだ。
ハート瞑想に出会うことで、ハートより下のチャクラのエネルギーが癒されていった。 そしてまた、そうやってエネルギーが整っていくことが、生きる意味にもなった。
おかげで本当のエンパワーメントは、虹の7つ、全てのチャクラが一列に並ぶ時起こることだと、だんだん理解してきた。
それでまたフランクフルの「意味による癒し」の心理学の話に戻るけれど、3.11の後、彼の本がちょっとしたブームになったことはおもしろいと思う。 まるで収容所に入ったみたいに、ひとびとは生存の危機を感じたのだろう。 生存の危機が精神の目覚めの契機になったのかもしれない。
にせものの条件付けられた表層的なアイデンティティーがぐらぐらして、もっと本質的な人生の意味を人びとが求めだしたのかもしれない。
人生から(存在から)求められていることを求める契機になったのかもしれない。 エゴのレベルでなく、もっと深いところから求めているものを実現したくて、セッションを受ける人が多くなってきた。
「(エゴの)望む人生を手に入れること」よりも「人生(存在)から望まれていることをしたい」と考える人が増えてきたように思える。
これはエッセンシャルライフ・コンサルティングを震災前からやっている僕の実感である。
そして、そういうひとにセッションを提供することが、僕の人生で、人生(存在)から求められていることであるという意味を感じて、僕は癒されている。
で、やっぱり夢中でセッションして、お腹が空いてることを忘れたりする(笑)
辻本ヴィジェイ ッセンシャルライフ・コンサルタント サトルボディヒーリング http://vijay.p2.weblife.me/index.html
ビジェイのエッセンシャルライフコンサルティング 望む人生を創造するエッセンシャルライフコンサルティング。セラピスト歴二十年以上のビジェイがスカイプ、電話セッションであなたをサポートします。 vijay.p2.weblife.me
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Vijayさん、ありがとうございました。m(_ _)m
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