名古屋地区初ハートイベント:クリスマス企画「ハートへの贈り物」のお知らせ

名古屋地区初のハートイベント:クリスマス企画「ハートへの贈り物」のお知らせ
(ユニティインスティチュートのニューズレターのご登録は https://unityinstitute.jp/mail/subscribe.cgi )
ユニティインスティチュートのスクールには3つの部門があります。 http://unityinstitute.jp/
その3つの部門すべての中核にあるのが「ハート瞑想」です。
今回はトーショー(市場義人)さんが名古屋地区初のハートイベントを紹介してくださいます。
       ………○…………○…………○………
名古屋地区初のハートイベント:クリスマス企画「ハートへの贈り物」のお知らせ
今年も残りわずかです。街ではもうクリスマスの飾り付けがほどこされ、私たちの心もなぜかウキウキしてきます。
西洋ではチャールズディケンズの「クリスマスキャロル」が教えてくれるように、クリスマスは愛と慈善の心で人に接する機会であると考えられているようです。 キリスト教の伝統が短い日本でも、多くの人が子供のころ、サンタクロースが贈り物を届けてくれるのを楽しみにしながら眠りについた思い出があるのではないでしょうか?
クリスマス休戦という歴史的事実が語り伝えられています。 1914年12月25日、第一次世界大戦がはじまってから最初のクリスマスでした。 西部戦線ではイギリス、フランス軍とドイツ軍が対峙し、激しい戦闘が行われていました。 クリスマスの日、ドイツ軍の塹壕に、世界的に有名なテノール歌手、ヴァルダー・キルヒホフが慰問に訪れます。
ドイツ軍の塹壕からキルヒホフの美しい歌声が、凄惨な戦場に響きわたり、100メートル離れたフランス軍の塹壕にまで届いたのでした。 その歌声に聞き覚えがあったフランス将校は、ドイツ軍の塹壕に向かって大きな拍手を送ります。 その拍手を聞いたキルヒホフは、ドイツ軍の塹壕から出て、笑顔でゆっくりと敵に向かって歩き出します。 そして両軍の中間地帯を横断し、拍手を送ってくれた敵の将校に深々と頭を下げました。すると対峙していた敵軍も自発的に停戦命令を出し、昨日まで敵同士戦っていた両軍が、中間地帯の真ん中で顔を合わせました。 互いに手を握り、死者を埋葬して、チョコレート菓子や酒、タバコなど配給品や贈り物の交換さえ行われたといいます。
この出来事は公式な記録ではなく、兵士達によってその家族に伝えられ、現在まで語り継がれています。
戦争とこのクリスマス休戦は、人間のあり方と可能性を教えてくれる象徴的な現象です。
ヨガの伝統によると、私たち人間には7つのチャクラ(エネルギーセンター)があり、下から3つのチャクラは、ふつう世俗的と呼ばれる生活を形作り、のどから上にある3つのチャクラは霊的あるいは宗教的と呼ばれるようなあり方を形作るという理解があります。 そして4番目に位置し、チャクラシステムの中心にあるハートチャクラがそのふたつのあり方の架け橋をしています。
下位(はたらきの意味ではなく、位置を表すためにこの言葉を使います)の3つのチャクラは、バラバラに働いているときには、本当の意味でのバランスを見つけられません。
たとえば第一チャクラは肉体的な生存と関係していますが、バランスが取れていないと必要以上に生命の危険を感じ、「闘争か逃走」の反応を引き起こしてしまうこともあります。 第二チャクラでは感情に圧倒されたり、うまく人と関係することが難しくなり、第三チャクラでは、支配するか、支配されるかといった反応が引き起こされることがあります。 これらのアンバランスの極端な例が戦争ですが、戦争はその大きな姿を外の世界で見せているだけでなく、一人一人の内側でも起こっていることなのです。私たちの中の一部が別の部分と葛藤を引き起こしているとき、それは小さな戦争といえるかもしれません。
下位の3つのチャクラが初めて調和とバランスを見つけだすのは、ハートの愛がそれぞれのチャクラに流れ込み、チャクラ(とチャクラ同士)に調和とバランスを生み出すときです。
映画「戦場のアリア」の題材ともなったクリスマス休戦は、人間の中のハートの可能性が姿を現したものだといえるでしょう。
しかし、ハートのはたらきを呼び出すのに、クリスマスという一年に一度の機会を待つ必要はありません。 ハートはいつでも人間の中に存在していて、呼び出されるのを待っているからです。
ハートのはたらきを使って心から望む人生を創りだす方法を解き明かしている『悟りのシンクロニシティ』から少し引用してみましょう。
「自分のハートを感じることは、この瞬間にもできます。ただ胸の真ん中に手を触れて休めるだけでよいのです。ハートはあなたを“今この瞬間”に連れてきてくれます。
今少しだけ本から目を離し、あなたの手を胸に宛ててみましょう。目を閉じてもいいでしょう。 そして、胸の上に休めている自分の手を感じてみましょう。まわりで聞こえる音に耳を傾けましょう。 呼吸のやさしいリズムと身体に感じている色々な感覚を感じてみます。
ハートを感じていると、意識できる領域が広くなり、この瞬間に感じているもの、聞こえているもの、見ているものすべてを含むようになるのがわかるでしょう」(P63~P64途中省略あり) 
ハートには愛に満ちた雰囲気があります。 ハートは私たちが内側で経験することを批判したり、拒絶したりしません。 ハートがあれば自分をそのままの姿で自然に愛せます。 そしてハートには静かな知恵があります。 ハートを通してものごとを見、聴き、感じると知覚が澄み渡り、内側の本質に触れることができるようになります。 自分に起こっていることを批判せず、愛情をもって理解します。 そしてその愛の中で下位のチャクラにヒーリングと調和が起こるのです。
バランスが取れた第一チャクラは、しっかりと大地に根をおろし、くつろいでいます。 第二チャクラは、豊かな感情と人との親密なつながりを楽しみ、第三チャクラでは、私たちひとりひとりがユニークな個性をもった個人であることが感じられ、競争や妬み、支配や被支配という関係の必要がなくなります。
この愛のはたらきは、簡単なことから可能になります。 胸の真ん中にあるハートセンターの上に手をやさしく休めるだけ。 目を閉じてやさしい手の感触を感じます。するとハートの世界が開いていきます。 温かさ、喜び、愛、感謝、許し、こういったハートの質が手の届くところにあることが分かります。
みなさんもこのハートの、愛のはたらきを実感したいと思いませんか?
それはいつでも経験できることですが、今年のクリスマスの直前に、名古屋でハートのイベントが行われます。 12月21日(日)と12月23日(天皇誕生日)で、タイトルは、「ハートへの贈り物」です。 詳しくは、http://www.banyantree8.com/blog/2014/11/122123with-1037437.html
イベントでは、ハート瞑想会でハート瞑想をともに行い、その後、サトルボディヒーリング (SBH) のミニワークショップ(21日)とエッセンシャルライフコンサルティング (ELC) のミニワークショップ(23日)を行います。 ハート瞑想会でハートにやさしく手を休めることからハートにつながり、SBHでは愛のヒーリングの力を経験し、ELCではハートのもつ、本質を見る知恵のはたらきを経験します。 その後両日とも、『悟りのシンクロニシティ』の翻訳者であるトーショー(市場義人)がオショーのビデオを同時通訳します。
クリスマス企画「ハートへの贈り物」は、本当は「ハートからの贈り物」です。
名古屋近くにお住みのみなさんは、自分のなかに存在するハートという、愛と調和への扉を開けにいらっしゃいませんか?
当日おいでになれない方も、ただハートに手を休める、ということから、ぜひ始めてみてください。
クリスマスでもそうでなくても、いつでもハートは待っています。
       ………○…………○…………○………
名古屋地区初のハートイベント、盛会になるといいですね。