「恩寵の法則」 19回 (イタリア編)

「恩寵の法則」 19回 (イタリア編) このシリーズはイタリアで開催された「恩寵の法則」のコースでの内容の一部を20回のシリーズでご紹介します。 恩寵の法則では、さらにもっと大きなものとのつながりの中で人生を生きることを学んでいくことになります。 今回はその第19回目をお送りします 人生を本質から生きるための知恵をお楽しみください。 ちなみに、日本での「恩寵の法則」は2012年3月9日(金)~12日(日)  東京で開催されます。 https://unityinstitute.jp/schedule/booking.cgi?code=120309-11Pr_EL3_f (はじめに) 私たちは本当には何を求めて生きているのでしょうか? 何か自分はこれを手に入れようと思って、あれだけ努力と時間を費やして、やっと手に入れたのに、でも実際にそれを手にしたときに、何かむなしく感じてしまって、また別の目的に向かって走り出し、忙しく毎日を過ごしていたりします。 でも、あなたは本当は何を求めて生きているのでしょうか? そのむかし、「捜し物は何ですか?」という井上陽水の歌が流行ったことがありました。 「休むことも許されず  笑うことも止められて  はいつくばって、はいつくばって  いったいなにをさがしているのか」 ふと立ち止まって自分に問いかけてみることも大切です。 「今、この瞬間、私にとって何が大切なのか?」と。 そうしたときに、しなくてもよい喧嘩をしなくてもすむかもしれません。 怒ることさえ必要でないことに気づくかもしれません。 そこに何か大切なものがあるから怒りを感じたり、喧嘩をしたりということがあるけれども、でも、そこで本当に大切にしているものに気づけば、その気づきが瞑想になります。 ただ自分自身のあるがままであればいいのです。 それでは「恩寵の法則」第19回をお楽しみください。

。。。。。。。。。。。。。。。。。

19回 「自分にとって何が大切なのか?」 そして次のステップは、自分にとって何が重要かに気づくことです。 「本質を生きる」のプログラムの中で私たちはとてもシンプルな鍵を教えました。 「この瞬間私にとって何が大切なのか?」と自分に尋ねることです。 それを知っていようがいまいが、私たちにとって人生で本当に大切なことは自分自身であることです。  もしあなたが、自分にとって大切なものの背後にあるエッセンスまで本当に降りていけば、私たちはただ自分自身であることを望みます。 私たちは自分であるためのスペースがほしいのです。 ですから人生で本当に大切なものは、私たちが本質と呼ぶものです。 本質は私たちのより深いところの、ちょうど中心あたりにあります。 自分の本質は誰も奪い取ることはできません。  殺されても、それによってあなたの本質が奪い取られることはありません。 なぜなら、あなたの本質は永遠だからです。 それらは私たちを永遠と結びつけます。