「ELC」シリーズ 第十八回:「ハートから聴く」:シンギングボウルの迫力

「エッセンシャルライフ・コンサルティング」シリーズ 第十八回: 「ハートから聴く」:シンギングボウルの迫力
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今回は、トーショー(市場義人)さんが神奈川県川崎市で行った「ハートから聴く」ミニワークショップをレポートしてくださいます。
では、トーショーさん、よろしくお願いします。

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チベットの僧から直接に購入したシンギングボウルをもって、参加者の一人が来てくれました。 先日行ったミニワークショップ:「ハートのスペースを探求する」- 第一回「ハートから聴く」でのことです。 シンギングボウルの音は圧倒的で、「ハートから聴く」瞑想がとても深いものになりました。
このミニワークショップは、今全国で行われているハート瞑想会の一環として、五感とハートを結び付ける経験を、参加されたみなさんとともに探求していくものです。 前回のブログでは、尾崎智子さんが「ハートから見る」瞑想会の経験をシェアーしてくださいました。
今回は、「ハートから聴く」をテーマに、神奈川県川崎市で行いました。 長く瞑想をしている人も、今まであまり経験していない人も、さまざまなバックグラウンドをもつ人たちが集まってくださいました。
最初は、ハートから人の話に耳を傾ける実験を行いました。
まず、ふつうにパートナーの話を聞きます。 パートナーは、自分についてどんなことでも相手に話します。 相手は初めて会った人である場合もあります。 どの程度気楽に、こころを開いて、自分のことを話すことができるでしょうか?
次にハートから耳を傾ける瞑想をいっしょに行います。
それから、再度、パートナーの話に耳を傾けます。 このとき、ハートから耳を傾けるようにしてみます。
その場合、話している人は、最初と比べて話しやすさに違いはあったでしょうか? また聞いている人は、どのように話が聞こえたか、ということに違いがあったでしょうか?
この瞑想が終わったあと、ひとりの若い男性は、「最初に話を聞いたときと、次に聞いたときに、たったの2分しか間が空いていなかったのに、相手の話の聞こえ方が全然違ったのに、驚きました!」と言いました。 最初に普段の通り、相手に共感しながら、自然に聞いていたそうです。 ところが、ハート瞑想をした後で聴いてみると、相手の言葉が体全体に自然に入ってきて、その違いに驚いたそうです。 (ちなみに、ハート瞑想は2分よりも長かったです!)
ある女性は、ハート瞑想をした後、言葉の波動が、話をしている相手のハートから、自分のハートに直接飛び込んできたのに驚いたとおっしゃっていました。 この方は、普段からそれほど瞑想をされているわけではないそうです。
ハート瞑想の体験はひとりひとり違っているので、話を聞いた私にも、とても新鮮なお話しでした。
二つ目の瞑想は、ハートから音楽を聴き、次に音楽を止めて沈黙に耳を傾ける、という手順で行いました。 そのためにシンギングボウルや、ベルの音を録音した宇宙的な響きのする曲を用意してきていました。
ところが、休憩のときにシンギングボウルを持ってきた方が、その演奏してくださったのです。 シンギングボウルは、7つの金属を溶け合わせて作っているそうで、ひとつひとつが独自の響きをもち、その日持ってこられたみっつは、地のボウル、天のボウル、それに宇宙のボウルと名付けられていました。
一旦、演奏が始まると、部屋の中は、どこからともなく聞えてくる響きで、満ちわたりました。 音の中にすっぽりと包みこまれ、和風の部屋でしたが、そこが宇宙空間になったような荘厳な音色に圧倒されました。
こうして生の演奏を聴いてしまうと、自分が用意した曲をかけるというわけにはいかなくなりました。 そこで、瞑想の中でも演奏してもらうようにお願いして、二つ目の瞑想が始まりました。
本当に素晴らしい響きでした。(純子さん、ありがとうございました)
瞑想としては、しばらく演奏をした後、沈黙のフェイズを置き、また演奏し、という手順を三回繰り返します。 沈黙のフェイズに入ると、音楽を聴いていたその感覚のまま、沈黙に耳を傾けます。 沈黙に耳を傾けるためには、チューニングする練習が必要なんだよ、というプラサードの言葉を紹介し、聴覚を意識的に使って、沈黙に《耳を傾ける》ということをしてもらいました。
沈黙に耳を傾けることで、私たちは、ハートの中心へと運ばれます。
その日の演奏では、最初と最後の沈黙のフェイズでは、静かにフェイドアウトしていき、沈黙に入りました。 しかし、二回目は、ボウルに手を触れることで、響きから突然沈黙へと入るようにしました。
この2回目の沈黙のときに、とても興味深い現象が起こりました。 今まで乗っていた音の乗り物が突然なくなると、崖から足を踏み外したかのように、沈黙の中に落ちて行ったのです。
これは私だけでなく、経験をシェアーしたパートナーも同じ経験をしていて、お互いに驚きあいました。
このように書いていると少し深刻な感じに聞こえるかもしれませんね。 でもミニワークショップは、とても和気あいあいとした雰囲気の中で行われ、ワークショップが終わった後、シンギングボウルを頭にかぶり、音を鳴らしてみるというやり方に、みんな飛びついて、一番大きな宇宙のボウルを頭にかぶり、ばちでたたいてみるという体験をしました。
これは実際にチベットのお坊さんが行っている瞑想だそうです。
そして、それは頭の中に宇宙の音が鳴り響く、といえるような体験でした。
以上がミニワークショップのご報告ですが、「ハートから人の話に耳を傾ける」ことについては、「悟りのシンクロニシティ」の78ページに紹介してあります。ぜひ試してみてください!



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トーショーさん、ありがとうございました。
エッセンシャルライフコンサルティング(ELC) コンサルタント養成コース 3期生募集 開催日時:平成26年8月1日(金)~3日(日)
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