【WS】知らないことは認識できない

知らないことは認識できない
1853年、神奈川県浦賀に黒船が来航した際、最初にそのことを認識できなかった多くの人々がいたという話はよく知られています。

この話を最初に聞いたとき、私は「そんなことがあるわけない」と思いました。だって、あれほど大きな船が見えないはずがないと思ったからです。

しかし、次のような話を聞いたことがあります。あるフランス人が飲み屋で、風鈴の音が涼やかに響いている部屋にいた時、そのフランス人はその風鈴があることに気づかなかったのです。
なぜならそのフランス人は風鈴というものを見たこともなく、知らなかったので、風鈴の存在も認識できなかったというのです。

これに似た話として引用されるのは次のような話です。
例えば、原始人や江戸時代の日本人が、目の前にスマートフォンがあったとしても、それが何であるかを認識することはできません。

四角い物体があることには気づくかもしれませんが、それが電話であり、コンピュータであり、さらに他の人とコミュニケーションを取るための道具だとは分からないでしょう。

なぜなら、彼らは「電話」という概念も「コンピュータ」の概念も知らないからです。彼らにとって、それは存在しないのと同じことです。

認知科学では、このような現象を「知らないものは認識できない」と説明します。つまり、物事を認識するためには、まずそのことを知っている必要があるということです。

繊細な感性の重要性
しかし、感性が豊かな人や天才は、前例がないものについても知覚することができるのです。

例えば、古代インドのヨーギたちは、瞑想を深め、感性を研ぎ澄ますことで、目に見えないエネルギーやチャクラを認識することができました。

一方、肉体や物理的なものしか見えない人々にとっては、エネルギーの身体やチャクラといったものは存在しません。彼らはそれらが存在しないと信じ込んでしまうのです。

しかし、科学的には、目に見えないエネルギーが存在し、それが物質を生み出すということが証明されています。

例えば、自分自身を理解することに関しても、目に見えるものだけを見ている人は、「自分は肉体だ」と思いがちです。しかし、内面に目を向けると、感情や思考、エゴ(自我)といったものに気づくことができるようになります。

心理学では、エゴ(自我)のレベルまで認識できることが一般的に知られていますが、それを超えるレベル、例えば微細なエネルギーや直感、シンクロニシティ、サイキックエネルギー、無我、存在(ビーイング)のようなより微細なエネルギーのレベルに関してはどうでしょうか?

こうしたエネルギーが存在すると言われても、ほとんどの人は信じられないのではないでしょうか?

感性の訓練と学び
このような微細なエネルギーを感じ取るには、特別な感性が必要です。もちろん、最初からその感性を持っている人は稀ですが、そうした感性を持つ人と共に過ごしたり、教えを受けたりすることで、徐々にそれらのエネルギーを理解し、感じることができるようになります。

まずはその存在を知り、その感性を育む訓練をすることが大切です。自分の感性を磨き、他者の感性を尊重することで、より深い理解と感覚を得ることができるようになります。

ラハシャと「コンシャスリビング」
「コンシャスリビング」をガイドし教えているラハシャは、そうしたすべてのエネルギーレベルを体験し、教えることができる人物です。ラハシャの教えを受けることで、虹色のように豊かな人生を生きるための手掛かりが得られることでしょう。

インドの神秘家Oshoは、「虹色の人生を生きなさい」と語りました。このような深い人生の知恵を学び、実践することで、あなたもまた、もっと豊かな人生を歩むことができるようになるでしょう。

https://oshoartunity.com/blog/post_lp/deepening_within_part1

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