昨日は二十四節気で「大寒」でした。
一年で一番寒い時期にあたるそうです。
立春(2月3日)に始まり、大寒で終わる、
二十四に分けた最後の時期です。
と思いきや、昨日、今日は外出すると
「あれ、なんか寒くないね」と驚き、
今年も「春がやってくるんだ」
という予感に心も温かくなりました。
昨日は友人に誘われて
久々に映画を観に行きました。
日頃洋画を観る方が多いのですが、
新年に入って、これで2本目の邦画鑑賞。
「サンセット・サンライズ」
まったく事前情報なく観たのですが、
心に触れるところがありました。
どんな映画もそうですが、
映画について何かを書こうとするたびに
自分の視点しか書けないことを
まずはお断りしておいて…
この映画は、東北の田舎に東京から移住してくる
サラリーマンの若者が主人公、
彼は村の女性に恋をします。
ストーリーの背景には、
コロナ感染拡大によるロックダウンや自粛、
3.11震災からの社会問題や人の心のありよう、
地方の過疎化、
家族のつながり、
いろんな要素が散りばめられた
ヒューマンコメディです。
どこか深刻になりがちなところが
人間が人間的であるがゆえの
あたたかさと切なさを感じる、
笑いがある良い作品だなと思いました。
宮藤官九郎が脚本に関わっているそうです。
映画の中で描かれている
いろんな「違い」
違いの間に生まれるギャップを
無理に埋めようとしない
「違い」を無理に解決しようとしない
「違い」からやってくる気持ちに
そのまま寄り添おうとする優しさ。
これは外側の世界で経験する
「違い」に対してだけではなく、
自分の中にある様々な異なった気持ちにも、
もたらせる優しさでもあると思います。
映画の中では、
東北の食材の豊かさ、美味しい料理の
場面が頻繁に出てきて、
美味しいものを「食べる」ことは
理屈を超えて、人のつながりを生む、
「食」は生きることの大切な部分である
ことが感じられます。
私がこの映画で惹かれたところは、
人が新しい幸せのあり方を模索する様子が
描かれていることです。
主人公の若者は「釣り好き」
自分の好きなことに従うことが
彼を地方に移住することに導き、
新しい経験の扉が開かれ、
人との出会いがそこから生まれる。
そこで出会う壁、
周りの人の気持ちを配慮するほど
どうしたらいいのかわからなくなっていく。
「周りの(人、こと)なんてどうでもいいんだ〜」
と主人公が叫ぶシーンがあるのですが、
自分の中の気持ちに正直であることが
彼の心を解き放つだけでなく、
それが周りの人の心も解放する。
そして新しい扉がまた開いていく。
自分の心の声に耳を傾けることが
人と深くつながることだとは
私たちは教えられていないのです〜
そして自分の内側にあるものを生きることが
どれほど自分に力を与えてくれ
満たされた人生をつくるのかを。
ともすると、
主人公が恋をしてその村の女性と結婚して
ハッピーエンドになる
ありきたりのお話しで終わるところが、
これはネタバレになっちゃいますが、
彼は自分の中で何が大切なのか、
それにつながることで
世間の常識を超えて
自分にとって幸せな人生のあり方を
クリエイティブにつくっていく
私をワクワクさせた場面です。
まさに「自分の愛する人生を生きる」
心が温まるエンディングでした。
そんなわけで映画のストーリーを
少し紹介しましたが、
「自分の愛する人生をつくる」
それは誰にでも可能です。
それを実現させるための
5つの鍵を受け取ることができます。
人生を同じことの繰り返しで
生きるのではなく、
満たされた人生を生きることを
はじめる興味がある方は、
ぜひ以下のサイトで詳細を覗いてみてください。
https://oshoartunity.com/blog/post_lp/elc_coaching_2025_02
2月12日(水)から始まりますよ!
Lots of love
黒田コマラ
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