【WS】瞑想・気づきの先にあるもの─「プレゼンス」という、もうひとつの扉

瞑想や「気づき」という言葉は、
最近ではずいぶん耳にするようになりました。

呼吸に意識を向けること。
思考を観察すること。
今ここに戻ること。

こうした実践を通して、
「少し心が静かになった」「落ち着いた感覚を味わった」
という経験をお持ちの方も多いかもしれません。

けれど一方で、
「それが日常の中で、どう生きることにつながるのか?」
「結局、瞑想って何が起きているの?」
と感じている方も少なくないのではないでしょうか。

ラハシャの「コンシャスリヴィング(意識的な生き方)」では、
この問いに対して、とても大切な視点が示されます。

それが
瞑想・気づき・プレゼンスは“三位一体”である
という理解です。

「プレゼンス」とは何でしょう?

ラハシャは、プレゼンスを次のように語っています。

私たちが完全に今ここに、
 すべての感覚とともにいるとき
 私たちはプレゼンスにあると言えるでしょう

 プレゼンスは、ある種のエネルギーフィールドを創造します


 それはとても満足感があり、とても充足感があり
 そこには喜びや満足の、繊細な感覚が含まれています
 多くの場合、愛の感覚も含まれています


少し抽象的に聞こえるかもしれませんが、
実はこの「プレゼンス」は、とても身近な体験でもあります。

たとえば――

誰かと一緒にいて、
言葉を交わさなくても安心できた瞬間。

評価もアドバイスもなく、
ただ「一緒にいる」ことが心地よかった時間。


そのとき、私たちは
完全に「今ここ」にいた のです。

なぜ私たちは、こんなに生きづらいのでしょうか?

私たちはふだん、
ほとんど無意識に「マインドの声」に従って生きています。

マインドは悪者ではありません。
考え、計画し、創造するための、非常に優れた道具です。

ただ問題が起こるのは、
マインドが“主人の座”に居座ってしまったとき です。

・なぜ悩みが尽きないのか
・なぜやりたいことが続かないのか
・なぜ眠れないのか
・なぜ気分が沈みやすいのか
・なぜやめたいことをやめられないのか

その根本には、
「今ここ」から離れ、
思考に引きずられ続けている状態があります。

この状態では、
どれだけ気づきを学んでも、
人生の“軸”はなかなか変わりません。

ここで「プレゼンス」が鍵になります

コンシャスリヴィングでは、
瞑想 →気づき→プレゼンス
の瞑想の三つの側面を、それぞれ丁寧に学んでいきます。

なぜなら、
プレゼンスとは「気づきが生き方として定着した状態」
だとも言えるからです。

・考えを観ているだけで終わらない
・静かな時間だけで完結しない
・日常の人間関係や仕事の中でも失われない


そんな“生きた瞑想状態”が、プレゼンスです。

だからラハシャは、
あえてこれらを一緒くたにせず、
分けて、ゆっくり学ぶ ことを大切にしています。

ゆっくりで、大丈夫です

この学びは、
理解するためのものというより、
思い出していくためのもの です。

すぐに分からなくても構いません。
抽象的に感じても、それは自然なことです。

大切なのは、
「早く先に進むこと」ではなく、
自分のペースで、今ここに戻ること。
瞑想が身について、プレゼンスの状態になっていきます。

あなたの内側では、
もうすでに静かな変化が始まっています。

もし
「瞑想を、ただの方法ではなく、生き方として知りたい」
と感じるところがあれば、
それはプレゼンスへの扉が、
そっと開き始めているサインかもしれません。

それでは、今日も素敵な一日を。

えたに