Osho はこう言います。
「真の教育は、ハートの道も教えることだ。
また、超越的なものも教える必要がある。
マインドは科学のため、ハートは芸術、詩、音楽のため、
そして超越的なものは宗教のためだ。
教育がこの三つ全てに役立たないかぎり、
真実ではない。どんな教育制度も、これをまだ実現していない。
Osho
コンシャスリヴィングは、まさにこの「三つのレベル」を、日常に根ざした仕方で取り戻すプログラムです。
1)マインド(第1〜第3チャクラ)のレベルは、現実を生き抜く土台と力です。
学校教育の多くはここを扱います。
考える、分析する、計画する、判断する、比較する——現実処理力は生きるうえで不可欠な機能です。
コンシャスリヴィングでは、レッド(身体・物質)、オレンジ(感情・関係性)、
イエロー(意思・行動)の層は、睡眠、食、お金、仕事、人間関係といった「暮らしの土台」を安定させるためのエネルギーを見ていきます。
これらの土台が整うほど、決めたことを実行でき、毎日の選択が軽く、明晰になります。
ここで育つものは、身体感覚の回復、自己管理、境界線、行動力の基礎、現実対応力です。
2) ハート(第4〜第5チャクラ)のレベルは、感受性と表現、つながりの知性などの領域です。
Osho が「芸術・詩・音楽」にたとえた領域です。
感じる力、受容、共感、そして本音の表現。
グリーン(ハート)は「いまここ」にくつろぐ受容の中心です。
ブルー(喉)は、真実を声にし、世界と関わる創造性の入り口です。
ハートが開くと、自己否定や過剰な頑張りがゆるみ、関係は「正しさ」より「誠実さ」へとシフトします。
表現が開くと、仕事も対人も「無理なく伝わる」方向に自然と整っていきます。
ここで育つもの、自己受容、共感的コミュニケーション、創造性、レジリエンス(立ち直る力)などです。
3) 超越(第6〜第7チャクラ)は、直観とプレゼンス、全体性の世界です。
「超越」と聞くと非日常に感じますが、実はとても実用的でもあります。
ロイヤルブルー(第三の目)は、物語や自己イメージを超えて「ただ見る」力。
バイオレット(クラウン)は、分離感を超えた全体性、静けさのせかいです。
ここが育つほど、迷いは減り、タイミングと出会いが噛み合い、進む道が自然に明らかになります。
ここで育つもの、洞察力、直観的判断、無選択の気づき(チョイスレス・アウェアネス)、存在の平安。
では、どのように三つを同時に育てるのでしょう?
鍵は瞑想と気づきとプレゼンスという「学びの原理」です。
瞑想とは、思考のざわめきから離れ、戻る場所をつくること。
気づきとは、体、感情、思考にやさしく光を当てる。
プレゼンスは、「今ここ」に落ち着き、開いている在り方。
この姿勢で「意識の地図(7層)」を使うと、今のつまずきがどの層にあり、どこから整えれば最短で回復・前進できるかが具体化に見えてくるようになります。
だから精神論で終わらず、暮らしが実際に変わるようになっていきます。
ハートから超越へ——今回の学びが特別な理由
今回の一連のクラス(グリーン、ブルー、ロイヤルブルー)は、Osho の言う「真の教育」の中核です。
グリーンの無条件の受容では、自分にも他者にも「Yes」が言える土壌をつくります。
ブルーの喉の解放では、怖れや遠慮を越え、誠実に伝えます。
創造性が循環し始める。
ロイヤルブルーで、第三の目で観ることで、物語から離れ、直観に導かれて生きるようになります。
ハートが開くと、自己防衛がゆるみ、喉が開くようになります。
喉が開くと、見えない「案内(直観)」が届きやすくなります。
三つは階段ではなく循環です。
連続して学ぶほど、心身、関係、仕事の全体に波及し、自信が育つようになってきます。
コンシャスリヴィングは、マインド、ハート、超越という三つのレベルを統合し、あなた本来の飛び方を思い出す機会です。
内なる深まり、中心への回帰─パート4 イエローの層:「戦略や防衛」から「喜び」「叡智」への変容
OAU
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