【WS】一期一会の時間

ラハシャから電話がありました。先日送った私のメッセージへのコメントと、明後日開催されるコンシャスリヴィングのサポートクラスの時間確認でした。彼が暮らすオーストラリアは季節によって時差が変わるため、開始時刻の最終確認でもあります。

事前に電話をもらうのは実は珍しく、普段はメールのみ。当日までは「ちゃんと時間どおりに現れてくれるだろうか?」と毎回少しドキドキします。それでも彼はドイツ人らしく時間に正確で、約束も守る人です(海外移動中などは直前まで連絡が取れずヒヤヒヤすることもしばしばですが)。

一度だけ、セミナー初日に現れなかったことがありました。家の前の木が倒れて道路を塞ぎ、その対応に夢中になってセミナーのことをすっかり忘れてしまっていたそうです。

そんなこともあるので、実際に始まるまでは気が抜けません。

思えば、つながり方はずいぶん進化しました。30年前、セドナのOSHOアカデミーのクラスには、ビジネス用の国際会議システムで夜中の1~2時に参加していました。当時は国際電話代もかかりました。いまは世界中に電話するのもほぼ無料、Zoomで日本時間に合わせて集うことができます。

遠く離れていても、同じハートに同時に触れられる――時代は変わりました。

一本の電話が、私に原点を思い出させてくれました。どうして私は、ハートのクラスを続けているのだろうか――と振り返る機会になったのです。

学びは「知識の収集」から始まり、やがて「誰と、どんな在り方で共にいるか」へと深まっていきます。
セミナーで「なぜこのコースに参加しましたか?」と問われ、「あなたに会いたかったから」と答える方がいますが、この言葉は決して社交辞令ではありません。

私自身、なぜ毎年インドまでOshoに会いに行ったのかを思い返すと、まさに「Oshoに会いたかったから」でした。


最先端のトレーニングやワークショップで学べる喜びもありましたが、結局は「その人の存在」に触れたかったのです。

いまはOshoの肉体に直接会うことはできませんが、そのエッセンスを受け取り、日常で生きられる形にして分かち合ってくれる人のひとりがラハシャです。

彼は長年の探究を「コンシャスリヴィング」として結晶させ、私たちが現実の暮らしの中で息づかせられるよう、2か月に一度「コンシャスリヴィング・サポートクラス」を提供してくれています。
「サポートクラス」とはいえ、一般の方もご参加いただけます。

こうした場は一期一会。当たり前のようで、当たり前ではない出会いです。画面越しでも、ハートからハートへの伝達があります。

そんなラハシャとの時間を、一緒に体験されたい方は、ぜひいらしてください。

内なる深まり、中心への回帰─パート4 イエローの層:「戦略や防衛」から「喜び」「叡智」への変容

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