現在開催中の奈良国立博物館の「超国宝」展を
体験してきました。
京都、大阪でも「国宝」展を同時期に開催していて、
関西は「国宝」で大きく賑わっているようです。
国宝に「超」がつくってすごいなあと
思っていたのですが、
「Oh! KOKUHO」と英語表記があって
このセンスにはニッコリ。
すごいものを見るとき
「お〜!」と感嘆(?)の声を
漏らすことありますよね。
さすが国宝と呼ばれるだけの質の高さは
言うまでもありません。
すべての展示がそのレベルなので
それは圧巻です。
何はともあれ、
質の高いものを体験すると
意識が外だけに向いて
エネルギーを消耗せず
疲れにくい経験ってありますか?
会場内はすごい数の人がいても
例えば菩薩像を見ていると
自分の内側で
エネルギーが満たされていく。
違う次元の意識の中に
同時に存在しているような感覚。
外にある対象を観ながら
内側で感じる感覚を感じ
受容していると
なんとも言えず内と外の
一体感に包まれます。
そんな瞬間
「ありがたい」と感謝を感じるのかもしれません。
私たちは自分の深みにある本質と、
それを感じさせてくれるものに手を合わせています。
そこには分離がないからです。
会場の最後にある真っ白な部屋で迎えてくださる
「菩薩半跏像」は格別で、
そのやさしい微笑みは、「世界の三つの微笑像」
のひとつと言われるそうで、スフィンクス、
モナリザと並ぶのだそうです。
深刻に見える存在ではなく
慈愛とくつろぎ、気づきがひとつにある
静かな像を前に、「お〜」と心でつぶやかずには
おれませんでした。
思考や感情など人格の側面を超えた
自分の深みにある領域に気づきをもたらす経験は、
何かを外から得て学ぶというより、
すでに自分であるものに目覚めていく体験です。
それはとっても本物です。
6月14日(土)に2時間のイベントを開催します。
心の声に耳を傾けることで、本質につながる
「本物の体験」にご参加くださいね。
https://oshoartunity.com/blog/post_lp/listen_to_your_heart
Love
Komala Kuroda
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