【WS】最高の豊かさ

「最高の豊かさ」と聞いたとき、
あなたはどういう豊かさを思い浮かべましたか?

お金持ちになること?
素敵な家や衣服、ジュエリーや車など、物質的に満たされる豊かさ?
それとも、友人や家族とのあたたかい人間関係の豊かさでしょうか?

あるいは、「心の豊かさ」を思い浮かべる方もおられるでしょう。
愛や慈悲、芸術や文学、哲学といったものに触れながら、豊かな心を育むこと。

——人それぞれ、価値観によって「豊かさ」は違ってくるかもしれません。

けれど、Oshoはこのように語っています。

「私が瞑想を最高の豊かさだと言うのは、
 人が瞑想によって、自分自身の無尽蔵の宝に気づくからだ。
 瞑想は、人を神の王国の主人にする。
 そして、その王国への唯一の鍵は、
 瞑想によって、沈黙によって、観照することによって、

 覚醒によってもたらされる。」
         —Osho


私ももしOshoに出会わなければ、「瞑想」や「沈黙」、「観照」や「覚醒」が「最高の豊かさ」とは思えなかったでしょう。
瞑想=無や沈黙は、むしろ何にもないもので、それが豊かさになりうるとは、夢にも思わなかったことでしょう。

けれど、Oshoの存在に出会い、実際にその豊かさを体現している人を目にした時、これまでの全てが変わりました。

その Oshoのエネルギーを肌で感じたとき、空っぽでありながら、そこに満ちているものを感じることができました。

物質的な豊かさは、人生の中で移ろいやすいものです。
でも、Oshoが語るような内なる豊かさは、私たちの本質そのものであり、永遠に失われることのない「最高の豊かさ」だと感じます。

「ワイズウーマン(Wise Woman)」と呼ばれる存在は、まさにその豊かさを生きている人のことです。

もともとワイズウーマンとは、ユング心理学や神話、スピリチュアルな伝統において、深い直感と知恵を持つ女性の元型(アーキタイプ)として描かれます。

人生の経験から得た洞察をもとに、人を癒し、導いてくれる存在です。

例えば、マザー・テレサ、カヴィーシャ、オーラソーマの創始者ヴィッキー・ウォールのような存在。日本では瀬戸内寂聴さんや、女優の樹木希林さんもその一人かもしれません。

映画『マトリックス』に登場する「オラクル」も、ワイズウーマンの象徴的存在としてよく挙げられます。

人はそれぞれ、自分の本質と出会うタイミングも方法も異なります。
それは、瞑想や沈黙に触れた時に限らず、自然の中で、ふとくつろいだ時に、あるいは深く心の深くが揺り動かされた時に、その本質を感じることもあるでしょう。

そういう自らの本質に触れたときに「最高の豊かさがある」という感覚を感じることことでしょう。
そのような感覚を「神」と呼んだり、「宇宙」「高次の存在」と表現する人もいます。
ウタ・コマラは、そのような体験を「クリエーション(創造そのもの)」あるいは「Inner Sage(内なる賢者)」と呼びますが、指し示している本質は同じです。

目には見えないかもしれませんが、その豊かさが自分の内側にすでに存在していることを知るだけでも、自分という存在に対する信頼や敬意を育む助けになるはずです。

ウタ・コマラは自らのその体験を分かち合うことで、自分の中にあるその最高の豊かさに気づいて欲しいと思って、このクラスの開催を決断してくれました。


https://oshoartunity.com/blog/post_lp/the_inner_sage

あるいはこの文章が、あなたがご自身の中にある「最高の豊かさ」に気づくきっかけとなれば幸いです。

OAU
えたに