こんばんは。
前回は第1チャクラ(レッド/身体・安全・現実力)を通して、土台を整えることの大切さに触れました。
今日は、第2チャクラ(オレンジ)――感情・親密さ・つながりについて。テーマは「感じる力」との付き合い方です。
第2チャクラがもたらす力
感じる力:うれしさ・怖さ・さみしさ……生の感覚をそのまま受け取る力。
つながる力:人に寄り添い、ほどよい距離を保ち、頼る/断るを選べる力。
生命の流動性:水のように滞りを解かし、創造性をもたらすエネルギー。
オレンジの層が整うと、関係は柔軟になり、自己受容が深まり、毎日の活力が戻ってきます。
逆に乱れていると、我慢・迎合・衝突・引きこもりといった「同じパターン」に絡め取られやすくなります。胃の重さや呼吸の浅さ、過食や無感覚が兆候として現れることもあります。
インナーチャイルドとは?
第2チャクラの中でも大切なテーマがインナーチャイルドです。
それは「子ども時代に表現されず、完了しなかった感情」の集まり。
幼い私たちは「愛されるため」に、涙を飲み込み、怒りを隠し、いい子を演じました。
その努力は生き延びる知恵でしたが、大人になった今も見えない鎖として私たちの反応を支配することがあります。
インナーチャイルドに光を当てる基本は、やさしく気づき、受容し、母親が子どもをあやすようにそばに寄りそうこと。そうすることで、その見えない鎖を外していけます。
感情への誤解と「第三の道」
よくある誤解は、「感じたら壊れてしまう」という思い込み。
そのため、感じないように抑え込むか、逆に爆発して人にぶつけるか――二択しかないと信じてしまいがちです。
しかし第三の道があります。
それは、感情を安全に感じきること。その感情とともに在り、身体感覚に寄り添い、評価や物語を足さず、波が静まるのを待つことです。すると、ネガティブな感情は自然に解け、ポジティブな感情は人生に豊かさと彩りをもたらし始めます。これには第2チャクラ(オレンジ)の成熟が鍵になります。
コンシャスリヴィングでの対応
コンシャスリヴィングは、
瞑想(今ここに戻る)、
気づき(やさしい光を当てる)、
プレゼンス(落ち着いた在り方)
を土台に、ラハシャの「意識の地図」で全体を見渡します。
第2チャクラに気づきが灯ると、
レッド(第1)の安全感がさらに深まり、
イエロー(第3)の過剰な防衛がほどけ、
グリーン(第4)のハートの受容が自然に開いていきます。
点ではなく全体の流れとバランスを見ながら応答していくことで、遠回りをせず、安心して感情と付き合いながら前へ進めます。
内なる深まり、中心への回帰─パート4 イエローの層:「戦略や防衛」から「喜び」「叡智」への変容
OAU
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