瞑想ツールでは、健康状態にかかわらず、自分が瞑想を学んだり、練習するため、あるいは他の人をサポートするために必要な、あらゆる情報を楽に見つける方法を紹介しています。

これから瞑想を始める人

これまで一度も瞑想したことがない、あるいは始めたばかりの方は、瞑想とは何か(あるいは、何でないか!)の記事も合わせてお読みください(リンクは以下です)。瞑想をどう始めたらいいか、どんな恩恵があるかについて、私たちの提案にも目を通してみてください。

瞑想とは何か?

瞑想とは意識の状態です。瞑想の中では、私たちはその瞬間に対して開いて気づいています。くつろいだ楽なやり方でただ存在しています。それは私たちに本来備わっている体験です。実際、それは体験以上の ...続きを読む

マインドの性質

マインドは眠っているとき以外、めったに私たちを休ませてくれません。たしかに、マインドが大いに役に立つのは間違いありません。けれども、マインドがあなたを乗っ取るときに問題が生じます ...続きを読む

思考とマインドフルネスと意識

考えること、感じることはマインドの活動です。「マインドの役割」で言及したように、十分に機能するマインドをもつことは素晴らしい資源となります。問題は、私たちが自分の思考や感情を自分だと思い込み ...続きを読む

瞑想法の選び方と実践のアドバイス

私たちは、本当は「瞑想法」を意味しているのに、「瞑想」という言葉を使うことがあります。たとえば、「私は瞑想するぞ」と言うかもしれません。「瞑想する」ことは不可能です。なぜなら ...続きを読む

瞑想を実践するにあたっての重要なポイント

あなたが実践するものとしてとても受動的な瞑想──呼吸を見守る、呼吸の合間を観察するといった瞑想──を選んだ場合、身体が落ちつかず、普段よりも ...続きを読む

瞑想の恩恵

科学的研究に裏づけられて、瞑想実践がリラックスの効果的方法であることは確証されています。定期的瞑想は、(血液中の乳酸塩レベルを低下させることによって)不安発作を軽減することが示されています ...続きを読む

瞑想についてのOshoの言葉

Oshoが語る、瞑想についての言葉。
理解の幅広さと深さをかいま見ることができます。
彼の本についてのレビューと、瞑想について語るOshoのビデオもごらんいただけます。

Oshoの言葉


Oshoは瞑想について、とても多くのことを語っています。
あるいは、瞑想のことしか話してないとも言えるかもしれません!

Oshoが語る瞑想とは、ある状態、自然な状態、すでに私たちの中にある状態です。創りあげるものではなく、回復すべき、取り戻すべき状態なのです。

瞑想は、マインドフルネスとして、あるいは禅の伝統では無心としても知られています。瞑想には、多種多様な技法があり、活動的な技法もあれば、受け身の技法もあります。静けさという客を受け入れる用意を整えるための、たくさんの方法があるのです。

愛、セクシュアリティ、創造性、音楽、知性、直感、セレブレーションと瞑想。芸術や科学やコツとしての瞑想。生きる中での、死にゆく中での瞑想などなど。

以下は、Oshoの洞察のほんの一部です…

「瞑想とは冒険だ。人間のマインドが企てうる、最大の冒険だ。瞑想とは、ただ在ることー行為もなく、思考もなく、感情もなしに。あなたはただ在る、それはまったき喜びだ」
(Osho:『オレンジ・ブック』)


「瞑想の第一歩は、あなたの身体から始まる。だから、覚えておきなさい、人に植え付けられた自分の身体についての否定的な感情は何であれ、捨ててしまうことだ。身体は、物質界でも、精神世界でも、たんなる道具にすぎない」
(Osho: 『The Path of Meditation』)


「愛は、正しい道の上にあれば、あなたを瞑想的にする。瞑想は、正しい道の上にあれば、あなたを愛で満たす」
(Osho:『究極の旅』)


「たいていの場合、エネルギーはあなたから離れていく─この世の物に向かって、対象に向かってだ。エネルギーがあなたから離れていくために、あなたは虚しく感じるのだ。

エネルギーは離れて、戻ってくることはない。あなたはエネルギーを浪費しつづける。やがてあなたは消耗し、不満を感じる。何も戻ってこない。徐々にあなたは虚しく感じるようになる。毎日エネルギーはただ漏れ出ていって、それから死がやってくる。死とは、あなたが疲れ切り、使い尽くされたということにほかならない。

人生における最大の奇跡とは、このことを理解し、エネルギーをわが家へと向けることだ。それは、内面への回帰だ。あなたは世間から離れるわけではない。あなたは世間に住む ー何も後にする必要はないし、どこかに行く必要もない。

あなたは世間に住む、しかしまったく異なる方法でだ。今やあなたは世間に住んでも、自分自身に定まっている。あなたのエネルギーは、自分へと戻りつづける。

「あなたはもはや外には向かわず、内に向かっている。当然のことながら、あなたはエネルギーのプールに、貯水池になる。そしてエネルギーとは喜び、まったくの喜びなのだ。ただそこにエネルギーがあり、溢れている。そしてあなたは喜び、分かち合うことができ、愛を与えることができるのだ。

「どこに行こうと、何をしようと、いつでも内なる光のもとで、気づきをもってやりなさい。それが瞑想のすべてだ

─もっと注意深くなることだ。同じ人生を生きるがいい。ただあなたの注意を変えなさい ─ それをもっと強烈にすることだ。

同じ食べ物を食べ、同じ道を歩き、同じ家に住み、同じ女性や子供と一緒にいても、あなたの内側からまったく違った在り方であってごらん。油断せずにいなさい!

同じ道を歩くがいい、けれども気づきをもってた。あなたが気づけば、同じ道も、突如として同じではなくなる。というのも、あなたがもう同じではないからだ。あなたが気づいていれば、同じ食べ物も同じではない。というのも、あなたが同じではないからだ。同じ女性も同じでなくなる。あなたが同じではないからだ。あなたの内面が変れば、すべてが変わる。

「もし誰かが内側を変えれば、外側はすっかり変わる。私によれば、世間の定義とはこうだ ─あなたは、深い内なる闇に生きているに違いない。だからこそ世間が存在している。もしあなたの内なるランプに火が灯れば、突如として世界は消え、そこには神性なるものしかない。すべては、あなたの内なる気づき、あるいは気づきのなさにかかっている。それこそが、なされるべき唯一の変化、唯一の変容、唯一の革命なのだ」
(Osho: 『The Dhammapada: The Way of the Buddha』)


「瞑想は、行為に反するものではない。瞑想はただ、あなたに新しい生き方を教えるーあなたは、台風の目になる」
(Osho: 『From Misery to Enlightenment』)


「瞑想とは、独りあることの至福のことだ」
(Osho:『The Book』)


「瞑想とはただ、油断なく見守ることでなくてはならない。そうなれば、1日24時間可能になる。眠りに入るときでさえ、油断なく見守りなさい。今、眠りに乗っ取られる最後の瞬間まで、あなたは見守っている ─暗闇が広がり、身体がくつろぎ、突如として、あなたが目覚めた状態から眠りへと移るポイントが来る ─その瞬間まで、見張っていなさい。

朝、最初にするのは、眠りが終わったと気づいたら、すぐに見守るように。間もなくあなたは、眠っている間さえも、見守っていられるようになるだろう。

「油断なく見守ることは、あなたの内で昼夜問わず燃えつづけるランプになるだろう。

「これだけが、真の瞑想だ。他のものは、瞑想という名のもとであなたが何を教わってきたにせよ、すべてたんなるオモチャにすぎない。あなたはそれで、スピリチュアルなことをしていると自分をだましているのだ。この瞑想によって、あなたは避けられないものと出会う。幻はすべて消える。

「だが、存在のすべてが幻というわけではない。幻ではないものは、避けられない。その避けられないものをあなたはどうするかね? あなたは、そんなことを考えたこともないかもしれない。

「この、まさに避けられないものこそ瞑想なのだ。

「あなたがその避けられないものを見守りつづければ、見守る間に消えるものは幻だとはっきり理解できるようになる。そしてより明瞭になるもの、一点の曇りなく明白になるもの、以前はあなたの幻想的な夢や欲望という雲の陰に隠れていたものが、今や絶対的に明確に立ち上がる」
(Osho:『The Great Zen Master Ta Hui』)


「瞑想は、あなたに感受性を、世界に属しているという、大いなる感覚をもたらす。この感受性は、あなたにとって新しい友情を ー木々との、小鳥たちとの、動物たちとの、山との、川との、海との、星々との友情を生み出すだろう。愛が育つにつれ、友情が育つにつれ、人生はさらに豊かになる」
(Osho: 『Beyond Enlightenment』)


「真に瞑想的な人には、遊び心がある。彼にとって、人生とは楽しみだ。人生はリーラ、遊びなのだ。彼は、それを途方もなく楽しむ」
(Osho:『Ancient Music in the Pines』)


「私はあなたに、あなたが市場にいてもなお、瞑想的でいられるようになってほしいと思っている。私はあなたに、人々と関わってもらいたい。あなたに人々を愛し、無数の人間関係の中で動いてもらいたい。というのも、それはあなたを豊かにするからだ。しかもなお、あなたに自分の扉を閉め、時にはすべての関係から休暇が取れるようであってもらいたい…あなた自身の存在とも関われるように。

「他人と関わるがいい。しかし自分とも関わるように。他人を愛するがいい。しかしあなた自身も愛するように。外に出てごらん! ─世界は美しく、冒険に満ちている。それは挑戦であり、あなたを豊かにする。

 その機会を逃さないように! いつでも世界があなたの扉を叩き、あなたを呼んだら、外に出ることだ! 恐れなしに外に出なさい ─失うものなど何もなく、得るものしかない。しかし、迷子にならないように。

 やりつづけて、迷ってしまってはいけない。ときには家に帰りなさい。ときには世界を忘れることだ ──それこそ瞑想の時なのだ。

「毎日、バランスを取りたくなったら、あなたは内と外のバランスをとるべきだ。あなたの内側が偏らないように、内と外が同じ重さを担っているべきなのだ。

「これこそが禅師の「川の中を歩け。ただし水に足を触れられないように」という言葉の意味することだ。世間の中にいるがいい。だが、世間の一部にならないように。世間の中にいるがいい。だが、世間が自分の中に入るのを許さないように。あなたが家に帰るときには、家に帰りなさい ーーまるで、全世界が消え失せたかのように」
(Osho: 『A Sudden Clash of Thunder』)


講話より


Oshoが語る、マインドフルネスとサマサティ


「『正しいマインドフルネス』について説明してください。目的でもなく実践すべきものでもないとしたら、それは何なのですか?」
という質問にOshoが答えています。  ...続きを読む


Oshoが語る、ある特定の状況での瞑想について、こちらからごらんいただけます。